普通のレザーブルゾン
大学3年以降で調達したレザーブルゾンは、基本はライディング用ブルゾン。殆どがパッド、プロテクター入り、ものによってはシャーリング付きだったりしている。普段着用というよりも、乗車姿勢で立体縫製されたようなブルゾンが多い。パッド、プロテクター無しだとしても、二輪業界の専門店がリリースしたようなブルゾンが多いので、やはり基本的なデザインは、単車乗車モノに準じたデザインである。
因みに、大学三年というと21歳の頃、30年前だ。あの頃のレザーブルゾンというと100%日本製で決して安くなかったし、選択の余地は極めて少ない。ライディング用に見合う防風性能、耐寒性能、保護機能を求めると、クシタニ、バギーとか、リーズナブル路線でいってもナンカイ製というもので、そこそこ高価であり、学生が、この辺りの価格帯、安価なモノでブルゾンだけで8万円以上というモノを調達して着るのは結構厳しいもの。
自身が大学三年で、上下で15万円程度の装備を身に付けるようになったのは、当時のバイト収入で十分に稼げるようになったためだ。
逆に、二十歳以前の時代は、ライディングブルゾンが欲しいといっても高価すぎて手に入れるのは非常に厳しいのである。二十歳以前に使っていたレザーブルゾンは、街着として街で売られていたモノで、決して防風性、耐寒性が優れるモノではないし、パッド、プロテクターの類は皆無だが、そういうのを愛用していた。
そういう装備は、専用のギアを使うようになってからはタンスの肥やしでずっと保管していたのだけど、オッサン年齢(30歳以上)になってからは、移動=単車ではなく、車を使うことが多く、単車乗車時間が大幅に減ってきて、街着には単車用のライディングギアでは逆に違和感を感じるようになってきた。
その時に調達したのは、GAPのレザーブルゾンで非常にシンプルで街着として悪くないものだったけど、街着用のレザーブルゾンは、その一着だけで、そればっかり使っていると、何時しか、傷みが激しくなってきた。
そこで、新たにレザーブルゾンを買うか?と見ると、、、、最近は中国、韓国、ベトナム製で安価なブルゾンが大量に売られているのに気付く。試しに、パンチングレザーのブルゾンを一着購入してみると、悪くないけど、良くもない、、、という微妙な判定である。
最近の安価なレザーブルゾンは、高価な日本製ブルゾンのデザインの表面的な模倣で、どうも安物感が出まくり。
で、思い出したのが二十歳までに使っていた日本製の街着ブルゾンである。これ、当時で6万円程度の品物だが、デザインは、ライディングブルゾンとは異なる街着デザインである。当時、デザイン的には気に入っていたのだが、今見ても好みのデザイン。幸いな事にカビや匂いは無し。良い状態で保管出来ていたのだろう。サイズ的にも大丈夫。
ということで、最近は単車に乗らない時は愛用しているのだが、結構イイ感じである。
新たに、街着用のレザーブルゾンを買うことはないだろうけど、そういうのも一着あれば結構便利である。レザー=ライディングという訳ではない。
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