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2016年1月25日 (月)

凄技で紹介

NHKの番組で低速安定性の優れる自転車を作る対決が放送されていた。
ちらっと見ただけだけど、一方はジャイロを装備して自立する自転車を目指すモノ。一方は、キャスター、トレール、重心位置を見直す事で復元性の高い自転車を目指すモノだ。

ジャイロというと宇宙ゴマの理屈で姿勢制御を行う勘所的なデバイスで、これを自転車に装備して低速でもふらつかない自転車を作るという取り組み。
まぁ、現実的には、自転車のような重量物の安定度をジャイロで確保するために、電源なりが必要となるし、自転車のような安定と不安定の間で直進と旋回を行う乗り物では、ジャイロで頑なに傾かない自転車は逆に乗りづらい。ジャイロを制御して必要な蛇角を与えるとなると、更に複雑化、重量化するので、現実的には不向きなもの。

有用度で言えば、キャスター、トレールで超安定志向で復元性の高い自転車の方がメリットが高そう。こういう思想を高齢者向け電動アシスト自転車等に取り入れる事が出来れば役に立つような印象だ。

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