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2016年1月15日 (金)

本意ではないが、指導

娘は中一だ。基本、勉強については殆ど放任してきた。小学生からベネッセの通信添削を行わせていたけど、どうも自主性に任せるのは不可能っぽい。中学に入ると6月分でアウト。それ以降は、溜まる一方、、、、で、結局解約の運びとなった。
それではダメか?ということで、近所の学習塾、鴎州塾に通わせてみた。まぁ、自身が塾経営していた頃から存在する塾故に、大丈夫だろうという判断である。近所には他にも多く塾がある。白石学習院、田中学習会、、、、因みに、この辺りの塾は昭和60年頃設立した塾だ。何れの塾も創立時の教育形態は知っている。っていうか、その辺りの塾が当時目標としていた学習塾で自身が講師を行ってきたのだが、自身が講師を行っていた塾は、中学からなら目標高校が付属、修道、清心、ラサール、灘を目指すような塾であり、教育方針としては今では認められないバリバリの体罰アリのスパルタ塾だった。因みに、当時設立した他の塾は、アットホーム感溢れるタイプの塾で、そのワンランク下の生徒をターゲットにしていた記憶がある。
そうは言っても現代迄続き繁栄している訳で、この辺りの塾でも大丈夫か?という思いがあったのだが、、、、

実際に、鴎州塾に通わせて二ヶ月時点で娘のテスト結果、模擬試験結果を見て、、、、笑いが出てしまった。正直、話にならない、、、、聞くと、学校でも、塾でも、間違ったら、『こんな事もわからないの?しっかり勉強してね!』で終了。楽しく授業がモットーだとか、、、当然、判らないまま、判らない事が溜まる訳だ。

因みに、自身の時代の中学教科書は『ニューホライズン』、今の教科書は『サンシャイン』である。聞けば、学校では時間が足らないために、ページを全部教える訳でなく羅列的に読むだけ、、、塾でも、順教材をベースに読んで書いて終了、、、、全然ダメである。

因みに、自身が学んだ教材は、『PROGRESS IN ENGLISH』という中高一貫校で使う教科書だった。そして、自身が経営する塾では、PROGRESS IN ENGLISHの内容を文法体型に解体再編集して作り直したオリジナルテキストを使っていたのだが、この当時作ったオリジナル教材を基本に、毎日1~2時間の指導を娘に行う事にした。慣れさせながら、体型的、パターンを頭に染み込ませる方法である。染み込ませには、読み、書きの反復である。体型、パターンは慣れ的な要素、それから、文法構成を示す機械的な要素での指導だ。11月から始めたので、丁度3ヶ月経過である。今の進みは、PROGRESS IN ENGLISHの青本である。この半分程度迄進んでいる。内容的には公立中学の進度には追い付いた所だ。

まぁ、親子関係では、子供は憎まれ口を叩き、素直には聞かないけど、なんとかキレ無いように続けている。当面は、英文法、長文読解、英作文、数学、理科一分野、二分野を毎日1~2時間で教え続ける予定。教えながら、英語なら様々な文法用語、理科なら気象、火山、地形等々の用語もスラスラ出てくるので自身の記憶情報はバッチリみたい。久々に、難関高校入試問題、有名国立大学入試問題を解いてみると、基本的には楽勝のような感じ。
まぁ、大学受験レベルなら主要科目なら教える事は楽勝。
娘本人は、音楽を教える仕事に就きたいそうなんで、極力夢が適うように手伝うつもり。

自身の50代の十年は、娘と息子の教育&単車趣味&健康管理&体力維持で過ごす予定。

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