漫画
松本零士さんの漫画、特に大昔の作品が好きだ。まぁ、切っ掛けは宇宙戦艦ヤマトかもしれないが、作品としては以前の作品の方が面白い。宇宙戦艦ヤマト以後の作品は、いずれも話が終わったのかどうか、良く判らない未完な感じが強すぎてフラストレーションが残る。宇宙戦艦ヤマト以降の同系の作品は、もはや何が何やら判らない。新宇宙戦艦ヤマト、アニメ作品だが、大YAMATO零号、超時空戦艦まほろば、、、、なにがなにやら判らないのが正直な感想。
しかし、、、内容が理解出来ないけれども、つい読んでしまう、見てしまう、買ってしまうのである。
その理由、、、それは、やはり漫画の画風だろう。昭和のSF感を演出するメカニカルデザイン、美男、美女、ブ男で定型化されているけど、その独特なキャラクターデザインのタッチ、、、、これ、松本零士さんの世界ならではのキャラクターであり、この絵が好きなのである。
で、他に好きな漫画は?を思い返してみると、、、鉄腕アトムの手塚治虫さん、キカイダーの石ノ森章太郎さん、デビルマンの永井豪さん、まことちゃんの楳図かずおさん、ゲゲゲの鬼太郎の水木しげるさん、サンダー大王の横山光輝さん、、、の漫画が好きだ。何れも、登場するキャラクターのタッチが作者独特のモノなのである。この作者独特のキャラクター作り、、、これに惹かれるのだ。
今時の漫画は、キャラクターが何れも美少女漫画系のキャラクター、他は萌え系キャラクターであり、作者毎のキャラの違いを感じる事は無い。漫画の登場キャラクターに個性が無いために、読んでみようという気が起こらないのだ。
最近の漫画はページを開いた瞬間の印象が皆同じ、、、それ故に、そこから進まない。
昭和に活躍されていた漫画家の作品のように、ページを見た瞬間に誰の作品かが判るようなタッチで第一印象から引き込まれるような漫画家の作品の登場を心待ちにしている。
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