ヘッドライトオートスイッチの検討
常時点灯モデルのヘッドライトの始動時オフを実現するには、どんな方法があるか?
要は、エンジン始動時以外はライトを付けない事だ。
ヘッドライトの点灯のラインにエンジン始動状態に連動するリレーを入れる方法が有効である。エンジン始動状態の検知を何処でとるか?始動時に電気的に行われている事と言えば、充電だ。つまり、エンジンの始動判断は、レギュレーターと繋がるラインを使うのが手っ取り早い。そのラインに、常時OFF通電ONのリレーを入れる方法が思い付く。レギュレーターには、交流入力ラインと、直流出力ラインがある。直流の出力はバッテリーとダイレクトに繋がっているから、エンジンの回転と連動して電気が流れるかどうかは、交流入力からダイオードで整流して取るしかない。入力ラインではオルターネーターからは12V交流が出ている訳ではない。もっと高圧の可能性もある。リレーの選定で一考の余地がある。
出力ラインにダイオードを入れて、ダイオードの上流側の通電でリレーを駆動すれば大丈夫だろう。交流入力側から取っても、直流出力側から取ってもダイオードは不可欠となるので、電圧から言えば、直流出力側から取るのが無難っぽい。
しかしこれだけでは、オルターネーターが回ったら通電する訳で、始動のためにクランキング中にヘッドライトが点灯するので意味無い。そのため、クランキング中でもセル通電時にOFFとなるリレーを直列に入れる必要がある。セルリレーに入るラインで常時ON通電OFのB型リレーを直列で繋げばOKだろう。
配置は、セルリレー、レギュレーターのあるバッテリー近辺のスペースの利用が良さそう。ヘッドライトへのラインを見付けて、そこに配線を割り込ませる事ができれば、それでOKだ。
ヘッドライトバルブ部で割り込ませると配線も長くなるし、専用カプラーの調達でコストも掛かるので没だろう。
LEDバルブ化と並行して、こちらも検討してみたい。
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