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2016年4月 2日 (土)

3Dテレビとか

最近、3Dテレビの宣伝を見ない。3Dというと一部の映画で聞くくらいだ。一時のブームだったのだろう。まぁ、3D眼鏡が必須というのも普及しなかった理由の一つだろう。
そんな3Dテレビのムーブメントが過ぎ去って、今は4Kとか8Kといった超高解像度テレビが話題。この超高解像度はテレビに限らず、より小さなディスプレーでも登場しつつあるようだ。
しかし、このムーブメントも想像だけど、それほど長続きしないような気がする。
そもそも、4K放送というと、BS/CS放送のみで開始の予定。地上波は未定というのが現状。そもそも、高解像度が効いてくるのは大画面視聴の時だ。大画面テレビを接近してみるような状況では、解像度が少ないと画面のドットの粗さが気になるだろう。

画面の大きさから考えると、最低でも50インチ以上の画面でなければ4Kのメリットは少ないだろう。現在のHD解像度でも50インチ程度迄なら画面のドットが気になる事は無い。逆に、小さな画像再生デバイスのディスプレーを考えると、12インチ以下であればHD解像度さえ不要で、昔のVGA解像度でさえ十分でもある。

そう考えると、4K解像度のメリットが感じられるような50インチサイズのディスプレーでBS/CSコンテンツを視聴するという層がどれだけ居るか?と考えると、これも3Dテレビと同様に、商戦的にも一時のムーブメントで終わるような気がする。

テレビの解像度云々の話、数年前のデジカメの高画素数化を見るようである。デジカメの画素数は今は何千万画素というレベルだろうけど、個人的には必要度で言えばメガピクセルレベルで十分であり、デジカメを選ぶ時に、今や画素数で選ぶ人は少数派のようにさえ見える。同じように、もしかしたらテレビも解像度は画面サイズを選べば決まるという程度の要素となり、大画面テレビが必要でない人にとっては、どっちでも良い話に落ち着くような気もする。

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