最近の中学の授業
別に文句を言うつもりは無いのだが、、、、
例えば、人称代名詞の格変化で、I my me mine, you your you yours, he his him his・・・・とあるけど、何かの都合で、she her her hers, we our us ours, they their them theirs は教えないでスルーするとか、、、教科書に載っているのだから、一応は教えるべきだと思うけど、取り敢えず、時間が足らないから、その部分はスルーするとか、、、そんな感じの授業が普通にあるそうだ。
数学でも中一レベルの正負の数の加法、減法の方法で、教科書には、一応、()内の符号に併せて意味を説明するような流れで解説されているけど、結果的に答えが合えば良いから的に、教科書の流れをスルーして答えを出させる事でヨシとするような授業の様子。
まぁ、授業時間が短く、学校の先生も教えるべき事、仕事、授業以外の仕事と忙しいのは理解できるが、、、微妙な違和感を感じる。
まぁ、学校だから、全ての生徒に全てを理解させるために、個人に併せて教材を作って指導するというのは無理かもしれないが、少なくとも教科書は教え抜けの無いように進めるべきのような気がする。時間が無い場合に、教科書の内容の部分をとばして教えるのも少し違うような気がする。科目単位に、教えるべき流れが存在している訳で、流れを理解させる部分に重点を置いて教えて、教える時間を短縮させながらも、教えるべき内容は全て教える、、、そういう工夫が本来は必要な筈だが、、、、
自身が経営していた塾、或いは雇われていた塾で担当していた教科教材では、科目毎に履修する事で身に付ける理想的な状態に到達する迄の流れを最短且つ効率的な方法を生み出して、その方法に従って流れを教えて、流れの中で細部の知識を木の葉のように覚えさせる方法を実践していたが、そういうコンセプトは講師の授業、見学した塾の授業には感じることが出来ない。
学校や塾の授業の内容、講義の進め方を見ると、、、、、正直、チョットイラッとする。学校の先生なら兎も角、それで金を取る塾の講師の教え方が、未熟な現状にチョット吃驚である。あれで、金取ったら反則だろう、、、、、。家庭教師で国立大学学生を使う事を売りにした企業、或いは、バイトではない正社員講師を売りにしている塾もあるようだけど、どうも、レベル的に今一のような気がする。
まぁ、大学生なら最長でも4年の経験しか積めないので、教えるため手法を身に付けるというのも現実は難しいのだが、教育産業で儲ける、稼ぐなら、対価に見合った教えるスキルを身に付けるべきだ。
我が子を含め、何人かに勉強を教える機会があるが、ガキ共のノートやテキスト、問題集、プリントから透けて見える教える側のレベル、教え方は、教えるレベルに到達していないような気がする。
自身、受験産業(昔は添削業務、大学生以降が講師業)でのバイト~副業期間は16年あるが、長いブランクがあっても自分の方がマシ的な感想だったりする。
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