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2016年4月 4日 (月)

LDLコレステロール、減らすべき?

これ、極度な悪者扱いが為されている気の毒なコレステロールだ。一方で、健康診断数値を見ると適正範囲が与えられている。つまり、他の成分同様に適正範囲で必要ということでもある。悪玉表現だと、無ければOKという判断に陥りかねないので、チョット違和感を感じる。

そもそもメタボリックシンドロームでは、血液中の脂質量の基準を中性脂肪値が150mg/dL以上、HDLコレステロール値が40mg/dL未満、のいずれか、又は両方としており、LDLコレステロールは関係無い。LDLコレステロールは、心筋梗塞等を引き起こすリスクがある故に、『悪玉』と表現されており、悪者扱いされているのが現状だ。

血中で分離しやすいコレステロールをタンパク質でコーティングしたモノがリポプロテインで、肝臓から出発するリポプロテインがLDL、肝臓に戻るのがHDLというもので、それぞれのリポプロテインに含まれているのがLDLコレステロール、HDLコレステロールというものだ。

そもそも、コレステロールとは身体の細胞を作る上で欠かせない材料である。特に、筋トレで細胞の修復を利用して筋量アップを図る上では、寧ろ減らす事はNGともいえる。逆に言えば、筋トレを習慣的に行う人は、肝臓がLDLを増量して身体に送り出しているとも言えるのだ。コレステロールを削減すると言う事は、筋トレで筋量を増やす上では効率低下を招いているとさえ言えるのだ。筋肉を構築する環境として、そこそこのLDLコレステロールは必須環境構築の上で必要不可欠なのである。筋トレ習慣がある人で、LDLコレステロール値が範囲内で少し高めというのは、異常でも何でもないと考えるべきなのである。

問題なのは、筋トレ等の運動習慣無しでLDLコレステロールが高い状態の人。これはコレステロールが過剰状態ということで、この場合の意味合いは違うので、運動習慣、特に筋トレ習慣の有無で、LDLコレステロールの多少と健康状態の判定は区別すべきなのである。

LDLコレステロールが高いといって、コレステロール降下剤を摂取すると、へたすれば筋肉が溶けていく可能性だってあるのだ。

最近では、コレステロールの状態で、食物云々、薬云々を聞くけど、大事なのはコレステロールを上手い具合に利用する生活習慣を作る事。つまり、筋肉を付ける営みを生活に取り入れる事なのである。大事なのは、筋トレのような無酸素運動だ。ダイエット重視の世の中では、数値的な重量増を招く筋トレの注目度は低いが、大事なのは、筋肉を増やす筋トレなのだ。血液検査での正常範囲云々、LH比の数値を当て嵌めて一喜一憂する人が多いけど、そういう数値で判定する上で大事なのは、ライフスタイルに合っているかどうか?なのである。

LDLコレステロール、これは必要なもの。LDLコレステロールが高いという人は、身体が、しっかり筋トレして身体を鍛えろ!というメッセージと解釈すべきなのである。

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