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2016年3月29日 (火)

箱形バン、ワゴン

通勤途中、気になる車を毎日見る。一つはY30型のセドリックの時代のバン、もう一台は、ルーチェレガートのマイチェン後のベンツマスクのルーチェのバンだ。どっち昭和末期の時代の上級セダンベースのバンである。5ナンバー一杯の直方体形状のボディをベースにキャビンの後ろに大きなカーゴスペースを設けている。リアのウインドー面積は広く非常にルーミーなデザインである。
同系のデザインのバンには、クラウンのバン/ステーションワゴンがある。

これらのバン、何れもFRセダンをベースにセダンのトランク部分がカーゴスペースになっており長いオーバーハングの上がカーゴスペースになったデザインだ。

こういうバン/ワゴンが今の時代選べないのは寂しい。これらのモデルの特徴は、FRで5ナンバー、真四角という構造だ。今時のワゴンは、流線型だったり、リアウインドーの傾斜がきつかったりしてデザイン的な色気が出過ぎている。リアのカーゴエリアの容積を稼ごうと思えば、ハッチゲートは垂直に近いのがベストだ。さらに、オーバーハングが長く、開口部から長い距離でホイールハウスが荷室の邪魔をしないのが理想。これだけなら、現行プロボックス/サクシードが該当するが、実際のサイズから言えば当時のクラウン、セドリック、ルーチェベースのモデルより小さい分、カーゴスペースもそれなりだし、何と言っても駆動方式が異なる。荷物を大量に搭載するバン、ワゴンである。トラクションの掛かり方、頑丈さを含めてコンベンショナルなFRが理想だ。一寸前には、ステージアとかマークⅡブリッドが合ったけど、バンと併売ではないためか、高級車路線が強すぎるし選べるミッションもATが殆ど。

箱形のバンでは、ハイエース、ボンゴが健在だが、プロボックスクラスより一クラス上のライトバンが今は無いのが残念。まぁ、出ても売れそうにないので、将来も登場する見込みは殆ど無いだろう。コンフォートがこれからも販売するのであれば、コンフォートバン辺りが適当だと思うけど、コンフォート自体もモデル廃止が既定路線だから期待出来ない。

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