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2016年2月 9日 (火)

自転車、単車の下りのコーナーは違う

ロードバイクの下りのコーナーリングを会得するために、スポーツバイクに乗る?
これは、チョット違うような気がする。
ロードバイクと単車では、コーナーを駆け抜けるために会得すべき要素は異なるように思う。会得すべき要素が異なるのは、求める次元が異なるからだ。次元を速度に置き換えるとすれば、ロードバイクで届く次元は単車のそれには届かない。
下りのコーナーリング、、、、自転車じゃ単車には敵わない。これが感想。更に、単車は四輪にも敵わない。これ、絶対的なモノ。
コーナーリングで大事なのは、次の三つ。
1.タイヤの接地面積(タイヤプロフィール、タイヤの数が重要)
2.接地面の路面追随性(タイヤのグリップ力、パターン配置、サスペンション)
3.接地面の接地力自由度(トラクションコントロールの自由度)

ロードバイクは一見速そうかもしれないが、全ての面で単車、四輪車に敵わない。ロードバイクのコーナリングは自由落下運動に過ぎない。重力以上の加速力は得られない。

単車に乗ってリーンイン、リーンアウト、リーンウイズ云々を唱える人が居るけど、そんな使い分けは、基本的に街乗り時における使い分けに過ぎない。ロードバイクで遭遇するコーナーを駆け抜ける状況に、そんな使い分けは無意味だ。そのレベルを会得するのに単車に乗る必要は殆ど無用だろう。

ロードバイクでコーナーリングを上手くなりたければ、単車に乗るよりもロードバイクに乗る方が有用のように思う。回り道以外の何物でもない。少ない接地面積、跳ねるタイヤ、重力に任せた走行という限られた条件で安定させて駆け抜けるための術を見出すには、ロードバイクに乗って挑むしか答えは見付からない、、、、敢えて言えば、車輪径の異なる自転車に乗って癖の違いを理解する方が有用のように思う。

敢えて、単車に乗って役立つ事と言えば、同じコーナーでも通過可能な速度差が歴然とある。単車での速度感に慣れたら、自転車の平和な速度でビビる事は無いような気がする。単車の方が地面に近い目線で高い速度だから、その速度感になれると自転車で到達可能な速度なんて平和そのもの。後は、ライン取りという面では共通点があるかもしれない。高い速度の単車のライン取りが身に付けば、自転車でも役立ちそう。それぐらいのような気がする。

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