オジサンからお爺さんへ
先日、オジサン論的な記事をアップした。男性は、オジサンを過ぎるとお爺さんになる。
では、お爺さんというと、どんなイメージか?
チョット考えてみた。おじいさん、基本的にそれは高齢の男性の総称だが、どうなったら高齢っぽくなるのだろうか?
オジサン体型は判るけど、お爺さん体型というと、どうだろう?他人事過ぎて考えても見なかったから咄嗟にイメージ出来ない。
オジサンの基本フォルム、それは、基本デブである。恰幅の良いデブだ。腹が思いっ切り出ているのが特徴。恰幅の良いデブは、三十代後半から四十代が該当する。
このオジサンが加齢していくとどうなるか?
最初は堂々としたデブだったのが、前屈みの猫背なデブになっていくのだ。猫背なデブになる理由、それは体幹の筋肉を失って姿勢が保てなくなるのが理由だろう。猫背なデブ、前屈みのデブは、五十代から六十代が陥りやすい。猫背なデブをみれば、年齢は60歳前後とみて間違い無い。
この猫背なデブ期を過ごしていくと筋肉の低下が顕著となる。五十代以降は毎年1%ずつ筋肉を失うのだ。身体の使わない箇所の筋肉が消えていく。そう、手足といった四肢だ。猫背なデブ期の次は、四肢が痩せ細った体型に移行するのだ。当然、デップリした腹周りの脂肪も少なくなるけど、下腹部、脇腹の贅肉は残りがち、、、その結果、七十代には気が付けば痩せ細った猫背体型の出来上がりである。七十代、八十代と歳を重ねれば、益々、痩せ細り、身体は前屈みになり、、、、というパターンだろう。
人は老衰によって命を終える時、多くは痩せ細っている。脂肪を身に付けて丸々太った後は、筋肉を失い、脂肪も失いという道を歩むのだ。オジサンとお爺さんの境目、それは姿勢が崩れた状態が該当。これは筋肉量減が原因だが、更に筋肉が減って、ドンドン痩せ細っていくのだが、それがお爺さん体型と言って良さそう。
体型の変化を何処で食い止めるか?が健康寿命が如何に延びるか?となる訳だ。体型の変化を食い止めるには、バランスの良い食事+加齢に応じて増やすべき運動習慣しか無いのである。四十代以降、如何に、その部分に意識を回すか?が、五十代後半以降の猫背デブ化を防ぎ、餓鬼的な体型のお爺さんにならないか?に掛かっている。
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