コリ
コリには三つの原因があるという。
一つは疲れによるコリ。長時間の作業を行うと、筋肉の中では酸素が不足し、乳酸等が作られて、筋肉は硬くなり、コリやだるさを感じるという。
そう、同じ姿勢を続けたり、特定の筋肉ばかり使い続けることで、特定の筋肉を疲労させる事、これが、コリの原因の1つとなる。
二つ目は血行不良によるコリ。マッサージ等で楽になるということは、マッサージで血のめぐりが良くなって改善される訳で、逆に言えば、血行不良が原因ということ。
具体的には、疲れて硬くなった筋肉が血管を圧迫し、血行不良を来している。結果、筋肉の中に発生した乳酸等が筋肉内に溜まってしまう訳だ。当然、乳酸が溜まる一方で、酸素の供給も滞る。これが悪循環となり筋肉が更に硬直化してコリを慢性化させるのだ。
三つ目は何をやっても改善しないコリ。コリというのは違和感を神経から伝わって感じる物。その神経が常にコリの違和感を伝えていたら、常にコリを感じる事となる。
そう、末梢神経が何らかの原因で損傷してしまうと、コリは慢性化するのだ。
傷つく原因は様々だが、疲労や硬直で傷つけられる場合もあれば、大きな外力によって傷つけられる場合もある。それが完治しなければコリは慢性化してくるのだ。
末梢神経のキズを治す作用があるメコバラミンをとる必要がありそうだ。メコバラミンとは、レバーやイワシなどに含まれるビタミンB12の一種。しかし、末梢神経を修復するのに必要な量を食事からとるのは難しいとの事。
一つ目、二つ目はスタティックストレッチ、ダイナミックストレッチ等で対処可能だけど、三つ目が原因だと、なかなか難しい感じ。
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