ダンベルシャフト
新たに2本程ダンベルシャフトを調達した。
我が家で使うダンベルシャフトの基本仕様は、グリップ部の直径がφ30mmでローリングカラー付き(回転グリップ)でシャフトとグリップはフリーとなっている。そして、バーベルプレートの固定はシャフトカラーで行うタイプだ。シャフトカラーの固定ボルトに対してシャフト側は緩んだ時の落下防止の溝加工が施されたモノを使っている。
一般のダンベルでは、スクリューナットで固定する構造が多い。それ故に、シャフトの取り付け部はネジ構造となっている。このネジ構造、一見良さそうにみえるけど、シャフトの類はクロームメッキが施工されており、長期の使用で、プレート穴の内径側とシャフトネジ部外径側の接触でメッキの剥離が多発する。この剥離したメッキは非常に危険であり、あまり安全とは言えないのだ。
更に、ネジは右ネジであり、ダンベル、バーベルにプレートを固定した後に、操作するとシャフトの一端側はプレートに生じる回転慣性によってプレートが緩みやすいのも問題である。緩んだからといって簡単に崩落するものではないが、ダンベルを用いたカール動作では緩みによって結構イライラする事が多い。
ということで、我が家では、キー溝にシャフトカラーからのボルトで固定するタイプのシャフトを使っている。このタイプのシャフトは緩む事もないし、緩んでプレートが落下する心配も無いので安心である。更に、回転式グリップはローレット加工が施されており手によく馴染む。ローリングシャフト故に、カール動作でグリップが回転してもプレートは回転しないので手首にプレートの回転慣性による予期せぬ負荷も掛からないので怪我防止にも効果的だ。
ダンベルで筋トレを行うならシャフトに拘るのが大事。基本は怪我防止である。メッキ剥離しやすいスクリューシャフト、回転慣性でプレートががたついたり、プレート慣性で手首を傷めるのを防止するのは、回転式グリップのローリングシャフト、手に馴染むローレット加工、長期使用で剥離するクロームメッキではなく、ユニクロメッキ仕上げの製品がお奨めだ。
ただ、このシャフトは殆ど流通していない。昔はミズノのダンベルシャフトとして流通していたけど、今は、オーダー製作で対応して貰うパターンだ。但し、調達すればずっと使えるのでお奨めではある。
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