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2016年1月14日 (木)

ノスタルジー?

最近、昭和末期のモデルが結構気になる。
平成以降というと、バリバリ高額な新車というイメージで楽しかった峠時代では、転けても惜しくない的な対象としては考えていなかったためか、親近感は今一つである。

昭和末期のモデルで気になるのは、RG250γのGJ21A型、RZ250/350R、TZR250の1KT型、GSX-R400、FZ400R、VFR400R、GPZ400Rといった辺りだ。それ以降の平成年式のレプリカというのは、実際のところ、あまり馴染みが無いのだ。
昭和末期の年式のモデルは、アルミフレーム+フルカウル+セパハンという図式には則っていたけど、基本は従来のスタイルからの材質置換レベルである。足周りも多少は進化していたけど、平成以降のモデルとは全てに渡って明確に異なる。レプリカイメージを市販車に落とし込んで作られていた時代のモデルだ。まぁ、その中でも本格派と思えるようなモデルも二三存在していたが、それとて以降のモデルに較べると大人しいモノだ。

しかし、その程良いレプリカ加減が、公道で楽しむには程良い性能だったように思う。以降のモデルは、装備の本格化、動力性能の先鋭化に伴い、車体の美味しい所を公道で楽しむには、かなりリスキーな状態になっていったし、装備的にも、手の加える箇所が見当たらなくなり、その分、高価になっていったので、遊びの素材としては選びづらくなっていったというのが私の感想だ。

それらの存在の中で、程度の良いモノがあれば手に入れてみたいのが、RG250ガンマのGJ21A型後期のHBカラーのモデル。HBカラーというのが印象的なのと、あの形が堪らない。1987年頃、中古展示されていたHBガンマとKR250を試乗して、ピーキー且つパワフルなHBガンマは非常に鮮烈な印象を残してくれた。完全ノーマルの美車があれば欲しい気もする。因みに、GJ21B型以降のフルカバードガンマは、あまり好きではない。フロントのボリュームに対し、リアが寂しい。初期のGJ21Aは、あまりにも無骨すぎる。GJ21Aの2型は、あの時代なりに結構纏まったスタイルだと思う。

一寸前なら考えられないが、あの時代のレプリカバイクがどれも格好良く見えてしまう。

125クラスだったら、今時のRG125/200ガンマ系よりも、昔のAR125、RZ125の方が好きだし、、、

まぁ、歳を取った証拠だろう。

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