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2015年12月19日 (土)

筋トレで認知機能改善

運動習慣があるにもかかわらず、認知症を発症する人がたくさんいるそうだ。理由はボケやすい人は、脳と感覚神経が繋がっていなかったという。
脳は小脳と大脳、それに脊髄(せきずい)と脳を繋ぐ脳幹からできおり、意識の維持に深く関与しているのが脳幹網様体だという。筋肉からの刺激が脳幹網様体を通過することで、大脳皮質へと伝わります。このシステムが感覚神経だという。感覚神経を繋げるため、いちばん脳を活性化させるのが、白い筋肉を鍛えるちょっと強めの筋トレだという。

これを見付けたのが、元ボディビルダーチャンピオンの本山さん。この経験を広く伝えるために症例と簡単な方法が紹介されていた。

実際に、指導を行うと、指導を受けた人の多くが週一の筋トレで、物忘れが減ったという。
人が筋肉を酷使すると痛みや怠さを感じる。これは、筋肉からの電気信号が神経回路を通じて脳に送られ、その信号を『痛み』として認知している。
この仕組みを医療して、認知機能の衰えを確かめる運動がある。これは、椅子に浅く腰掛けて、片方の脚を伸ばし十秒数える。これで痛みが感じられればOKだそうだ。走でなければアウトとのこと。認知症やMCIでも軽い痛みしか感じられなくなっているという。

そんな衰えた認知機能を改善する筋トレがある。週一の頻度で、股を肩幅の二倍以上に拡げ、両肘で膝の内側に当てる。肘は全力で膝を開こうとさせて、膝は肘の反対で閉じようとする。意識は太股の内側に集中し十秒間維持する方法だという。

筋トレで痛みを伴わせる、、、これが認知症改善に効果的だそうだ。

そう言えば、認知症予防では、有酸素運動+筋トレって話も以前紹介されており、早歩きウォーキングが紹介されていたけど、それもチョットした疲れを伴う運動である。単なる有酸素運動ではなく、痛みを伴う筋トレをブレンドするのが大事。大事なのは、痛みを覚える事。筋トレである。

筋トレ習慣、、、これは、ダイエットに限らず、色々と役立っているみたいだ。

個人的には、ここ最近で健康のために明らかになった事、紹介されている習慣の多くを十数年以上継続しているので、結構嬉しい気分を味わう事が多い。

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