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2016年2月 3日 (水)

アナログ媒体

映像記録ならVHSとかベータ、音声記録ならカセットテープが思い付く。再生機は、VHSデッキ、カセットならテープレコーダーだが。ここ数年で見掛ける事はなくなった。
因みに、ウォークマンの初代は携帯式小型カセット再生機である。

デジタルメディアの登場は1982年頃のCDだが、CDの登場でアナログ音源であるレコードが駆逐された。デジタル音源であるCDを録音するには、アナログ媒体であるカセットテープに録音するものだった。因みに、カセットテープには、グレードによりノーマル、クロム、メタルの3グレードだ。澄んだ雑音の無いCDのデジタル音源をアナログ媒体であるカセットに録音するだけでも、アナログ音源に入っている雑音部分が無いので音質は向上しているように感じたモノである。

なお、記録媒体にデジタル化の波が進んだのは、CD-Rの登場、一般的にはMDの登場だ。これにより記録音源のデジタル化が進行し、記録メディアもディスク状の磁気記録媒体、光記録媒体から、今では電子記録媒体であるメモリーカードに至っている。

記録の圧縮、展開のアルゴリズムの進化、圧縮、展開の高速化によって今では非常にコンパクトな記録媒体とコンパクトな記録再生装置が登場している。なお、アナログ媒体とデジタル媒体の過渡期においては、アナログ媒体とデジタル媒体を双方扱える記録再生機(カセット+CD+MD+SD、DVD+VHS+HDD)も見られたが、今では殆どがデジタル機器ばかりである。

しかし、最近は一部でカセットテープが再注目とのこと。更に、SDカードに記録されたデジタル音源をカセットテープにアナログ変換する機器も登場しているとか、、、、それで、昔のカセットテープ再生機にプレミアがつき始めているとか、、、、

そう言えば、コピーワンスとかダビング10で、デジタル映像の取り扱いの際でも、アナログ録画で低解像度ならコピーフリーと言われつつ、現状ではレコーダー、プレーヤーではアナログ映像出力端子、入力端子は準備されておらず、現実的にはアナログデータとしてフリーにコピーする事は基本的には不可能。この辺りの取り扱いが迷走状態にあり、結局、今の規則的にどうなのか?も良く判らない。

まぁ、レンタルCD、レコードでカセットテープに録音するというのが普通に行われていたので、今更、音楽の記録に制限を掛けるのが難しいのかもしれないが、これを機会に、デジタル映像記録も低解像度のアナログ記録なら完全フリーにして、そういう機器が展開されると実に有り難いのだが、、、、

高解像度映像なんて、大画面以外では全く無意味。少なくとも7インチ以下の画面では昔ながらのVGA解像度で十分である。つまり、低解像度のアナログ記録映像でも十分だ。そういう用途向けにデジタル映像をアナログ記録として許されるデータに変換するような機器が認められて普及されると嬉しいのだが、、、。

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