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2015年12月20日 (日)

サービス拠点

メンテナンスが必要なモノを維持、所有する上で重要なのは、メンテナンス拠点の有無だ。どんなモノでも使い続けていると、確実に消耗する。不意の事態による損傷も不可避だ。そうなると、当然に修理、調整が必要で、消耗品の交換、破損部品の交換といった作業が必ず発生する。これは不可避な現実だ。

単車を趣味としていると、当然、単車を維持する環境というのは極めて重要な要素となる。これは、車や自転車でも同じ事。
このような乗り物では、修理、調整、パーツの調達といった部分の体制が不可欠だ。

しかし、これらの乗り物、メンテナンスサービスを提供する企業の体制が大きく異なるのが現状。四輪車では、メンテナンスサポートを提供する体制は、全国ネットワークを展開する組織だった企業だけど、二輪車では、その限りではない。オートバイの場合、個人経営の個人商店がサービス拠点であり、ユーザー対メーカーという車の場合の関係とは異なり、ユーザー対ショップオーナーという個人の関係となる。四輪の場合、車種が決まればメーカーによってサポート体制が提供されるが、二輪車の場合、ショップは複数メーカー品を扱うため個人同士の関係が重要。まぁ、国内メーカーの場合、どのショップを選んでも基本的には問題無いが、海外メーカーの場合、個人のショップが車両を扱った事があるか?パーツの入手性は大丈夫か?といった部分を含め心配な点は少なくない。
自転車の場合は、パーツの汎用度を考えれば、ネットで調達、自分でメンテが可能だから何の問題も無いが、オートバイの場合、修理調整には、相応の技量と知識が必須だし、修理には専用工具類も必要、消耗品の調達体制も必要であり、個人で全てを賄うのは楽ではない。

こういう事を考えると、地方都市ではレアな車両を維持するって言うのは、短期所有なら兎も角、長期所有を前提にすると簡単な事では無い。

それ故に、舶来車両を通販で購入するっていうのは、かなりの勇気を要するし、今一つ決断出来ないのが現状。

単車の場合、十代の頃から密に連絡を取り合い交流を持っていた友人がオーナーを勤めるショップで繋がっていたけど、病に倒れてしまったし、同じく、十代の頃にお世話になったショップの店長さんも、業界から去ってしまったのが現状。この世界で頼りにしていた人が二人いたけど、二人とも居なくなってしまっており、これは結構痛いのである。

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