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2016年3月10日 (木)

中高年の健康維持に時短を!

年間休日の増加、、、労働時間の短縮によく聞く言葉。企業選びの学生さんが注目するポイントに年間休日も欠かせない。

で、中年期の終焉を迎え壮年状態に移行しつつある今感じる事。それは、年間休日を増やす事もありがたいけど、もっと望みたい事がある。それは、、、、一日の労働時間の短縮だ。
今の日本では、一日8時間労働が基本だけど、これを7時間労働にしてくれれば非常に有り難い。これに2時間残業しても9時間残業を区切り、、、、これが理想だ。せめて、35歳以上限定でも良いからそうすべきだ。

仮に定時操業で一日7時間労働だったとすれば、午前8時始業とすると、午後4時に定時である。2時間残業しても午後6時で終業だ。

午後4時退社が可能なら、毎日健康管理のための運動がしっかり行えるではないか!

更に、午後4時退社なら、その気になれば副業も可能っぽい。(まぁ、就業規則次第だけど)

中高年の健康の失い具合を考えると、残業操業は多くても週3日程度だろう。週休二日厳守で考えると、定時退社は週2日だ。週2のペースで午後四時から公共のスポーツ施設に通う事が出来れば、健康維持には相当に有効だ。

毎日、月~金迄、夜遅く迄会社に残って、土曜日も出勤して日曜のみ休日、、、そんなリズムで、所謂、働き盛りと言われる年代(35~55歳)を過ごしていたら、成長した身体は、間違いなく蝕まれていく。脂肪が付いて、生活習慣病に蝕まれ、筋肉を失い、脂肪で重たくなった体を支える事が困難となり、姿勢が崩れ、腰痛に悩まされ、そして肩痛、膝痛にも悩まされる。その後、生活習慣病が重症化し、治療が必要な疾病に次々と罹患していく、そんな状態になった時には、肥えた身体を何とか動かせる程度の状態に陥り、還暦を迎える頃には、筋肉を失い、疾病を患い、そして食が細くなるにつれて脂肪も減っていく、、、定年の頃になると姿勢を崩した、痩せ細った身体で第二の人生に挑む事になるパターンだろう。

そういう風にならないようにするためには、毎日の就業時間を短縮して健康管理に各自が取り組めるような、そういう習慣を根付けさせるのが大事。働き盛りの時期に、僅か一日2時間でも良いので健康維持させれば、第二の人生を多くの人が活力を以て迎えられるだろうし、恐らく、高齢者医療費の削減にも大きく貢献するものと言える。

中高年の健康維持に、、、、企業は、就業時間を1時間短縮するという取り組みをすべきように思う。もしくは、企業内に従業員の健康管理のための厚生課のようなセクションを義務付けて、健康管理の行き届いていない従業員を強制的に就業時間から2時間程度を運動させるようなシステムを導入するのが良いのではないだろうか?

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