第四の癌治療に光明
1/11の『ひるおび』で紹介されていた。ある患者さんの話だが、悪性黒色腫が見つかり、肺にも転移が確認された。ところが小野薬品工業が開発したがん免疫治療薬「オプジーボ」を投与したところ腫瘍が消えた。Aさんは「痛くもないし、食欲も落ちなかった」とのこと。
本来、異物が体内に進入すると免疫細胞がこれを攻撃し体調の悪化を防ぐ体の仕組みがあるが、がん細胞は盾を使って攻撃を防ごうとする。ところが、オプジーボはこの盾を無力化して死滅に追い込むメカニズムである。
これを発見したのは京都大の名誉教授だ。現時点で厚生労働省が承認しているのは悪性黒色腫と肺がんの治療だけだが、小野薬品工業の粟田副社長執行役員は「十数種類のがんで適用できるよう臨床試験をしている」とのこと。
以上、引用だが、自己免疫による癌治療は以前も他のメディアでも紹介されていた。
様々な治療法があるが、免疫力を利用するというのが、一番自然な形に見える。今後の発展に期待したい。
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