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2016年2月 8日 (月)

CROSSのペーパーナイフ

表題のペーパーナイフ、結構お気に入り。ステンレス製でシャープ&クリーンなデザインである。

普通に売っているペーパーナイフ、レターオープナー、飾りが施されたモノが多い。プレーンなデザインというよりも、如何に凝るか?である。後は、通常の刃物のデザインをペーパーナイフ化したものが多く、ペーパーナイフとしてのデザインというのは少数派だ。日本刀、サーベル、サバイバルナイフを模したモノが多い。ペーパーナイフとしての機能美を追究したものっていうのは、あるようで無い。

クロスのペーパーナイフは、ステンレス製のモノフォルム。グリップ部分は厚み、丸みがある一方で、そのれが徐々に薄く、エッジの丸みがエッジとなるようなデザイン。そして刃先は薄いけど刃先はR形状となっている。握りやすく、そしてペーパーカットしやすい優れたデザイン。

これまで、エクスペンダブルズ3で販売されていたペーパナイフを愛用していたけど、最近は、CROSSのステンレスペーパーナイフを愛用している。

何れもペーパーナイフ故に刃先は過度には尖っていない。そして刃の先端は基本的にマルミを帯びた形状である。

但し、刃先の丸みを帯びた形状は二つのナイフで大きく異なっている。
エクスペンダブルズ3のものは、刃先が完全に球体形状だ。一方で、CROSSのものは、刃先が円板形状で外径こそ丸みを持っているけど、円板は薄くなっている。先端からの10mm程度は、そこそこ薄く、或る意味尖っているようにも見える。

で、どちらが使いやすいか?

安全面で言えば完全な球体形状のエクスペンダブルズ3のものだが、封書で最初の一箇所を剥がしたりする場合は、刃先に平面部が存在する方が使いやすい。

ペーパーナイフの刃先の形状に制約があるのかどうかは知らないが、最低限の鋭利さは必要のように思う。
一度、CROSSのペーパーナイフを使うと、他のナイフは使う気にならない。

このCROSSのペーパーナイフは、全体がストレート形状で凸凹が無いのでペンケースに入れて置いても、他の筆記用具を傷つけることもない。自身、これまで見てきたペーパーナイフでは最高のデザインと思う。

秀逸なのは形状、ナイフでありながらグリップ部の丸い厚み形状で立体的というところ。ペーパーナイフでシンプルなものっていうと、大抵は平面的で今一なのだ。

この一品、今から9年前に4000円程で限定販売されたもので。今では廃盤となっているのが非常に残念。自身は、このペーパーナイフをクロスのボールペン等筆記用具と一緒にペンケースに忍ばせている。

ペーパーナイフ収集家?としては、いろんなモノを取り揃えているけど、こういうシンプルなのは極少数派である。

因みに、他のペーパーナイフでは、スタローン映画のエクスペンダブルズシリーズで販売されるグッズのペーパーナイフも持っている。こちらは亜鉛ダイキャスト製だ。
どちらかと言えば、クロスのペーパーナイフの方がお気に入りだ。

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