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2016年4月27日 (水)

筋肉量

無理に筋肉を大量に付ける、、、見てくれは良いけど、バランスが大事なような気がする。筋肉を大量につけると体重が増加するが、それに見合った骨、腱が備わっているかどうか?がとても大事なのでは無いだろうか?
俊敏な速度で動いて、長時間使えて、、、となると、筋肉量に見合った骨や腱の強さ、循環器系の強さがなければ厳しいように思う。
筋肉量に見合った、その他の要素が整う、これが重要だろう。筋肉量の増大を目指してプロテイン等で効果的にタンパク質を重点的に摂取する、、、、確かに、筋肉量は効果的にアップするだろうし、筋肉自体の持つパワーは飛躍的に向上するとは思うけど、その筋肉量を使いこなせる本体(身体)が備わっているか?というと、それは別問題のような気がする。
バランスの悪い筋肉量最重要視したプロテイン等による筋肉量アップを進めれば、重量による故障、動きの鈍重化は避けられないし、健康にも良いとは言えない。
プロテインを大量に摂取し、筋肉を増量するタンパク質中心の食生活、これは、或る意味、糖質制限ダイエットと同じ状態である。糖質制限ダイエットといえば、中性脂肪の増大、LDLの増大で、動脈硬化を進むこともあり得る。実際、提唱者の方が命を落とされたのは記憶に新しい。

筋肉量の増加を目論むのであれば、自然食中心+筋トレ+有酸素運動の実践で、摂取タンパク質が増えると、それと連動して増える糖質、脂質も吸収して、それを消化、利用出来るような運動体系を作るのが大事だろう。大量のタンパク質を自然食で得ようとすれば、自然と糖質、脂質も摂取する。その糖質を身体に溜めないような運動を続ける事で、筋肉の作動に見合った循環器系の能力も高める事が出来るし、得た筋肉が稼働するに適切な体脂肪が身体に備わるのである。結果的には、筋肉が付くと同時に、相応の体脂肪も付くのでは無いだろうか?

一日で行える活動量、それに見合った食生活を自然食中心で形作ったとすれば、恐らくは過度な筋肉が身に付いてゴリゴリになる事は無いように思う。

筋トレで筋肉を付ける。そのためには、タンパク質を自然食で得る。自然食故に、糖質、脂質も自然と摂取する事となる。その糖質、脂質も利用するに見合った有酸素運動も不可欠、、、、となる訳だ。つまり、食生活も自然な考え方でバランス良く摂るのが大事だが、実は、運動も摂取栄養分に見合った形で、有酸素運動と無酸素運動をバランス良く行うのが鍵なのである。これこそが、本当の意味で健康な身体を手に入れるということになるのである。

体重計で体重の数値を追い求めるのではなく、大事なのは、筋肉量のアップに見合った骨量アップ、脂肪量のアップが行われているか?である。管理するのは、筋量アップに見合った形で体重を増やしつつも、体脂肪率を一定状態で動かさない事。これに尽きるような気がする。体脂肪率が多すぎたり、極度に少なすぎるのは身体のバランス的には不適切なように思う。脂肪は不要ではないのである。筋肉量に見合った適切な量を維持する、これが大事なのである。そういうバランスを保つには、プロテインのような偏った食材を利用するのは恐らくNGだろう。筋肉量を増やすのなら、見合った脂肪も必要と考えるべきだろう。

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