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2016年4月17日 (日)

健康指標

生活指導、健康診断の判定、、、計測項目の数値が正常域かどうか?で健康状態を判断する。これが一般的。

しかし、個人の数値の変動というのが、生活習慣(運動習慣、食習慣)によって影響を受けるという事を考えれば、その正常範囲で定義される数値が、どのような生活習慣か?という条件の提示が必要なように思う。

数値範囲が年代によってシフトするのであれば、人間の加齢による変化という要素が、純粋に生物の老化によってもたらされるモノか?或いは、年代毎のライフスタイルによる影響を加味したモノなのか?という部分が実際には不明瞭である。それ故に、正常範囲と定義される数値が、いかなるライフスタイルの健常者によるものか?が定義されていないと、個々の測定数値で個人が正常かどうかの判断するのは不可能なような気もする。

判りやすい例で言えば、運動を良くする人の場合どうか?という疑問だ。自身の場合、毎日4時間以上の運動を行っているが、心電図検査ではⅠ度心房ブロックと診断されるが、これはスポーツ心臓による心拍数低下である。レントゲン撮影すると、心筋肥大、心肥大の双方が確認され、通常よりも心臓が相当に大きくなっていると診断されているが、担当医の所見では、日常の運動量を考慮すれば正常という診断だ。自身の例で言えば、身長の割りに体重自体は重ためである。最近は71kg前後だけど、BMIで言えば24.5という数値。これは、肥満の一歩手前だけど、体脂肪率自体は11%前後をキープしている。つまり、筋肉量が原因なのだ。こういうパターンは、色んな人にも言える事。色んな測定値に対しても言える事ではないだろうか?個々に併せた診断を行わず、集団検診の数値だけで判定すると、通常の正常範囲から離れる人も、ここのライフスタイルから判断すると正常という事になるのでは無いだろうか?

活発な運動習慣を有する人、恐らく、心拍数、BMIだけではないはずだ。運動習慣の多いとどの様な変化をするか?というと、例えば、血圧なら少し高めだったり、LDLコレステロール値も身体に筋肉を作らせるために高め、L/H比、中性脂肪も高めでも変ではないように思う。
健康診断の数値エリアの幅を外れる場合、食習慣の乱れだけでなく、運動習慣の強弱による数値への影響も情報として提供出来るので有れば、その方が望ましいような気がする。

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