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2016年4月28日 (木)

フレームマウントステー

以前、グースのヘッドライトをフレームマウント化していた。これには、ヨシムラ製の捨てーを利用していたが、これはヘッドパイプ両サイドのネックカバーからヘッドライトステーを延長するものだったけど、サイドループ式のフレーム以外では、この方法でフレームマウントステーを使うのは少々難しい。
通常のネイキッドモデルでヘッドライトステーをフレームマウント化するには二つのパターンが考えられる。

一つは、昔のカワサキFX400R風に行う方法。これは、ヘッドパイプの前方にカウル付きバイクのアッパーカウルマウントステーのようなものを溶接する方法だ。
この方法は、どんなバイクでも可能だけど、確実にメインフレームヘッドパイプ部への溶接施工が必要というもの。基本はスチールフレームのみに使える方法だろう。
この構造の鍵は、一点で支えるために、重量物であるメーター、ヘッドライトを支える上で安定感と強度を確保する構造をデザインすること。華奢な構造だと、振動が出たりするので注意が必要。

もう一つは、昔のホンダCBR400F風に行う方法。これは、フレームの両サイドからフロントフォークを囲むようにステーを前方に出してヘッドライト類を固定する方法だ。この方法は、フレームがダブルクレードルフレーム、ツインチューブフレームといった両サイドにフレーム材が対称配置してある必要がある。ライトステー自体が非常に目立つ存在だが、広いスパンで前方の重量物を支えるために、前述の方法に比較すると振動等による問題発覚の可能性は低い。

どっちを採用するか?は、ヘッドパイプを支えるフレームが左右に露出しているか?である。つまり、バックボーンが一本でタンクに隠れていたらFX400R風の方法だけど、バックボーンがサイドループで2本が左右に露出していたらCBR400F風の方法も選べるということだ。
仮に次にネイキッドモデルを購入したら、最初のカスタムポイントは、ココだ。

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