80年代のバイク漫画
といえば、『バリバリ伝説』、『あいつとララバイ』の二つだろう。バイクの描写はバリバリ伝説の方が写実的で、当時の最初の頃は『バリバリ伝説』の方を好んで読んでいたけど、それも最初だけで、途中からは『あいつとララバイ』の方が楽しく感じていた記憶がある。
それから十年後に登場した漫画に、『頭文字D』と『湾岸ミッドナイト』の二つがある。やはり、メカの描写は頭文字Dの方が写実的だったけど、内容等を含めれば圧倒的に湾岸ミッドナイトの方が面白かったような気がする。
画的には、しげの秀一さんの方が上手な気がしたけど、ストーリー的には楠みちはるさんの方がリアルな印象で、実際に手元に残っている漫画も、そっちの方だ。
で、最近、中古本で『ふたり鷹』なる漫画を入手した。当時も存在は知っていたけど、画調が当時は好みでなく、あまり読む事がなかったのだが、取り敢えず、大まかなストーリーは覚えているので、雑誌掲載時に読んでいたのだろう。
そんな漫画だけど、調達して読んでみると、画調自体はあまり気にならない。そして、ストーリーは、楠みちはるさんの漫画のようなリアルさは感じないものの、小説的な構成が深く、結構面白いモノである。
個人的には、車、バイクの漫画では、しげの秀一さんの画調が一番しっくり来るけど、等身大に写し込んで読めるのは、湾岸ミッドナイト等だったり、飽きさせないストーリー展開という面では、ふたり鷹だったりするような気がする。
何にしろ、、、、、80年代の漫画は面白い。
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