« ペグウィリー | トップページ | 子供は二人必要と唱える校長の間違いは? »

2016年3月15日 (火)

外壁塗装一年経過

建築が1999年の我が家、昨年、2015年に最初の外壁塗装を行った。年数にして16年目である。一般的には遅めだったかもしれないが、痛みの程度から考えても丁度良かった頃か?と思ったり、、、現在、一年経過である。まぁ、一年如きで問題が出たら有り得ないと言う事故に、基本的に問題無しである。

昨年の塗装前の頃は、頻繁に訪問業社が尋ねてきたりしていたので、見た目にも結構傷んでいたのだろう。

外壁塗装で不思議なのが、未だにDMとか新聞広告を入れる塗装屋さんの存在。広告内容を見ると、少なくとも、ここ二年は内容的に変化していないと言う事。内容を更新しないで、お客様の声を掲載するのは如何なものか?というのが正直な感想だが、そういう塗装屋さんも少なく無い。チラシの内容の多くは、今なら足場代無料、紹介されれば足場代割引とか、そういう魅力的な文言が並んでいる。

でも、足場というのは、設置解体は相当な労力を要する仕事のように見える。それを無料にするというのは、チョット考えづらいし、足場自体は足場屋さんのテリトリーであり、作業が無料と言う事は有り得ないと思う。足場代として見積書に費用が計上されていないだけで、他の部分で含まれていると考えるのが当然のように思う。
明確に足場代がいくら、作業代が費目別に掲載されている方が判りやすいので、個人的には足場代無料とか、それを売りにした広告を出す塗装屋さんは、それ自体でアウトだと判断している。

自身の判断では、基本的に塗装屋さんは工務店さん繋がりの場合が多く、基本は個人商店的な人が多いと考えている。工務店さんが請け負う住宅建築は年数と共に増加するので、その工務店さんが対応できる顧客数なんて限度がある。それ故に、訪問販売等で盛んな営業活動を行う業者さんもアウトだと判断している。

他には、いろんな機材をアピールしている業者さんも注意が必要。機材を入れる資本があるという意味で業績好調という部分は評価できるけど、その機材があれば優れた業者という論法には直ちに直結しないという考えがあるからだ。例えば、日射状況で家屋の温度分布を色温度分布で示す例があるけど、天候、季節、時間、気候条件が違った状況で、色温度が異なる状況を示すのは当然であり、その辺の配慮が抜けているようだと、機材の結果の使い方に問題があって、無意味というマイナスの印象になりかねない。
一般に、色温度分布から判る事というのは、日射状況に不自然な高温域、低温域のある箇所を見定め、その部分に潜む欠陥や損傷を非破壊的に発見するもので、補修後に、そういう不自然な温度分布が解消されたという考察を導き出すのが正解だと思うが、単なる、塗装前後の色温度比較を掲示するだけだと、全く無意味という判断になる。

自身が選んだのは、外壁塗装の前に気になる点、基礎の部分的な湿り具合が気になり、工務店さんと相談して、いろいろ調べた結果、素人のこちらの話を真剣に聞いてくれて、原因を突き詰める事に嫌な顔ひとつせず付き合ってくれたので、この工務店の社長にお願いして紹介して貰った塗装屋さんにお願いした。見積もり、工期日程の提出を受けて、工事に要した時間は4週間と少し長く。終了後にも、部分的に納得行かない箇所の修正に、連絡の上で、土日迄も出てこられて対応して頂き、基本的には満足している。

こちらの塗装屋さんの話を聞くと、工務店の社長とは30年来の付き合いで、仕事は工務店からの紹介以外を受けていないとの話。仕事は、交番、消防署の塗装の他は、工務店さんで継続的に住宅建築をお願いしている人ばかりだそうで、基本、リピーターのみで成り立っているとの話だった。まぁ、一年如きでアラが出るのはNGだけど、取り敢えず、現状は問題無い。

|

« ペグウィリー | トップページ | 子供は二人必要と唱える校長の間違いは? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 外壁塗装一年経過:

« ペグウィリー | トップページ | 子供は二人必要と唱える校長の間違いは? »