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2016年4月28日 (木)

三菱自動車、どうなる?

過激な意見では、潰してしまえ、、、そういう話も聞くけど、それも行き過ぎ。
燃費数値偽装の軽自動車に加え、25年前から試験方法が不適切、、、こういう事が露呈されることによるダメージは計り知れない。25年前というと、一世を風靡したGDIも怪しいとうことか、、、、
この問題、他のメーカーにも無いのか?という話は当然巻き起こるのだ。

これと同じ構図は、昨年のVWの排ガススキャンダルでも同じく発生した。VWと同じ事は他のメーカーはしてないのか?という声、それに対して、各国、各機関にて、多くの他のメーカーのディーゼル車の実状を調査した。日本では、マツダ、BMW以外のディーゼルは違法とは言えないが実質排ガスは規制値が大幅にオーバーしていた事が露呈。トヨタ、日産、三菱、メルセデスの路上排ガスは試験公称値を大幅に上回る事が明らかになった。

恐らく、燃費の問題でも、計測すれば公称値を大きく上回るだろう。但し、検査数値の偽装という事には到らないのだろう。

ただ、偽装による数値改竄は照明されなくとも、三菱自動車が行っている事と似たような事をグレーな領域で各社行っていないとも言いきれない。そんな状況で、三菱を潰せ!というのも言い過ぎのような気がする。

競争力の確保出来ない部門は廃止、売却しても、選択と集中で競争力のある分野に特化してでもブランドは残すべきのようにも思う。PHEV、EV等では国内では最も競争力のあるブランドの一つ。これからの時代を考えれば、この分野とバス、トラックの分野だけでも残して再生してもらいたい。

但し、一方ではコンパクトカー、ミドルサイズセダン、スポーツカー等では、競争力を失って久しいというのが感想。軽自動車でも今更二強に太刀打ちできるものでもない。敢えて残すならば、RVというのも存在するが、RVもEVの中でのみ勝負するというのがベストのように見える。

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