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2016年3月12日 (土)

2016~2017年のマツダ

2012~2015年、マツダはモデルライフを迎えた車種を随時更新してきた。登場させたモデルは概ね好評で業績は順調に推移してきたようだ。しかし、2016年以降は、登場させたモデルの多くはモデルライフ継続中である。本来ならモデルライフを迎えるべきミニバン系統は開発中断ということで、MPV、ビアンテ、プレマシーはフェードアウトするということで、次にモデルライフを迎えるCX-5でも次期型登場迄1~2年先であり、今からが正念場である。

新型車の登場が途切れる間は、既存モデルの鮮度が落ちるのは不可避であり、結果的には前年同月比では前年割れとなるのは仕方ない。その落ち幅を如何に留めるか?が重要。モデルチェンジが計画されていない間に落ち幅を最小限に留めるための施策が、所謂、追加モデル、マイナーチェンジだ。

この追加モデル、マイナーチェンジは、多くの場合がカラー追加、装備追加といったお買い得仕様車の投入だったけど、このような商品改良の効果は限定的だ。
商品改良で大きなインパクトを与えるのは、次のモデルチェンジでの商品改良を先取りにしたような革新の部分投入だろう。思い出すのは、初代スカイアクティブということで新型エンジンを投入したデミオだ。

そう考えると、如何に早い段階で次の段階のスカイアクティブのGEN2を登場させる事が出来るか?ということ。更には、燃費性能の面で優位に立てる小排気量ディーゼルの他の車種に展開ができるか?では無いだろうか?

こんな記事を書くのは、最近、アクセラの偽装車がマツダ本社周辺を走り回っているのを頻繁に目撃する。偽装は、フロントグリル、エアダム周り、リアはエンブレム、排気量を示すものがテーピング。排気音はCX-3っぽいのでディーゼルだろう。1.5Lディーゼル、国内登場間近っぽい。CX-3、NDロードスターも発表2~3ヶ月前によく見掛けた。ディーラーで話を聞くと、2.0Gは休止されるそうだ。休止って言葉が引っ掛かる。もしかしたら、遅れてHCCI2.0Gで復活するのかもしれない。

まぁ、個人的には、アクセラなら2.0DのXDが一番興味あるけど、、、、そろそろM/Cを行うであろうアクセラ、、、これに、1.5Lのディーゼルの追加、更には、HCCIが噂される新型スカイアクティブGを投入するというのが効果的のように思うが、そうなら期待大だ。他には、やはり商用車ボンゴへのディーゼル投入と乗用ワゴンモデルの提案もミニバン撤退の今なら他社との差別化も含め顧客を呼び込める戦略のように思える。

この度の国交省の排ガス試験等で好印象を与えたマツダだが、これからの一年、二年が正念場だ。新型車を投入出来ない時期に、如何に情報発信して魅力を訴え続ける事ができるか?だろう。

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