学生ローディ、、、
年末からロード乗りの数が随分減ったという印象を持っていたけど、3月に入ってからは朝早い時間帯でもロード乗りに出会すようになってきた。
数の増減、ブームの盛衰ではなく、単なる季節の変化なのだろうか?まぁ、数年前は冬の寒い時期でも見ていたような気がするが、、、、
まぁ、今年の3月に入ってから見掛け始めたロード乗りっていうのは、ピッカピカのロードバイクに乗った身体の線の細い高校生とか、やはり、小綺麗なロードに乗ったオジサンというパターンが多く、乗り込んだ系の人の数は少ないような気がしないでもない。
先の三連休で見掛けたピッカピカのロード乗りで印象的だったのは、装備をレーパン、レーシャツでバッチリ決めた高校生だ。高校生と判断した理由は表情と身体の線の細さだが、もしかしたら大学生、専門学校生かもしれない。
いつものコースで折り返し地点から引き返し始めた時の話。復路で踏むのは、太田川橋南詰めで引き返し、可部線のアンダーパスを潜り、そして四輪進入禁止ゲートを過ぎてで、それまでは、基本、前後に注意を払い安全運転中だ。そんな時、後方に気配を感じて振り返るとローディが二人、急いでいるようなので普通に譲って走行。すると、進入禁止ゲートを過ぎて通常車道区間に入って加速しようとすれば、この二人のローディは併走状態で走り始める。まぁ、気にせず、目標速度40km/hとして徐々に加速して抜いていくと、しばらくすると、二名の内、一名が並び掛けて抜いていく、、、まぁ、気にしない。数秒後に失速して再び後方に、、、
その状態で高瀬大橋に到着、そこで信号待ち中に再度後方に、、、そこから再び40km/h巡航に入ると、それ以降は後方に接近する事はなかったのだが、学生さんっていうのは、何かとチャレンジングな様子。先々週も学生さんらしきローディが必死に追いすがってきたけど、学生さん+ロードというのは、『何人も前を走らせねぇ!』ってノリなんだろうか?
確かに、体育会系運動部の高校生というと身体能力はオジサンの比ではないかもしれないが、体育会系に憧れた高校生だとすれば、その限りではない。特に、市内の川土手のショートコースなんて場合の速い遅いというと、向かい風を破る突進力であったり、追い風に乗る回転力だったりする。その力というのは瞬時値に如何に大きな力だ生み出せるか?次第であり、それっていうのは筋力差が最も効いてくるのである。中長距離で持久力、スタミナ、総合的な身体能力比較となると、十代の身体の方が遙かに勝るかも知れないが、精々十数キロの範囲、時間で十数分レベルの範囲となると、年齢よりも筋肉量次第である。
線の細い身体に備わる筋肉であれば、パワー自体が生み出せない。パワーが無いと速度は乗らないのである。稀に、ゴリゴリな学生を見掛ける事もあるけど、そういうゴリゴリな学生を見たことがあるのは、自身の場合は、通っているプールくらいだ。
土手で見掛ける学生ローディの中にも、そういう人がいるかも知れないが、『何人も前を走らせねぇ!』的ローディの多くは、非常に細い身体の線であり、そういうのでは生み出せるパワーなんて高々知れているのである。
まぁ、その学生ローディも回転練習でもしていたのかもしれない。回転練習って言葉自体も違和感アリアリで、如何にも雑誌とか最近のショップの指導の影響かもしれないが、それ以前に、インナートップで漕ぐ姿も個人的には違和感感じまくりであった。
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