鉄製キックスタンド
以前も記事にしたことがあるが、あらためて思う。それは、街乗り自転車用スタンドならロック付きの鉄製キックスタンドがベストということ。
キックスタンドでは、アルミ製のアジャスター付きのスタンドがメジャーだけど、アルミ製のスタンドの耐久性は今一である。強度不足で変形、剛性不足でグラツキ、経年変化が進むと車体をしっかり自立させるのが難しくなるのだ。
我が家では、ルイガノのLGS-5Proで使っていたけど、これが強度的に今一で、小学生時代の娘に使わせていた時は、使用頻度が高くないにも拘わらず、二回程交換を余儀なくされた。
更に、アルミ製アジャスタブルスタンドでは、スタンドのロック機構が付かないモノが多く、スタンドが外れてしまう事もしばしば、、、
安定度の高いスタンドといえば、ハンガー後ろで固定するセンタースタンドがある。これは安定度は高い優れものだけど、メンテナンスでは案外使いづらいのだ。スタンドで自立させて整備する際に、センタースタンドタイプでは、ペダルを回転させるときに、クランクアームがスタンドと干渉するので、チェーンへの注油操作、変速調整では使いづらいのである。
やはり、理想は鉄製のロック機構付きのサイドスタンドである。そういうスタンドは無い事はないのだけど、実は、そういうスタンドの多くはハブ軸留めのタイプで、スポーツ車に多いクイックリリースハブの車輌には取り付けNGのモノが多いのが現状。
昭和の時代のロードマン、ユーラシアに取り付け可能なスタンドは、鉄製でロック付きでありながら、スタンドの固定がチェーンステー、シートステーで固定するタイプがあったけど、あんなタイプは最近は極少数派である。
実用的に機能優先のパーツ開発をしてくれれば、もっと快適な自転車ライフが営めると思うのだが、こういう実用装備は、安かろう、悪かろう的なモノばかりなのが残念。
因みに、ルイガノには大昔のスチール製ロック付きキックスタンドを改造して取り付けており、街乗りDAHONにもスチール製キックスタンドを改造して取り付けている。
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