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2016年3月25日 (金)

微妙にレトロ

最近の単車、ビンテージというか、レトロというか、そういうデザインが割と多い気がする。
この流れ、発端は1989年のゼファー、その後のエストレア、W650/400/800がそうだ。CB400SF、XJR400といったモデルは、ゼファーとは少し毛色が違うもので、当時流行していたチョイ古バイクのカスタム車輌のレプリカといったものだろう。

そんなレトロフィールなモデル、最近になって再び盛り上がっているような印象。
MTシリーズの着せ替えバージョンのXSR700/900、CB1100なんかも、そんな感じ。

バリバリのスポーツバイクが存在し、それより少し公道向けとして今時のネイキッドバイクが存在しているけど、それより大人しくさせたら、いきなりレトロデザインに移るというのは少し違和感というか、残念な印象が大きい。現代におけるコンフォートデザインを今の解釈で生み出して欲しい気がする。

MTシリーズ自体、デザイン的に現代的で好き嫌いは別として悪くないと思う。こういった系統が更にマイルドなると、ホンダのNC系のデザインという流れなんだろうけど、NC系のようなマイルドなモデルが人気を集めにくいためだろうか?

レトロではなく、現代の解釈でスタンダードなスポーツバイクが生まれてくれる方が個人的にはグッとくる。

でも、今時のバイク購入者の殆どが1980年代の小僧であり、彼らの感性を刺激するなら、1980年頃のリメイクが手っ取り早いというメーカーのマーケティングの解釈なんだろう。でも、そういうのって安直で、進歩や革新が生まれにくそう、、、、オッサン相手ではなく、今の若年層のハートを鷲掴みにするような、色んなジャンルのバイクに新しいデザインを提案して欲しいように思う。

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