マツダのスカイアクティブD、凄いじゃないか!
国土交通省と環境省の発表
国内メーカーのディーゼル車の走行中の排ガス検査で、3社の計4車種(トヨタ、日産、三菱自動車)が屋内検査基準の最高10倍の窒素酸化物(NOx)を出したと発表した。走行中でも屋内基準の水準をおおむねクリアしていたのは、マツダの2車種だそうだ。凄いじゃないか!
NOxを減らす装置は、外気が低温の状態で作動させるとエンジンを傷める恐れがあるため、装置が自動的に停止する仕組みになっているそうだが、マツダは、そういうシステムを使わずに対応しているというのが良かったみたいだ。
やはり、他と同じではなく、性能的にアドバンテージを得るために独自技術に拘ったのが良かったのだろう。独自技術に拘るがゆえに、装置を守るから的な一種の抜け道を安易に採用するという考えにならない訳だ。
同じ広島の企業でも、こういう会社があるのは喜ばしいことだ。
出来なければ、改ざん、偽装、、、こういう風潮が蔓延しているなかで、久々に嬉しいニュースを聞いた気がする。
性能が出なかったら、計器をごまかすとか、作表手法で逃げるとか、計測して判らない部分は都合よく解釈するとか、、、そういう方法に手を染めると、行っていることが、ホントに顧客のためかどうかが判らなくなり、善悪判断回路がマヒするのだ。
社員として、会社のために作業をするにしても、こういうマヒ状態で作業することに違和感を感じなくなると人間終わり。どんな立場でも、ホントに良い物、正しい物を求める姿勢、理念を失った時点でアウトなんだが、こういう考え方に拘るのは、周りに言わせれば、青臭く、ガキと同じなんだそうだ。それでも個人的には、そういう理念に拘りたいと思うのだが、そのように進めている集団が存在するのは励みになるものだ。
こんなニュースを聞くと、スカイアクティブR、次世代ロータリーも夢物語ではないのか?という期待を抱く。
頑張れ、マツダ!である。
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