ガンマのブレーキ、取り敢えず終了
ブレーキセットは色々変遷してきた。ただ、フロントフォーク、三つ又自体をノーマルに戻し、更に、キャリパーサポートは使いたくないという事で、必然的に選択肢の少ない取り付けピッチ85mmの昔のTOKIKOの4ポットキャリパーから選ぶ事になる。
この昔のキャリパーは大きく分けて3系統存在する。
一つは、ノーマルの中軽量車向けで小ピストンのRG250~500、GSX-R250~400用のもの。重量車向けで大ピストンのGSX-R750~1100用のもの、重量車向けで小ピストンのGSX-F400~750用のものだ。
取り付けピッチに対するパッド位置は、小ピストンのものは共通、大ピストンのモノは外周側に5mm移動するので、ディスクローター径は10mm拡大が必要というもの。なお、パッド自体は互換性は無い。パッドを吊り下げるピンのピッチが異なるのである。
個人的な理想は、大ピストンキャリパー+5/8インチマスターシリンダーだけど、ノーマルフォークアウターにキャリパーサポート無しだとディスクローターが不適合となる。ノーマルのディスクローター径260mmだと、パッドを加工して外周側5mmを削り落とす必要がでる。適性なディスクローターが270mmとなるわけだ。
そこで、パッドとローターの位置関係を重視して小ピストンのキャリパーとしてGSX-F750用のキャリパーを調達し、ノーマルのキャリパーとの比較を行うと、GSX-F750用の方が他の条件(マスター、ホース)が共通の状態でタッチがソリッドとなる様子であり、キャリパーが少し頑丈なのか?という印象を得た。
そこで、GSX-R1100用のキャリパーからGSX-F750用のキャリパーに交換したところ、レバータッチが硬すぎて、まるでスイッチのような印象。
最終的にはレバーストロークを確保して制動力の調整代を確保するために、マスターシリンダーを5/8インチから、ストックで保管していた14mmのものに交換してみた。
で、付け替えてからの感想は、、、レバーストロークが当然大きくなるが、制動力を比較的小さな力で調整する掛け幅が確保できたので結果的に乗りやすいという印象である。
まぁ、将来はノーマルディスクと同じ取り付け寸法で外径をφ260mmからφ270mmに拡大したローターを使い、5/8インチマスター+大ピストンのキャリパーに戻したりするかもしれないが、取り敢えず、今の状態で使ってみる事にする。
| 固定リンク
コメント