お父さんの食生活が子供に遺伝?
父親の生活習慣が子供世代に遺伝?
そんな話がワイドショーで流れていた。父親の生活習慣によって子供世代が脂質異常になりやすい性質が伝わる。即ち、遺伝している可能性があるそうだ。
父親の食生活の乱れが精子を介して子供に影響するという。生活習慣病の基本は、食べ過ぎ、運動不足といった後天的環境因子が支配するが、父親の乱れた食生活は細胞の記憶として子供世代に伝わる可能性があるという。
これ、動物実験で確認されたそうだ。世代を越えた糖尿病の誘発と言われているそうだ。母親の影響は、過度なダイエット経験があれば低体重の子供となり、メタボ、生活習慣病になりやすい事は知られていたそうだが、父親が高脂肪食を食べ続けると、子供のインスリン分泌が悪くなり脂肪肝になりやすいという。
遺伝に関しては未解明な知見が数多くあるようだ。
細胞の記憶もあるが、実社会においては、家族の風習、習慣の影響も大きく、その遺伝的影響は実験レベル以上に顕著に表れても不思議ではない。親は自身の健康管理のため、子供への影響、そして教育上も自身の食生活、運動習慣に留意するのが望ましい。
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