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2016年1月27日 (水)

フォード撤退

フォードといえば、1985年頃、安全地帯の『熱視線』の音楽に合わせて、ファミリアのOEM車であるレーザーが登場し、販売網として『オートラマ』が整備されたのを思い出す。当時の宣伝文句が、『オートラマに、愛(あい)に恋(こい)』的な文言だったような気がする。
マツダのファミリアがレーザー、カペラがテルスターとして登場。その後、専売のスペシャリティーカーであるプローブが登場しているが、オートラマ最大のヒット作といえば、初代フェスティバだろう。キャンバストップ装備で非常にカジュアルな印象。このフェスティバが初代デミオの先祖みたいなもの。正確にはフェスティバ→レビューの順だけど、ボディデザインからいえばフェスティバ→デミオと捉える方が自然。

この後、バブルに向けてマツダの拡大戦略が失敗し経営危機に陥り、フォードからの出資比率が増えてウォーレス社長を始めとしてフォード出身の経営陣によるマツダの経営が続き、そのころは、地元広島のマツダ系販売店の多くが、フォード広島のディーラーに衣替えしたを覚えている。

その後、資本関係の解消後も、フォードディーラーの多くは、そのままフォードのディーラーとして存在しているが、フォードが手を引く事になると、そのフォード系ディーラーは一体どうなるんだろうか?マツダに戻る事は無いだろうけど、フォードが撤退するとなると、この辺りの風景も一変するのかもしれない。

フォード車の国内シェアは低いかもしれないが、広島に関してはディーラーが多いせいか、そんなにレアなブランドという印象は無い。そして、実際にフォード車もそこそこ見掛ける気がするが、フォードが日本から撤退するとなると、そんなフォード車のフォローはどの様になっていくのか?チョット気になるところ。フォード車というと、マスタングのMT車、KAのMT車と気になる車種があっただけに、撤退は残念。

外国車というと、取り扱い形態が変わったり、このような撤退があったりして、この辺りが実際に購入する際の大きな躊躇となるのは確か。マツダもバブル期にはランチャ、シトローエン等も取り扱っていたけど、今は違う。フォードも将来はどうなるか不明。
となると、やはり日本で車を買うなら日本車が無難、、、、そうなってしまう。

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