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2016年5月31日 (火)

走り方

70年代後半から80年代後半に掛けての10年間は、オートバイの高性能化によるニューモデルラッシュが時代の特徴。80年前後に水冷2スト250の登場と先鋭化、400ccのマルチ化と高性能化は、後にレプリカブームに繋がる事となる。このムーブメントの中で登場するモデルは高性能を競い合うのだ。公称出力の大小が売れ行きに直結する時代を経て、それが規制化されると、レーサーベースとしての適性度が売れ行きに直結する時代に向かう。
そして、優れた新製品が市場を席巻するのである。
当時の雑誌の多くは、ニューモデル紹介、そしてクラス最強はどれ?的な特集が注目を浴びて、定地テストでの最高速、ゼロヨン特集が花盛りの時代だ。
そして、最新、最強、最速こそが売れ行きに大きな影響を及ぼしていた時代だ。
80年代中盤からのF3、SPレース等では、ベースマシンとして優れたモデルが独占していたが、その占有率がマーケットの売れ行きに影響を及ぼしていたのだ。ただ、実際にレースに参戦するのは、オートバイ好きの1割も居なかったのが現実だ。多くのライダーは、速いオートバイが好きでもレース迄は、、、というのが殆どで、殆どが峠止まりである。
興味深いのは、そんなストリートライダーの集う場所、峠においての最速は、、、、当時を振り返れば、最速の最新マシンでは無く、型遅れの数年オチのモデルの事が多かったのが現実だ。
峠シーンでは、ベテラン、常連といった速いグループは、チョイ古の普通のモデル。新米が最新レプリカという構図が一般的だったのが現実だ。最新、最強、最速に飛びつく多くが、免許取り立ての若いユーザーだったのである。

当時の峠の走り方、常連グループの多くは、ストレート区間は割と控え目である。そして、コーナー区間が速いパターンである。常連組の多くは峠を本気という事は殆ど無い。そんな印象である。そして、新型車に乗った連中がストレート全開傾向が強く、コーナーはヨチヨチ、、、、そういう傾向である。そして、峠の事故の多くが、経験の浅いライダーによる事故で、コーナーアプローチで曲がりきれずオーバーランで道の外に転落したり、対向車線に出て四輪と衝突、、、そういうパターンである。これが事故の重症化の元である。勿論、常連組の事故の合ったけど、少なくともアプローチで転倒するのを見る事は稀、、、多くが、立ち上がりに掛けてのハイサイド、ドリフトアウトである。それ故に、車線外にはみ出す事は稀で、大抵は笑って済ませる範囲が殆どだったのである。

常連系が好むモデルは、単気筒、ツインのモデル。マルチでもトルクバンドの広いモデルが多かった。結構、重視されたのは、バンク角、、、こういうパターンが多かったのである。まぁ、80年代後半となると、定番化したレプリカに乗る人も増えたけど、大抵は二台持ちだったり、そういうパターンである。少なくとも、常連と呼ばれる人で、一目置かれる人が、最初からレプリカ、、、そういうパターンは、知る限り無かったのである。

当時の、いきなりレプリカ野郎は、ストレート重視、加速重視、最高速大好き系で、スペック重視な人が多かったのだが、単車の高性能を自身の技量と錯覚しているのが特徴である。まぁ、高性能な道具を手に入れると、自身が上達したかのような錯覚を受けるのも理解出来なくもない。高性能な道具を所有=最速、、、、、この傾向は、1980年代後半以降、全年代において多数派だろう。オートバイの死亡事故の殆どが速度落差が大きい衝突事故である。衝突事故というと、速度の大幅超過が原因で、不意な状況における対処能力不足と、予見不足が原因である。コーナーでオーバーラン、右直事故、正面衝突、、、、基本は速度超過が原因である。

加速と最高速度は、バイクの性能。状況に応じた速度管理、減速技能が乗り手の性能である。状況における速度上限を正確に管理する能力こそがライダーの性能なのである。速度上限はマシンの全開状態の性能ではないのだ。道路の曲がり具合、滑り具合、混雑具合、不意な状況の発生具合、、、、これが速度上限を決めるのである。その上限速度の見極め能力こそが、経験によってのみ身に付くのである。曲率の変化、対向車の飛び出し、突然のスリップ、、、これを予測して対処可能な範囲で遊ぶのが安全確保の秘訣だろう。

ただ、多くの人が、高性能バイクに乗ると、バイクの能力を自身の能力と過信するのである。これによる死亡事故が問題だったりする。

十数年前、当時二十歳前後の後輩が、ZRX1100によって右直事故で突っ込んで亡くなったけど、単車のインナーチューブが折れてスプリングが折れて、メーターパネルを見ると100km/h以上のパネル部分に針が当たった傷が残った状態。相手の右折中の箱バンは大きく凹み、車体が2~3m押し出されていた。これも、100m手前の信号停止後に起きており、100mの全開加速で到達した速度で激突したパターンだが、このライダーには、単車の性能なんて、意味無いと言う事を何度も伝えており、『お前の乗るZRXなんて、峠なら原付でバックミラーから消してやる』と言っていたのを今でも覚えている。
実際、グループのツーリングでは、マグナム80で峠区間では視界から消してやった事があるのだが、直線で100km/hも出れば、旋回角60°以上の峠ならば、十分だったりする。
本人は、それでも納得いかなかったようで、直線区間で全開加速命の癖は直らなかったのだが、結局は重大事故に到るのである。
ハイパフォーマンスなモデルに乗る程、自制が必要なのだ。加速が強烈な分、コーナーの手前では確実に減速を行う癖が必要。加速体制で加速を控える自制心を如何に持つか、これが楽しむ秘訣なのである。自制が解き放たれたとしても、アプローチで己の技量を考慮した上での速度管理が確実に行えれば良いのだが、見当違いで減速不能で陥らないような自制こそが重要なのだ。

オートバイの楽しみ方は様々だが、峠の楽しみ方は、なんといっても曲がりの部分。正確に減速して、思ったラインを思った速度で狙い通りにクリアする。立ち上がりで車体が起きたら終了である。コーナー間の直線は息抜き区間である。コーナーに向かって加速しながらアプローチ、これが安全の秘訣である。アプローチでブレーキを掛ける割合が増える程リスクが高まるのだ。まったりストレートからのアプローチ段階でアクセルオンすれば、十分に姿勢を整えるトルクが発生出来るパワー特性が何よりも重要。車体の姿勢、体勢作りこそが、コーナーを気持ちよく走るための必要条件なのだ。車体を安定させるのは、基本はアクセルオンによる駆動力確保と車体を意志によって動かせる状態の維持であり、どんな状態からでも安定させるには、フラットトルクでワイドバンドこそが有効で、実は実効的な最速のキーワードなのである。ピーキーなモデルほど、車体を意識の支配下に置いてレスポンス良く動かすのが難しいのだ。

この辺が理解出来ないライダーが殆どだろう。未だに、スペック大好き、最高速大好きな人が少なくないけど、こういうライダーの多くは、高性能バイクを扱う上での意識が掛けているのだろう。こういう感覚を会得するのは、少々の経験では理解出来ないかも知れないが、それを身に付けるのは、そういった姿勢を作る上で、車体から伝わるインフォメーションが顕著な低性能なモデルからの修練が何よりも有効。言ってみれば、ステップアップが大事なのだ。ステップアップして、速度ランク、重量クラス毎に明らかになる挙動と怖さに対処する術を付けてステップアップする、、、、そうやって重量車クラスに辿り着くというのが正解なのである。
昔の免許制度というのは、或る意味、正解なのである。超難関と言われた限定解除試験、、、理不尽な言いがかりで原点されて不合格にされる人が多かったという制度だが、その理不尽さを含めて、正解だったといえる。

単車の上手い下手は、速く走れるか?寝かせるか?ではない。状況に併せて正確かつ安全に扱える技量があるか?技量を理解した自制心が保てるか?なのだ。白バイ警官より速いとか、振り切ったというのでは無いのだ。危険を越えない技量と自制心こそが重要なのである。
実際問題、教習所取得中免の中型車と限定解除の重量車の事故発生比率は、1980年代当時で数倍の差が在ったのだが、やはり、利益主義の教習所教習で得た中免ライダーには、限定解除ライダーとは次元の異なる違いがあったと言っても良いだろう。当時の事故は、中免ライダーが80%以上を占めていたのだ。

レプリカブーム衰退後、ライダーの絶対数自体が減り、特にレプリカモデルの衰退後は、若い世代の中で、このようなスペック志向のライダーは少数派だが、80年代のレプリカ世代のスペック志向は健在。スペック志向のライダーの絶対数としては、80年代の20代、現代の50前後世代が一番多いだろうけど、このスペック志向のライダー全体が、或る意味、リスキーな存在である。

中型のレプリカモデルが消滅し、スピードの出る高性能モデルは大型車ばかりとなっているけど、1996年以降は教習所で大型自動二輪免許取得が可能となっている。誰でも免許が取れる時代なのである。恐らく、この制度以降に免許取得した人の90%以上は、当時の限定解除制度時代ならば免許取得は出来なかったと思われる。今や、誰でも興味があれば、安価に大型二輪免許がゲット出来、超高性能なモデルが安価に調達出来る時代なのだ。

こういう時代に、スポーツバイクの一台目が、リッタースーパースポーツ、、、、そんな人だらけだったりするのである。80年代と違い、サーキット、レース、峠には無関心な人が殆どだけど、スーパースポーツが大人気、、、、どこで楽しむか?というと、高速道路、見通しの良い一般道である。高性能を満喫するのには、長い直線が大人気なのだ。それが、バイパス、高速のSA、PAに集う様にも見て取れるのだ。
80年代のシーンでは、実際に小排気量が大排気量を、型遅れが最新レプリカを食うというような下克上が見ることが出来たので、それに気付き、ステップアップで技量を高める人も少しは居たけど、現代の直線番長最高的なシーンでは、そんな事は有り得ない。最新、最強、フルパワーと糞度胸の勝負である。ステップアップという事よりも、如何にパワーを上げるか?如何に新型に乗り換えるか?が大事なのである。

そんな度胸試しを高速道路、見通しの良い一般道でやらかすのだ。グループツーリングという名目で、一般道を爆走する、、、すると、一般人を巻き込む悲劇を引き起こす事もあるだろう。グループ走行すると、集団走行による高揚感が自制心を更に希薄なモノとする。その結果、危険予知能力が麻痺し、車体の安定性に任せて全開加速でカッ飛ぶのだ。

200km/h以上で走行中、前方200mで何か前を塞ぐモノが出たとしよう。1秒間で60m進むのだ。200mを3秒チョイで通過するのだ。前を塞ぐ歩行者、自転車、右折車、、、、かれらからみれば、200mも遠くのバイクが3秒でやってくるとは思わないのだ。下手すれば見えていないのである。

この記事の発端のZX-10Rが軽四をぶっ潰して転がした4人死亡炎上事故を見れば、如何にZX-10Rのライダーが無謀な運転をしていたか?が見て取れる。
軽四のダメージの度合から考えれば、150~200km/hの走行が伺えるが、見通しの良い直線とは言え、そこまで速度を出す神経が理解出来ないというのが正直な意見だ。

子育て、仕事が一段落した50前後の代ライダーが重大死亡事故の最多発生世代となっている。彼らは、中免制度で400ccレプリカに乗っていた世代だが、そういう世代が、リッターSSを選んでライダーに復帰しているのだが、、、、この世代の頭は昔のままである。
特に、多忙に追われレプリカを下りて、ブランクの後に教習所で免許とってリッターSSに乗る、、、、最悪なパターンである。脳内が若いまま、勘違いしたまま、年取って危ないオモチャを持っている状態である。80年代からずっと経験を積み重ねていれば違うかもしれないが、ブランク後の復帰でそのまんま、、、一番危険だろう。
こういう世代を含め、高性能を与えるのは結構危ないのだ。今、50前後世代の事故が目立つのは、、、30代、40代前半の連中は、高性能バイクに興味がある層が少ないだけだろう。基本、速いの好き系な人の多くは、、、、とっても危ないのである。

一般道での走り方、如何に自制心を持つか?が大事。自制心と技量はセットである。技量を超えない自制心、これが大事なのだ。技量を高める事の大事さを理解して、速さを求めるのでなく、技量を高める付き合い方、走り方が大事なのだ。技量が高くなれば、いつしか、楽しめる速さがどれ程か?が見えてくるだろう。

楽しめる速さを見付ける走り方に開眼する、、、これが大事。そんな道具というのは、楽しめる速度レンジの広いモデルと付き合うことが大事なのだ。スペックの高いオモチャを選ぶ見方ではなく、楽しめる速度レンジの広いモデルを選ぶのだが、最初は、楽しめる速度レンジの低いモデルを選ぶのがお薦め。これこそが、ステップアップなのである。

それに気付けば、楽しめるパワーレベルが如何ほどか?というのが、状況毎に決まるという事に気付くだろう。そういう時代はいつやってくるだろうか?

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中年の突然死

先日、前田健さんが突然死された。死因は虚血性心不全とのこと。44歳だそうだ。
自身、知命の50代に突入しているが、40代以降、同級生で命を落としている数は、片手では足らない。そして、身近の40代を見渡すと、健康がヤバイ感じの人は、少なく無い。両手両足でも足らない程だ。

多くは健康が蝕まれている。原因は、喫煙、肥満、食事、運動不足、ストレス、、、、そして、高血圧、糖尿病、高脂血症を罹患している。これが重症化すると、狭心症、心筋梗塞に到ったりする訳だ。それ以外にも癌発症リスクが高まったり、或いは、腰痛等に悩まされたりする訳だ。

中年は生活の不摂生で健康への負担が大きくなるような状況が蓄積されている。その蓄積の結果、許容限界を超えて危険な状況に陥ったりするのだ。

非常に恐ろしい話である。

そういうリスクを解消するには、禁煙、体型維持、運動、バランスの取れた食生活、Noと言える日常行動、、、、これが重要である。

しかし、これに従うと、現実の社会においては、或る意味、ドロップアウト状態になる。そういう状態で社会から浮いてでも自身の身を守るか?自身の身を犠牲にして社会に迎合するか?これが究極の選択だ。

自身は、我が身を守る選択をしているが、こういう選択をする人は、見渡す限り、かなりの少数派のようだ。恐らく5%も存在しない。

ただ、どっちの選択が人生にとって豊かさを感じられるか?は、価値観次第だから、どっちが正しいとは言えない。各自が選ぶモノである。

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5ナンバー+MT+4WD

今や、こういう選択肢はボディ形状問わずでも選べないようだ。
前回購入時点では、現愛車のプロボックスワゴンFが該当したし、その前ではエリオが該当していたので、4WDのMT車を選んできた。因みに、エリオの前が、エスクードの2.0DでAT+4WDだったけど、これでATに嫌気が差してMTに戻ったモノ。エスクード2.0Dの前は、エスクードV6でMT+4WD、その前がシエラ、その前がジムニーターボだ。それ以前に遡ると、SS40セルボ、TE71カローラ、、、、と2WDのモデルばかりとなるけど、大学卒業以降は実家の住まいが急坂の団地といことで、ずっと4WDモデルである。4WDモデルにしてからは、坂道の積雪でも問題無く帰宅出来ており、周囲で放置されたFF、FR車を横目に運用してきたので、次回以降も4WDモデルを選びたいのが希望だ。
勿論、エリオ以降のスタンバイ4WDとエスクード以前の直結4WDでは走破性は全く違うけど、圧雪状態となった坂道を登坂する程度ならば、スタンバイ4WDでも十分なのである。

で、今のプロボックスも来年で丸7年となる。そこで、そろそろ次の愛車をどうするか?が気になるところ。そんな状態で、基本的な好みである5ナンバー+MT+4WDを探してみると、、、、、知る限り、国産車の現行モデルでは存在しない模様、、、、今のプロボックス、非常に希少な存在である。

高年式の中古ということで探すと、ラッシュ/ビーゴにMT+4WDモデルが存在しないことも無い。来年以降登場しそうなモデルというと、CHRってモデルがあるけど、全幅が1800mmに迫るので没。FFで妥協すれば、フィット、ヴィッツ、デミオといったコンパクト、フィールダー系があるけど、やはり4WDが理想、、、
5ナンバーという括りを外せば、4ナンバーでライトエース/タウンエースの4WD+MTモデル、ボンゴの4WD+MTモデルである。しかし、車検に毎年出すというのが面倒臭いのである。しかし、その手間さえ無視すれば一応希望に適う事は適うのだが、、、

質実剛健、5ナンバー+4WD+MT、、、、そういうモデルは登場しないのだろうか?

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2016年5月30日 (月)

レプリカ世代は、、、

右直事故の画像を色々みて思った。

単車は、カワサキのZX-10Rだ。軽量ハイパワーなSSモデル。
軽四は箱バンタイプのモデルで車種は不明。

損傷の度合い、軽四は丸焦げだけど、衝突されたのが横っ腹。前ドアと後ろドアの間のピラー部分に単車が突っ込んでいる。そして、めり込むように50cm以上は突き刺さっている。

結果、軽四は10m程押されて横転、そして炎上である。単車は、シートカウルとエンジンサイドの形状からZX-10Rということが確認できる程度で、吹き飛ばされて丸焦げになった燃料タンクが転がっているが、タンクにキャップはしまったまま、、、カウル類は見当たらない。

大型バイクとは言え、SSモデルである。昔の400cc程度の重量、これが軽四を50cm以上凹ませて、10mも移動させている。

軽四の真横に突き刺さるというのは、一体何キロの速度が出ていたか?というと、、、、十数年前に後輩がリッターバイクで箱バンに突っ込んで命を落としたが、120km/h程度の速度でも車体に単車がめり込む事は無かった。単車はZRX1100だったけど、四輪の箱バンは2~3m押されただけだ。

それが、、、、今回のようなダメージを四輪に与えたとなると、低く見積もっても150km/h、下手すると200km/h近い速度だったのか?とも思える程。

道路は、片側2車線で直線が3kmも続く道、、、、確かに、出せるだけ出したくなる道だ。今回の事故後のニュース映像を見ると、事故直後には、SS系モデルと思われるバイクが数台停まっている。集団で走行していたとすれば、大幅な速度超過を引き起こしていたのか?とも思える。

仮に、150km/hで走行していたとすれば、、、一秒間に42m進むのである。車の横っ腹に突っ込む、、、車が右折して進む時の速度は、恐らく15km/h程度。右折待ちから横断に到った時間は、距離で10m程度として3秒未満である。3秒前に150km/hで接近中のバイクは126mも向こうにいるのだ。四輪からすれば、130mも向こうにいるバイクがまさか突っ込んでくるとは思えない、、、、仮に、200km/hで走行していたとすれば、下手すると200mも向こうである。それが、僅か3秒程度でやってくる、、、、想像出来る筈が無いのである。

四輪の損傷度合いから見れば、単車の速度の異常さが見て取れる。こうなると、四輪の前方不注意なんて問えないように思う。

今時のライダー、現時点で単車購入年齢は50歳前後、そして、事故多発年齢も50歳前後である。今の50歳前後、、、1980年代後半のレプリカ世代である。当時も事故が多かったのだ。過信による自爆事故が多発した時代だ。

今回の一般道での尋常でない速度が今のSSモデルで出されていた様を見ると、、、、今の50歳前後世代、、、結構、危ない。特に、スペック大好き系な人達、かなり危ないという思いを強くさせる。

当時、スペック競争が激しく、それで売れ行きが左右されていたけど、今、その繰り返しが起こっているように危惧させる十分な事故だ。

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漕ぎ方

自転車のペダルの漕ぎ方、色々考えられる。普通にクランク水平時に下向きに拇指球付近で踏む、、、これが一般的だけど、あくまでも機械が動力を受ける上での考え方。
逆に、踏む側から考えると、負担無く一番力が入れられるポーズというと足を曲げた状態で力を入れるよりは、膝を伸ばした状態で踵で踏ん張るポーズがベスト。これは、人間の身体で力を楽に発揮出来るという考え方。

他にも、身体の負担という意味では体重を如何に支えるか?という観点から見ると、前傾姿勢では、腕、尻、足の三点指示で一点毎の負担は少ないけど、後傾姿勢だと尻一点指示で尻の負担は大きい。

漕ぎ方もそうだ。ずっと座った状態が良いのか、立ち上がり姿勢を維持した方が良いのか?で考えると評価は湧かれる。大きなトルクを生み出そうとすれば体重も積極的に利用するのがベストで、立ち漕ぎというのは本能的に採る姿勢だろう。

そんな事を考えると、楽に漕ぐには何がベストか?というのが判りづらくなる。
結局は試行錯誤で体感して決めるしかないのだろう。

最近は自転車が怠い瞬間=上り坂といことで、立ち漕ぎがしやすい自転車ということで、ハンドルが近くアップライトで前乗り、そしてステップ幅が低く重心移動を小さくしたショートクランクが良いような考えに傾いているけど、平地だと体位を預けるようなポジションが楽という意識も捨てがたく、そうなると踵踏みで身体が楽に支えられるクランクフォワードポジションも悪くないという考えも捨てきれない。

結局、上り坂、平地では理想のポジションは変えた方が良いような気もする。クランクフォワードが楽なのは間違いないけど、上りはダメダメである。上りだとアップライトな踏み台昇降的なのがベストだけど、それだと平地は効率が悪い。ならば、両方のポジションを同時に採れるジオメトリーがあればベストということ。更に言えるのは、足の回し方を考えると、基本はショートクランクが良さそうということ。

状況に応じて乗り方が自在に変えられるのは?というと、、、もしかしたら、昔風のバナナシートが良いのかも知れない。バナナシートにマルチポジションバーを使えば、そんな自転車が作れるかも知れない。

そういう自転車を一台作ってみたい今日この頃である。

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ブロックパターン

BMXとかMTBのブロックパターンのタイヤ、非舗装路で走って思うのは、思った以上にグリップ力があるということ。逆に、ロード用のスリックタイヤは非舗装路では、予想通りというか、全くグリップ力が無いということ。

その一方で、ブロックパターンのタイヤも、相応の空気圧を与えると、舗装路での走行抵抗はそれ程でもないという印象だ。そして、大きく重たい車輪が回る事で、速度の維持は結構楽なのである。漕ぎ出しは重いけど、漕いで速度に乗ると快適、、、、

これを受けての感想だけど、29er仕様で大きな車体にドロップハンドル、それにクロスバイク的なギアレシオを与えると、街中で結構無頓着かつ豪快に、楽に移動出来そう、、、太いタイヤだと、街中にある様々な段差も気にしなくても良い。小径車でも結構楽しく速度がでるので、大径ホイールなら更に効果的だろう。

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2016年5月29日 (日)

右直衝突炎上、、、どっちが悪い?

右直事故、直進側がカワサキのリッタースポーツバイク、ZX-10Rっぽい残骸、右折側が軽の箱バン。箱バンが横転してバイクも全損。テールカウルのライムグリーンからカワサキ?って事しか判らない状況。

ライダーは49歳とのこと。通常、右直事故なら右折が悪いという判定になるけど、直進のバイクが車を横転させて炎上、、、、、一体、何キロで走ってたの?という事になる。

120、130km/hという速度なら、あんな事にはならない。片側二車線の3kmのストレートである。

エンジンパフォーマンスに任せてアクセル開けすぎだろう、、、、同世代のライダー目線から考えると、80年代に自爆していたレプリカ乗りとイメージが被る。当時のレプリカライダー、直線部分からの減速不良でオーバーラン自爆、、、これが多かった。

加速、速度はエンジンパフォーマンス次第。しかし、不意の状況を予測したマージンを残してコーナーにアプローチしたり、不意の状況を回避して対応できるマージンの確保は、単車の急かすパフォーマンスを客観的に見つめる事が出来る冷静さが不可欠。

周りにも、リッターバイクで自爆パターンの人が数多くいる。命を落とす奴も少なくない。
殆どが過信が原因である。直線で出せるだけ出す、、、こういう人が多い。そして、出せれる速度が大きい高性能バイクを選ぶ人程、出せるだけ出すパターンが多いのが現実。

大して速度が出ないバイクを選ぶ人は、基本、出さない。バイクに何を選ぶか?が、本人の性格を暗に示している。高性能を追い求める多くの人は、出せれる速度が大きいものを好む。結果的に、そういうオモチャを手に入れると、出せるだけ出したくなるのである。

通常なら右直事故では右折が不注意かもしれないが、直進車両が200km/h近辺で走っていたとしたら、右折確認しようにも見えないのである。そんな状況を考慮したら、出せるだけ出していた結果、速度が尋常でないのなら、、、、直進側が悪いだろう。

バイクで出せるだけ出す、、、、こういう人は、今の50代前後、スペック志向、過去のレプリカ好きに多い。特に世代のキャラだろう。こういう世代が今の事故の殆どといえる。30年前は20前後の事故が社会問題、そして20年前は30前後、10年前は40前後、今は50前後の世代である。この世代、アホが多いのだ。性能崇拝の癖に、技量が伴わず、状況判断が出来ないのが最大の原因。モノさえ手に入れたら最速だぜ!的な、そういう思想が問題なのである。

http://homepage1.nifty.com/firstsource/etc/2rin_jikotaisaku.htm

にも紹介しているけど、50前後世代、、、この辺が特に問題である。

ステップアップして少しずつ技量を磨く、、、、そういうプロセスは1980年代以降、軽視されているが、規制緩和していきなり高性能が手に入る今は、特に危ないのである。

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5/22~5/28の検索ワードピックアップ

★CX-EUROのパワーアップ
 駆動力アップならファイナルギアケースの組み換え。エンジン自体のパワーアップなら、GL500のエンジンスワップ。CXカスタム等の後期型エンジンの場合、エンジンを割ってアウトプットシャフトの組み換えとか、スイングアーム以降をセットで交換するとかが必要。スイングアーム以降の組み換えの場合、一般的にはアメリカンのキャストホイールしか選べないので今一。

★ピストでヒルクライムのギア比
 ヒルクライム用にギア比を選ぶのは、、、意味無し。平地用ギアでヒルクライムするから面白い。

★DAHONのブルホーン化
 折り畳み収納性を考えると、ノーマルステムで行うのがベスト。

★NS400Rフルパワー
 輸出車輌の公式出力は72PS。国内向けとの違いは不明。

★ジュニアカセットとフレーム
 シートピラーにトップのスプロケ歯が干渉気味となる。回避方法は、ハブ軸のスペーサーの組み換えでハブボディ自体を1mm程度オフセットさせること。1mm分、オチョコ組すれば問題無し。

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80年代という祭りの後の90年代二輪市場は、、、

80年代に隆盛を誇ったスポーツバイクブームはレプリカブームで頂点を極める。しかし、1988年に厳格な自主規制の運用が通達され、1989年以降は動力性能的には頭打ち、低下傾向となる。それが恐らくブームの転機となったと思われる。この規制強化の通達の背景は、膨張する市場と過激化するモデルによる交通事故の多発、暴走行為の多発が原因である。厳格な自主規制の運用の通達と並行し、取り締まりの強化、通行禁止エリアの拡大と二輪車が公道から締め出されていく。郊外の峠には、滑り止めの段付き舗装、キャッツアイが埋め込まれ走りづらくなる、、、、これがブーム衰退の転機である。

そして1989年はブーム終焉の時を迎え、次のムーブメントを占うモデルが登場するのである。その筆頭がCB-1が先鞭を付けたネイキッドバイクで、ゼファーの登場でブームを巻き起こすこととなる。ゼファーは46PSと当時の250ccクラス並の性能だが、心地よい高性能、飛ばさなくても快適な特性で瞬く間に支持を集める。

更に、1980年代半ばから注目を集めていたSR・SRXといったシングルスポーツを素材としたカフェレーサーカスタム、1980年代後半、本格的なアメリカンとして登場したスティードを素材とした本格的なアメリカンのカスタムがユーザーに大きな支持を集めるようになる。

大きな出来事は1992年の馬力規制値の引き下げである。1989年以降厳格運用により測定誤差に±10%とされたが、1992年の規制では規制上限値の引き下げに加え誤差を容認しないものとなったのである。1988年での公称出力は、どちらかと言えば、最低保障出力とでも言うモノ。現実に考えれば、例えば国内仕様のRG500ガンマが公称の64PSで実測246km/hもの最高速を叩き出すのは考えてみればおかしな話である。RG400ガンマでも公称通りの59PSだとすれば、実測で228km/hも記録するのも変な話なのだ。88NSR250Rでも、公称45PSであっても実測で200km/hに迫る最高速度を実際に記録しており、その動力性能から推定すると、RG500ガンマは国内仕様であっても90PSに迫る出力は有していただろうし、400クラス最強と言われたRG400ガンマでも80PS程度は発揮していたと想像することも不可能ではない。NSRにしても当時はパワーチェックすると60PS前後を叩き出すという話は良く聞いたし、実際に現場で数字を見たこともあるのだ。

1989モデル以降では、規制の明文化通達で±10%の誤差ということで、レプリカ400は実質で65PS程度、レプリカ250で50PS程度が実質出力だったのだろうが、実際に'88以前のモデルと'89以降のモデルはは、その程度の体感の違いは誰でも感じられたのである。

そして、1992年に強化された規制によって完全に牙を抜かれたレプリカモデルに魅力を見出すことは困難となり、ブームは完全に収束。1995年以降、軽二輪+小型二輪の登録台数は一度も年間10万台を越える事は無くなったのである。

1996年以降は限定解除制度の廃止と、大型自動二輪が教習所取得可能となり内外の大型二輪が実質解禁となったけど、これが市場を活性化したようには見えないのには、大きな理由がある。それは、80年代ブームを支えた当時の20代は、90年代では30代、40代となり日常生活において就職、結婚、育児、、、、と多忙となっており単車どころではないのが大きな理由だろう。暗黒の90年代、それはオートバイブームを支えた世代が、ブームを卒業し社会生活の多忙さに追われ始めたのが最大の理由。そして、その後の世代がオートバイの世界に入ってこなかったのがジリ貧の理由なのだ。

1990年代といえば、カフェカスタム、アメリカンカスタム、TWブーム、ビクスクブームといった小さなブームで、オートバイの走行性能に惹かれて楽しむというものではなく、あくまでもファッション小物での一つという捉え方で支えられている。1975年生まれより後の世代、所謂今の20代、30代の価値観は、遊びのアイテムが単車に限らない世代。ゲーム、PC等のデジタル機器、通信機器の普及により遊びのターゲットが広い世代なのである。それ故に、単車の走りの部分に価値観を置くボリュームが小さいのも致し方ないといえる。

オートバイが人気が無いのではなく、趣味やライフスタイルの多様化によって支配率が低下しただけなのだ。にもかかわらず、売れていないと嘆くのは、少し違うのが現実だ。

ただ、2010年代後半以降、1980年代のオートバイブームを支えた世代が、この市場に最後の貢献をするのである。2010年代というと、当時のレプリカ小僧は45歳以上~50代という世代である。そして、2010年以降、重量車の人気によって2014年現在で平均年齢51歳の人間が大型二輪を購入し、この世界に戻ってきているのだ。

戻ってきた理由、それは、或る条件が満たされたからである。この世代の人生の多忙さが一段落したのは、育児が終わり、住宅ローンに目処が付いたからに他ならない。

レプリカブームが終焉したのは、1989年の規制運用開始、1992年の規制強化だが、それは、その時代にレプリカブームを支えた世代が大人になってオートバイを降りたから。オートバイを降りる理由は、規制によって牙が抜かれたモデルに対して、社会に出てまで新しいモデルを買うまでもないか、、、という風に思ったから、、、そう考えるのが最も合点がいく話だ。

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レイバックシートポストのパイプ径

BMXに装着しているレイバックシートポストのパイプ径は22.2mmである。これ、オールドBMX用パーツということで、フレームへ差し込む側も22.2mmだけど、22.2mmというサイズは如何にも細い。乗車するとしなりが体感出来る程。
因みに、BMXのシートパイプ内径は25.4mm、、、となると、シートポスト自体は25.4mmのパイプで、サドルヤグラ装着部だけ22.2mmというサイズのものが理想。

しかし、そういうレイバックシートポスト、ベンデッドシートポストの入手は相当に困難っぽい。

実際、レイバックポストを装着してBMXを漕いでみると、思いの外乗り易く、乗り心地が良い。但し、乗り心地が良いからと言って体重を掛けて漕いでいると、いつか破断してしまうのでは?という心配があるのも確かだ。

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譲り合い?

これはアウトだろう。それは、過度な譲り合いというか、、、優先道路で停止義務が無い道路でありながら、脇道から入ってくる車を永遠に待つ奴。青信号で進めの状態で、後方に車が溜まっているにも拘わらず、赤信号方向からの車を譲って何時までも入れようとして停まっている奴、、、、、

正直、相当にイラッと来る。

横断歩道で横断待ち歩行者のために停止するのは、歩行者が第一優先だからであり、そこで停止する事に何の違和感も無いけど、車輌対車輌の位置関係で、優先側が非優先側を周りの状況を見ずに待つ奴、、、、考え物。

優しいのかもしれないが、周りの状況を見ておらず、結果的に自分の視界外に多大な迷惑を掛けながら全く気付いていない、、、、、

譲り合いの気持ちは判らないではないが、どっちが優先で、そうすることで他がどうなっているか?迄考えて欲しいもの。

先日、踏み切りを横断する交差点、横断側の道路が優先、線路と並行側の道路が非優先の交差点で、優先側の車線の真ん中で原チャリがずっと止まっている。結果、非優先側の車輌もどうして良いか判らず停まり、優先側の道路も進路が塞がり渋滞、、、結果、その原チャリの四方で車輌が行き場を失いずっと滞った状況、、、、、サッサと優先位置に居るならば交差点内部で進路を塞ぐ出なく、通過すれば良いのに、、、、、

他にも、流れを無視したような低速で走るスクーター、車も居る。国道で30km/h程度でタラタラ走るとか、原チャリで15km/hの自転車並の速度で、道路の真ん中を走る。これって、安全といえるのだろうか?と、常に思う。ゆっくり走るのが良いのではなく、決められた速度で走れる状況では、決められた速度で走るのがベスト。法規、法令を無視して過速度走行するのは当然アウトだけど、逆に指定速度を大幅に下回るような速度だってアウトだ。

こういう連中は、ハッキリ言って運転適正が無いんだろう。適性検査ももっと運転適性度を判断して合否に関与すべき、、、そう思う。

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2016年5月28日 (土)

80年代前の二輪市場を80年代世代が回想する。

自身、高校、大学、大学院時代が80年代である。それ故に、その前後の時代というのは、二輪車の世界を見ていただけだったか、少し熱が冷めていた状態なので、時代の熱をダイレクトに感じていた訳ではないが、少し傍観者的な立場ではあるが、前後の時代を記憶を遡って回想してみる事にした。

まずは70年代。この時代、自分は小学生、中学生である。70年代前半というと、二輪車自体が身近な存在ではないのである。二輪車に興味を持ち始めたのは、中学生時代だが、既に70年代後半の時代である。それ故に、ビンテージバイクの雄として伝説化されているCB750Four、500SSマッハⅢ、750RS通称Z2なんてモデルは現役で活躍している時なんて知らないのである。70年代中盤というと、時はスーパーカーブームであり、自分も小学生の頃は二輪車ではなく、スーパーカー大好き小僧だったのである。小学生の頃といえば、スーパーカーの形、スペック、名前ばかり覚えていて、二輪車についてはサッパリだったのだ。二輪車を車名を意識して見始めたのは中学生になってからである。

中学に入って二輪車を意識し始めた時に覚えた名前というと、Z750Four、CB750FourⅡ、CB400T/N、GS400、RD400、KH400~Z750FX、Z400FX、Z250FTといったモデル達だ。そして、先輩達が乗っているバイクというと、モンキー、ミニトレ、GR50、MR50、RD50、CB50といったモデルである。この時、リアに取り付けるFRPサイドバッグ+前垂れ風貌が付いたグリーンメタリックのZ750Fourが通学路に停めてあり、純粋にカッコイイという憧れを抱いていたのが最初である。当時、このモデルがD1モデルでクラス最強の70PSだというのを知ったのが二輪車を意識した最初の一台である。このモデルを知る事で、初めてZ2等のモデルの存在を知ったのである。因みに、Z2は中学への通学路途中の工事現場で働く人が乗っていたと思われる錆まくって雨ざらしにされていた一台が最初に自覚して見た一台だ。

オートバイに興味を持った一台は、Z750Fourだが、当時ナナハン免許は取得不可能という意識で、原付さえ持たない中学生でも憧れの対象は400ccクラスとなったのは、今思えば笑える話だが、当時は自然と400ccクラスが現実の夢の対称となっていったのである。この時代、マーケットがどうなっているか?なんて知る訳もないのだ。この時代のトレンドがどうだったか?を知るのは、もっと後の時代に雑誌を読んだり、人から聞いたりしての話で、自身の体験の話では無いのである。
オートバイ雑誌を最初に購入したのは中学生の頃だ。因みに、最初に買った月刊オートバイは、その後、毎月購入し1999年迄欠かさず購入していた。
そこで、新車情報、スペック、定地テストのデータを一生懸命読んで仕入れていたのだ。

当時の雑誌で強烈な印象が残っているのが、DOHC24バルブエンジン搭載6気筒のCBX、それから水冷縦置きVツインエンジンを搭載したGL500の特集記事。その号には、ホンダの新型400であるCB400T・HAWKⅡ、スズキのクラス唯一のDOHC搭載のGS400が紹介されていたのを覚えている。そして、当時自分が最も興味を持って乗りたいと思っていたのが、角タンクでストロボカラーでイエロー、シルバーが選べるヤマハのRD400である。
雑誌での特集は、400ccの特集が盛んであり、HAWKⅡ、GS400が人気の筆頭で、これにGT380、KH400、RD400が続くパターン。ヤマハのGX400、カワサキのZ400を大人しく友人や先輩の間での人気は今一だった。年輩の人にはホンダの新機種GL400がメカニズム、静粛性、そしてクラス最高のパワーで人気を博していた。

70年代、時代が動くのは1979年だろう。この年に、先ずはZ400LTDというアメリカンバイクが登場。プルバックハンドル+ティアドロップタンク+段付きシート+16インチ極太リアタイヤという方程式を人気今一だったZ400に加え登場した途端に、人気爆発。各社から数多くのライバルを登場させてアメリカンブームが盛り上がる。
このアメリカンブームには、アメリカ映画でイージーライダーで登場するチョッパータイプのハーレーがカッコイイという意識によって誘発されたとも言われている。

このアメリカンブームを先導したのは、カワサキのZ-LTDシリーズ、それからミッドナイトスペシャルというモデルで頂点を極めたヤマハのXS-SPLシリーズである。現実にはシリーズとは言っても、Zの場合はツインのZ400LTDのみ、XSの場合もバーチカルツインのXS650SPLのみと言って良いだろう。他のラインナップの支持はそれ程でも無かったのが現実だ。更に、ホンダのCM系、スズキのGS-L系は人気を獲得するには到らなかった。振動と音がアメリカン人気の鍵だったようだけど、唯一の例外はホンダのGL400/500カスタムだろう。静粛性の優れたOHVのVツインながら高級感溢れる威風堂々としたスタイルが受けたためか、アメリカンでは当時最も人気を誇っていたのである。

このアメリカンブームが1979年から極短い間で収束したのは、同時期に登場したCB750FとZ400FXである。CB750Fは、無敵艦隊RCBのレプリカモデルであるCB900Fをスケールダウンしたモデル。当時のナナハンとは一線を画すスポーツ性とヨーロピアンスタイル、高級感溢れるマテリアルによる構成が受けて大ベストセラーとなり、1980年代半ば迄支持を集めていく。
CB750Fでは、従来のスポーツバイクのポジションとは一線を画すポジションで低いハンドル、後退したステップで当時としては非常にレーシーな一台であり、その流れは400ccクラスでスタイルが不評だったHAWKⅡをCB400N・HAWKⅢとしてリニューアルさせて登場させて人気を博すのである。

Z400FXは、同時期に登場した兄貴分のZ750FXを見事に凝縮させたスタイルで、スポーツ性よりも中免所持者のナナハン崇拝を刺激するという意味で人気を集めたモデルである。ベースがZ500というモデルであり従来の400ccよりも大柄だったのも人気を集めた理由である。出力的には43PSとクラス最強だったけど、重量は189kgと重量級でツインのモデルより15kg以上オーバーウエイトであり、実際の走行性能的にはマルチでブッ千切り、、、とは為らなかったのだ。

この二台が70年代から80年代に向けてのトレンドを占う上で重要なモデルとなったと言って良いだろう。

共通点は、上級クラスに見劣りしない立派な車格、そしてスポーツ性の高さ、並列4気筒エンジン搭載というモノ。これが、後のミッドレンジの中大型車の売れるために守るべき要素なのだ。こうやって激動の80年代に繋がっていったのである。

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OHVグッチ

モトグッツィの新型V9ボバー、日本導入だそうだ。ファットな前後タイヤにトラッドなスタイルというモデル。タイヤがファットである部分以外は非常にオーソドックスな構成だが、注目点は853ccという比較的大きなキャパシティの新型エンジン。これ、いまの1200系ビッグブロックの4バルブOHCエンジンとは異なりOHVエンジンだという。

スペックは最大出力が55hp、最大トルクが62Nmとのこと。価格は124万8000円だそうだ。

5/17より先行受注を開始して7月下旬から発売だそうだ。なお、タイヤサイズが普通のモデルがローマーというシリーズらしいが、こちらは導入しないとのこと。

最近見掛ける新しいモデルの中では比較的好みだけど、もう少し前荷重的なバイクの方が好き。ブレヴァが750、1100、1200とあるならば、これで900のラインを登場させてくれれば興味が湧きそう。

最近、グッツィ熱は少し冷め気味、、、、。

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重いギアで膝イタ、この解決には?

ロードバイクで膝が痛い、、、、そういう話を良く聞くけど、興味深いのは、ヒルクライムで膝が痛くて漕げないというのは、あまり聞かない。
膝が痛いのは、シッティングポジションオンリーで、ヒルクライムを重いギアで立ち漕ぎする時は膝の痛みっていうのは意識しない人の方が殆ど。

膝の痛み、どんな瞬間か?というと、実は、膝を曲げた状態で力を入れる時だ。ヒルクライムの立ち漕ぎの際は、膝は伸びた状態で力が入っている。それ故に痛くないのだ。

ギアが重たい軽いというよりも、膝の角度の方が問題では?という風に考える事も出来る。

下手に曲げた状態で力を入れるから痛い、、、ならば、あまり曲げない状態で力を入れるようにすればよい。因みに、曲げた状態というのは、クランク上死点~水平ポジション辺りだ。大きなギア比を少ない脚力で踏むためには、クランク長を長くする。クランク長が長い状態で、上死点域における膝の通過を楽にしようとすれば、ビンディングしている状態の下死点域を通過する時に、脚が引っ張られて逆に抵抗となる。一方で、下死点域で併せると、上死点域における膝の曲がり度合が窮屈になり、膝の角度が厳しい状態でトルクを受ける事となる。

数値上は、クランク長を長くすると小さな脚力で大きな駆動トルクを生む事ができるけど、実際は膝の角度が適切でないと関節に無理が来るのだ。

このような無理は、サドルハイトの微妙な調整で大きく改善される訳であり、サドルハイト10mm調整というと、クランク長で5mm調整に相当する。サドルハイトの調整では、上死点、下死点の一方での無理解消しか為らず、膝の角度の適正化と足首の角度の適正化の両立は結構シビアとなる。クランク長で5mm動かせば、同時に二つの問題が解決出来る事になる。そうすれば、膝や足首の負担も軽減可能だ。

膝や足首の負担を軽減出来てもクランク長を短くする事で同じトルクを生み出すのに踏む力が足らなくなるというのなら、5/170mmだから3%に相当する。チェーンリングの歯数を3%少なくすれば問題無い。53Tを踏む人なら51T化すれば事足りることだ。

このようにクランク長を短縮する。そしてチェーンリングの歯数を落とす。これがベストだ。このようにすれば、ヒルクライム時における身体を持ち上げるステップハイトも落とせるので、身体の上下動を少なく保つ事が出来るので、結果的にダンシングも速くなるのだ。なお、クランク長のショート化を計る場合、体重を乗せやすくするために、サドルセットバックを小さくしてサドルを10mm程度前出しするのが良好。

因みに、高齢者向けの街乗り自転車では、サドルを更に前出しして、クランク長は大胆に155mm程度迄短くして、立位的、ウォーキングに近いペダリングを行わせると歩行リハビリにも効果的になる。
膝が痛いのは、踏む時の膝の曲がり、この問題は、クランク長とサドル位置が大きな原因、、、気付いていない人が結構多い。

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レイバックポスト

先日、西DAHONからBMX・フィナーレに移植したのは対応パイプ径22.2mmのレイバックポストだ。これはパイプが曲げてあり、その補強にブリッジが渡してあるもの。
移植した後に気付いたけど、我が家には、もう一個レイバックポストがある。これは、himajime自転車さんがリリースされているクランクフォワード化キット用のポストだ。これ、相当な肉厚で重量は800gオーバーの代物。

この二つのサドルを目一杯セットバック出来るシートポストは200mm近くセットバック出来るのだが、BMX用のレイバックポストは相当に軽量な一品。himajime自転車さんのポストは重量級の一品。違いは、BMX用のものは補強ブリッジがあってもパイプが相当にしなるもので乗り心地が随分変わる。そしてhimajime自転車さんのはパイプ肉厚が2mm近くあって超肉厚で高剛性で、バネのような弾力、しなりは皆無だ。

何れにせよ、このようなレイバックポストに乗っかって漕ぐと、フレームのシートパイプには相当な荷重が掛かるような気もする。

西DAHONをクランクフォワード化して思ったのは普通の自転車をクランクフォワードかすると重心が思いっ切り後ろ荷重になり前荷重が抜けまくるのが操縦性的にはNGである。クランクフォワードに向かうならセミリカンベント的に重量配分迄考慮に入れなければホントの良さは判りにくいような印象である。機会が在れば、何れ、クランクフォワードに再チャレンジするかもしれないが、当面、このようなレイバックポストを使う事は無いかも知れない。当面、BMXのポジション改善用として利用するに留まりそう。

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2016年5月27日 (金)

最後は1989年の回想

1980年代最後は軽二輪、小型二輪の販売台数は10%減少となりレプリカブームが終焉を迎えた年だ。二輪の総登録台数は前年を下回る1,658,813台で、前年の反転上昇を引き継ぐ事は敵わなかったのである。この時代、ピークを過ぎたレプリカブーム後の主導権争いが始まったが、絶対量としては減少傾向であり、二輪の不景気が今に続く起点となった年でもある。

750ccクラスのランキングは
1.カワサキZXR750     1,336台
2.スズキGSX-R750    1,014台
3.ホンダブロス1         856台
4.ホンダスティード        513台
5.ヤマハSRX600       457台
6.ホンダCBX750ホライゾン  456台
7.ヤマハFZR750R      418台
8.ホンダCBR750       291台
9.ホンダNV750C       279台
10.ヤマハSR500        269台
注目はレプリカブームが過ぎ去った時に登場したカワサキのレプリカであるZXR750である。ツインチューブフレームにGPX750R由来のエンジンを搭載したレプリカだ。一応第一位だけど絶対数は寂しい1,336台である。レプリカブームが終焉を迎え、その後を引き継ぐモデルが確立していない状況が伺える。実際、自動二輪の落ち込みは激しく、前年比で30%減となっている。

400ccクラスのランキングは、
1.ホンダVFR400R     10,006台
2.ホンダCB-1         6,473台
3.カワサキゼファー        5,981台
4.ホンダCBR400RR     5,586台
5.カワサキZXR400      4,436台
6.ヤマハFZR400R      3,309台
7.カワサキGPZ400R     3,084台
8.ホンダブロス2         2,687台
9.スズキバンディッド       2,573台
10.ホンダスティード        2,455台
このクラスは羨望のRC30とうり二つのNC30事VFR400Rが見事にナンバーワンである。400ccレプリカの先鋭度で言えば頂点に達した一台だ。360°クランクのV4にセンターロックのプロアームに5角断面のツインチューブフレーム、、、NC24系とは次元の異なるレプリカ度であり前年のCBR400RRと二本立てのラインナップの完成である。しかし、レプリカブームが去った時、二台のレプリカが並び立つ事は無かったようだ。カワサキの懇親のレプリカZXR400は前年のZX-4の反省からレプリカスタイルを採用するも、そのようなレプリカより売れたのは、ネイキッドモデルであるCB-1とゼファーだ。CB-1は、走行性に拘りを持った部分が見え隠れするが、ゼファーは最高出力で46PS程と250cc並で、性能的には非常に穏やかなZ400FX時代迄逆戻りするような存在。それでも時代は、そっちを求めていたのであろう。
この肩の力を抜いた普通のバイクはゼファーを筆頭に以後各社から登場するが、そのラインナップが揃うには、少しの時間が必要なのだ。ゼファー以外では、レプリカ並の性能+スタンダードスタイルというのが、CB-1、バンディッドという存在。ただ、これらのモデルはゼファーのようなムーブメントを起こす事はなく、暫くはゼファーの天下が続く事となるのだ。ただ、90年代も半ばに突入すると、再び性能向上の流れに変わるのであるが、、、、
この年で注目すべきは、やはりGPZ400Rの堅調さだ。この息の長さは特筆モノであり、これは以後登場するZZR1100等にも通ずる部分を感じざるを得ない。スポーツバイクの定番というのは、このような雰囲気に宿っているような気がする。

250ccクラスのランキングは、
1.ホンダCBR250R     16,313台
2.ホンダNSR250R     16,109台
3.ヤマハFZR250R     11,467台
4.ヤマハTZR250R      9,799台
5.ホンダスパーダ         9,204台
6.スズキRGV250ガンマ    7,678台
7.カワサキKDX200SR    7,411台
8.カワサキZXR250      7,283台
9.ヤマハセロー          6,516台
10.ホンダXL-BAJA      6,091台
前年からのランキング変動は殆ど無いのCBRとNSRが僅差でトップを争う構図は相変わらずで、それにFZRが続くという構成。後方排気となったTZRがランキングを上げるも、NSRの牙城を崩すには到らない。シュワンツのペプシカラーが特徴的なVガンマも然りである。ランキング的には前年との差は少ないが、台数的には20%以上ダウンしているのがバイクブームの終焉を表している。

自分にとっての80年代、それは高校、大学、大学院の時代だ。この10年のバイクの進化は、それ以外の時代の10年の進化とは較べものにならない程の速さである。この十年を回想して、ランキングの変遷から時代を作ってきたモデルをリストアップすると、、、
750クラスは
1.ホンダCB750F
2.スズキGSX-R750
3.ヤマハSRX600

400ccクラスは
1.カワサキZ400FX
2.カワサキGPZ400R
3.カワサキゼファー

250ccクラスは、
1.ヤマハRZ250
2.ホンダVT250F
3.ヤマハTZR250
のように思う。名車度で言えば、GSX750S、GPZ750S、VFR750R、GSX-R、CBR400RR、VFR400R、NSR250R、FZR250、CBR250R、、、、色んなモデルが思い浮かぶけど、時代の転換点となったか?というと、チョット違うような気がする。

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ポジションフォワード化とクランクフォワード化

 この度、ポジションチェックバイクと化した西DAHONのポジションを前記事に紹介したとおりに変更した。具体的には、アップライト+ポジションフォワード+ショートクランクということで、サドルポジションを従来の位置から大幅に前出しすることである。 従来はBMXのレイバックポストによってDAHONの標準位置から後方に200mm程度移動して、シートアングルを60°近辺まで寝かした仕様としていた。しかし今は、走行時における前後荷重制御を簡単にして、サドル荷重ではなくペダル荷重重視の乗り方でハンドルで上体を手すり的に支える方向にチェンジするために、通常のシートポストに変更し、さらに、サドルレールのクランプ位置をサドル後方にセットしてサドルを限界迄前出ししている。結果、クランクフォワード位置に比較すると、サドルポジションは260mm程度前だしした状態である。結果的にシートアングルは75~80°近辺まで立った状態となった。

 一方でお遊びマシンであるフラットランドBMXだけど、こちらは西DAHONで使っていたレイバックポストを移植してサドルポジションを200mm程度後に送ってみた。
 BMXでレイバックして比較的高い位置にサドルを移動すると、BMXで移動する際の座る位置の確保が出来るというメリットは当然だけど、ペグの上に乗ったり、腰を浮かせて遊ぶ際にもサドルが高い位置に移動しても、さほど邪魔にならないという事を発見。
 勿論、サドルなんて無い方が遊ぶ上では良いけど、チョット移動に使う際はサドル位置が高い方が便利で、邪魔にならないという意味ではレイバックポストは結構重宝している。 なお、レイバックポストのパイプ径は22.2mm、BMXのシートパイプ内径は25.4mmだからシムが必要だ。
 このレイバックポスト、パイプ自体の湾曲が顕著で乗り心地も随分と変化する。シートポストがベンド加工してあるので、バネのように動くのだろう。乗り心地は随分と良いけど、乗り心地が判る程変形している訳で、チョット恐い気もする。自分の持つレイバックポストは湾曲部を跨ぐブリッジ補強が為されているので少し安心だけど、最近復刻したレイバックポストは単なるベンド加工のみであり、大丈夫か?という気がしないでもない。
BMXを街乗りに使う気は無いけど、これはこれで結構便利だ。
 BMXでのクランクフォワード化による後重心化では、着座位置でも重心を後のままで操作する上では好都合であり、フロントの荷重を抜いて遊ぶ操作には好都合だ。

話は変わるけど、こういうポストの付け替えで重宝するのがシートポストシムだ。22.2mm、25.4mm、27.2mmというサイズが代表的なパイプ径だけど、この寸法のマッチングを考えると、22.2/25.4、25.4/27.2、22.2/27.2のシムは結構重宝する。

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クランク長、サドル高、踏み位置

今は、アップライトフォワードポジション+ショートクランクで自転車を作って遊んでいる。で、基本的な考え方は階段の上り下りである。階段を上る時のステップハイトが低い程楽なのだ。そして、一番楽なのは、脚の上げ下げで生まれる前後ストロークが階段の幅に一致しているのが一番歩きやすいのである。脚の上げ下げで最も力が効率的なのは、ペダル位置が前後に振れない事である。真っ直ぐ下に踏み下ろすのが一番下向きの力が得られるのだ。ということで、ショートクランクのメリットがあるのだ。

さて、そんなショートクランクだけど、現実の足で踏む時、どんな踏み方がよいか?を検証してみた。

基本、踏み位置、サドルハイトで踏みやすさを確かめてみた。最も力強く踏めるのは踵踏みである。その分サドルハイトを下げる必要がある。しかし、踵踏みではペダリングの安定感が悪く、実走行で前後荷重コントロールをするための体重コントロールは不可能。
一般の拇指球踏みでは、ペダリングの安定化は高く、前後荷重コントロールのための立ち上がりも非常に行いやすいが、明らかに脹ら脛近辺の筋肉もしっかり使っているような感じで、結果的に膝に疲労が残りそう、、、、最後に行ったのが、土踏まず踏みである。これ、安定感は申し分無い。そう言えば、単車でステップワークで荷重コントロールする時は土踏まずで行うのが一番。同じ理屈といえる。そして膝の負担は、通常の乗り方より大幅に小さく、踵踏みに近いトルクを安定して発揮出来る。更に、実走行でのペダルの上での立ち座りで荷重を抜いたりして前後荷重をコントロールするのも容易い。

とうことで、アップライトなフォワードポジションで乗には、ショートクランク+土踏まず乗り、これを選ぶのがベストっぽい。

まぁ、ペダルのプラットホーム部が広く踏み位置が自在に選べる品があれば、それが一番良いかも知れない。

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2016年5月26日 (木)

回想1988年

1982年にピークを記録した登録台数は、以後減少傾向であり、その減少傾向が反転して増加した1980年代最後の年、それが1988年である。登録台数は、1,753,875台だ。
軽二輪+小型二輪の登録台数のピークは1987年、1988年であり、ブームを引っ張ったレプリカブームの頂点がこの年だ。
そんな時代の750ccクラスランキングは、
1.スズキGSX-R750     3,063台
2.ホンダブロス1         1,989台
3.ホンダスティード         901台
4.ホンダVFR750F       881台
5.ホンダCBR750        806台
6.ホンダV45マグナ        754台
7.ヤマハSRX600        626台
8.ヤマハFZR750        580台
9.ホンダVFR750R       579台
10.ヤマハFZX750        515台

以上のような状況。レプリカは定番のGSX-R750が堅調な売り上げ。興味深いのはSRXの対抗馬とも言えるブロスの登場。大型クラスは650ccのVツインだけど、デザインはレプリカとも違う高級感溢れるもので、エンジン型式こそ異なるけどSRXの拓いたマーケットに投入されたモデルだろう。それ以外は多様化の傾向も伺えるが、売り上げ的には非常に寂しい状況。レプリカ以後の懸念が更に強まったと言っても良い。このクラスのレプリカの究極のVFR750Rは当時148万円という高価格であり、若年ユーザーのターゲットにはなり得ないものであった。

400ccクラスのランキングは、
1.ホンダCBR400RR     16,078台
2.ヤマハFZR400        8,135台
3.ホンダブロス2                   7,812台
4.カワサキZX-4         5,429台
5.スズキGSX-R400      5,001台
6.ホンダVFR400R       4,348台
7.カワサキGPZ400R      3,945台
8.ホンダスティード         3,466台
9.ヤマハSRX400        3,923台
10.カワサキFX400R       2,186台
このクラスは、レプリカの先鋭度的には大人しさを保っていたホンダがNSR並の先鋭度で登場させたCBR400RRがブッ千切りの強さを保っている。5角断面のツインチューブフレームに頑丈なスイングアーム、エンジンもパワフルでルックスも非常にレーシーで、それまでのVFR400RHとは隔世の感がある仕上がり。ヤマハのFZR400は限定車のFZR-Rと同じメカニズムだけど、レプリカ度は後退しており、それが受け入れられなかったように見える。このクラスもブロスの弟分がSRXのライバルとして登場している。他には、スティードという新世代アメリカンも登場しており、以後のアメリカンモデル復権の兆しが伺える。注目は、カワサキのZX-4で、遅ればせながら走行性能を一気に高めたモデルを登場させたこと。これは、カワサキ初の極太ツインチューブフレームに新設計のコンパクトな水冷直4エンジンを搭載、152kgという超軽量で高いパフォーマンスを持ったモデルだが、それと遜色ないくらいに二世代前のGPZ400Rが売れているのが注目。GPZ400Rの売れ行きがZX-4のデザインに影響を及ぼしたのかも知れないが、ZX-4がレプリカルックを纏うには、もう少し時間が必要なこととなる。

250ccクラスのランキングは、
1.ホンダNSR250R     22,707台
2.ホンダCBR250R     20,619台
3.ヤマハFZR250      20,027台
4.スズキRGVガンマ/ウルフ  12,035台
5.ホンダVT250/VTZ   11,523台
6.ヤマハDT200R       8,319台
7.スズキGSX-R250     8,271台
8.カワサキGPX250R     8,183台
9.ホンダAX-1         8,073台
10.ヤマハRZ250R       6,602台

ホンダからは遂に最強のMC18、通称88NSRが登場する。MC16レプリカで常に最強であれ!を合い言葉に、1年でモデルチェンジして登場したNSRだ。本気の走りで負荷を掛けて初めて姿勢をコントロールする事が出来て最高の操縦性を発揮するような性格で、レプリカの最高峰とも言える一台。MC16からは5角断面のツインチューブフレームに、ラジアルタイヤ対応の足周り、更に制御の電脳化が始まったのもこのモデルからだ。MC16でもライバルに対し優位だったものだが、このモデルで完全に孤高の存在となったと言っても良い。峠ではNSRは絶対優位であり、乗りやすさで優しさを持っていたTZRでは太刀打ち不可能な存在となっていた。
更に、TZRで発見しFZRで開拓したレプリカルックを高性能4気筒エンジンで乗りやすさも提供し女性ライダーにも好評という市場には、兄貴分のCBR400RRとうり二つのスタイルながら、400譲りのデザインとハイメカニズムで優しい乗りやすさを実現するCBR250Rを提供することで、市場を制圧。各クラスにおいてホンダの強さが目立った年となった。ヤマハもFZR250をマイナーチェンジするものの、設計年次の違いによる古さは隠せず、CBRを上回る事が出来なかった。スズキも同名ながらアルミフレーム搭載の新型GSX-R250を登場させるも、女性受けという面ではCBR、FZRには及ばず販売的には苦戦を強いられたのである。
ただ、250マルチを乗り較べると新型GSX-R250が最もパワフルだった記憶がある。

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12年回想

ここ十二年を回想する。この十二年は健康を取り戻す事を最重要課題として過ごした時間だ。発端は体重が88kg、体脂肪率が33%オーバーとなり、血圧の上が140mmHg、下が90mmHgと高くなったのと、ぎっくり腰多発で不自由な事が増えた事、そして、学生時代に調達した二輪車用のレザーウェアが全部ピチピチになってしまったことが原因だ。

そうは言っても、更に遡る事、22年前から体力維持のための運動を定期的に行っており、身体を動かすだけの体力は失われていない状態だった。因みに、水泳は40分で1.5km、ベンチプレス等筋トレを週一回のペースで続けていた。

十二年前から行ったのは、体重1kgが7000kcalだから、20kgで140000kcalの運動を三ヶ月以内に行い、3ヶ月で標準体型に戻す事であり、実際に3ヶ月で20kg以上、体脂肪率で20%以上の減量を完了した。

その後は、持続的に体質改善を計るために、筋トレを毎日1.5~2時間、有酸素運動も1.5~2時間行うというメニューを組み、今に至っている。
運動は、当時から今迄基本は共通。ストレッチを30分念入りに行う。そして、サーキット式で筋トレを全身の筋肉を鍛えるように1メニューを10~30回を15メニューで1セットとしたものを5セット行うパターン。機材は、当初はテンションラバー式のマシンを使っていたけど、今はフリーウェイトのダンベルを利用。有酸素運動は、歩行、ローラー台、自転車で連続1時間以上を実施ということ。

方針は、筋力アップ、筋量アップ、そして循環器系能力もアップ。なお、循環器系の能力を制限して筋量アップする加圧トレーニングは行わない。筋量に見合った循環器系を鍛えるのが大事という考え方に従っている。運動の効果は、効率よりも絶対量を重視して筋トレ、有酸素運動を行っている。

なお、サプリは使わず、食事制限も行わない。一日三食しっかりたべる。大きく変えたのは、納豆、ヨーグルト、青魚を毎日、最低三食中二食は摂取するというパターン。野菜は基本である。菓子類、糖類の制限は一切無し。他には、タバコを止めて、酒も基本的に止めている状態だ。

結果、体脂肪率は11%前後、骨格筋率は38%以上、基礎代謝は1750kcal以上、体年齢は26歳前後という状態を維持している。血圧は上が120mmHg前後、下が70mmHg前後だ。勿論、レザーウェア等は全部OKである。

今時の健康特集では、筋肉重要説が多いが、既に実践済みである。多くの推奨生活が既に実践されている状態である。
で、今の状態だから基本満足だ。

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手すりハンドル+踏み台ペダルポジション!

先日、西DAHONのポジションを更に作り直した記事を掲載した。この記事における勘所は、自転車には座って乗るという概念を転換した事にある。つまり、基本は立って乗るというイメージである。ずっと立ち続けるのではなく、軽く腰掛けた状態から簡単に立ち上がれるというのが大事なのである。
その為には、状態を引き上げるハンドルが、高齢者介護住宅で良く見る手すり的な機能を果たすのだ。手すりに体重を掛ける事で簡単に立ち上がれるというのが基本だ。
更に、立ち上がりには腕の力+脚の力だけど、身体を真っ直ぐ持ち上げるのに有効なのは、やはりペダル位置だ。ペダル位置が尻の真下にあるのが理想。つまり、クランクフォーワードではなく、ポジションフォワード、まぁ、前乗り姿勢である。そして、ペダルは漕ぐものではなく、身体を持ち上げる際の足場的な意味合い。その足場の上下ストローク、前後ストロークが大きすぎると脚関節に無理が来るので、ペダル軌跡を小さくするためにショートクランクを選ぶのだ。ショートクランクを選ぶと、結果的にクランキング時における駆動トルクが増幅出来ないので、必然的に小さなギア比、つまりチェーンリングを小さくするのだ。

このような姿勢の最大の問題は、直立に近いアップライトポジション故に、向かい風等での空気抵抗が厳しい。しかし、アップライトポジションで体重をしっかり掛けれるので、上り坂をゆっくり上るのに適している。ショートクランク故にペダルストロークが小さい、つまり、階段を上る時の一段の高さが抑えてあるので高齢者でも楽に漕げるのだ。

そもそもギア比が低く高速走行は想定していないので、空気抵抗によるネガは無視出来るのだ。

一部では、ショートクランク、のけぞりポジション、クランクフォワードデザインに取り組む人も居るけど、その真反対だ。ショートクランク、アップライトなフォワードポジションという構成。これに座り心地の良い座面の広いサドルを組み合わせるのである。

我が家の西DAHON、初期は超前乗り前傾のTTバイクのような構成だったのだが、通常ロードポジションを経て、クランクフォワード+ショートクランク、更には、アップライトポジションフォワードポジション+ショートクランクと変遷中である。アップライトポジション+真下ペダル+手すりハンドルで、衝撃吸収性に優れ乗り心地も良好である。これ、かなりお奨めだ。個人的には、DAHONカスタムの一つの完成形のように思う。

因みに、街乗りDAHONスピママ号もサドル位置は前出しして、ハンドル位置は高めにセットして常用しているけど、この状態が街乗りで一番快適。一度試してみる事をお奨めしたい。

このカスタム、個人的には結構良い印象、ホームページにも反映する予定だ。

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2016年5月25日 (水)

目移り

一応、次期愛車のターゲットは決まっている。しかし、ターゲットに辿り着く迄に時間が掛かる程、目移りしてしまう。まぁ、目移りする対象というと、過去に関心を持ったモデルが多い。多くが旧車だ。

最近、気に留まったモデルを紹介してみる。
先ずは、RC36-2、NRデザインのVFR750Fである。まず見付かることは無いし、既にパーツが欠品が多いので最終的に購入に到るということは無いけど、結構好きだ。これ、ネット通販サイトで見掛けて以来、少し気になるモデル。予算的には、相場を考慮すれば40万円が上限。

次、これのネット通販サイトで見付けたモデルだけど、CB750FourⅡってモデル。SOHCのCB750Four-Kと同系のエンジンに4in1の集合マフラー、カフェスタイルのモデル。ビンテージ車輌だけど、SOHC4気筒のこれ系は結構好きだ。入手可能なら欲しい一台。最高予算は90万円くらいまで。

上記、この二台は結構ツボに嵌る。パーツの入手性が心配だけど、メンテナンスが可能という事なら、チョット欲しい一台だ。

他には、Z750TWIN、これ、同爆ツインで当時のナナハンでは群を抜くビッグトルクを発生していた。W1/W3系の直系の後継車である。このエンジンを搭載したアメリカンでもOK。Z2系のように異常高騰していないのも良い。パーツの入手性が心配だけど、当時から中高年のアダルトライダー向けのモデル故に、過激に乗らないのであれば大丈夫か?という判断。80万円程度なら欲しい。

更には、XV1000E・TR-1だ。これ、XV系で唯一のチェーン駆動化されたモデル。アメリカンのSPL、ビラーゴとは違い、RZライクなガソリンタンクに特徴的なリアデザインのモデル。非常にスリムなモデルだ。これを見付ける事は困難っぽいけど、あれば一番候補ともいえる。もしかしたら、今探している新しいモデルよりも良いかも知れない。ドラッグスター系とエンジンが同じだから、メンテナンスも流用、工夫で何とか可能となる可能性もある。悪くないモデルだ。45万円目安で欲しい一台だ。

ただ、どれも古いのが問題。機械というからには、やはり製造時からの経過年数が重要。CB750FourⅡは1977年頃だから39年落ち、新しめのVFR750Fでも1994年頃だから22年落ちだ。XV1000Eだと1982年式辺りだろうから34年落ちである。元々の希望でいうところの2005年以降という括りからは大きく外れるのが難点と言えば難点。

でも、頭に思い浮かぶモデル、どれもカッコイイ。まぁ、こういうのを買うと、安心して乗れる新しいモデルが欲しくなるのは、恐らく間違いない。

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回想1987年

さて、レプリカ時代も後半の1987年、後半となるのはレプリカ度がピークに向かいつつ合ったからとも言える。そのピークといえば、レプリカの権化とも言えるRC30の登場だが、この年は、各クラスともレプリカの先鋭化が更に進んだ時代だ。
ただ、二輪の登録台数は更に下がり1,476,706台と最盛期の半分以下迄落ち込んでいる。

750ccクラスのベストテンは、
1.スズキGSX-R750    1,972台
2.ヤマハFZR750      1,875台
3.ホンダCBR750      1,775台
4.ヤマハSRX600      1,756台
5.ヤマハXV750ビラーゴ    829台
6.カワサキGPX750R     785台
7.スズキLS650サベージ    752台
8.ヤマハFZX750       668台
9.ホンダCBX750F      623台
10.スズキVS750        563台
ここにはカウントされていないけど、この年の8月に登場したVFR750Rは発表当時に予約完売で抽選だった。ランキング上では、GSX-R、FZRというナナハンレプリカが上位だが、過去のナナハンクラスの実質的な販売台数から較べれば非常に少なく、ナナハンクラスの人気というのは、既に失われていたように思う。売れるのは、基本は先鋭度の高いレプリカ、ホモロゲモデルというものとなっている。仮にレプリカブームが去れば、売れ行きは壊滅的に激減する、、、そんな危惧が感じられるランキングでもある。
この8月に登場したVFR750Rは、各クラスにおけるレプリカ先鋭の最後の口火を切ったとも言える。

400ccクラスでは、
1.ホンダVFR400RH    12,672台
2.ヤマハFZR400R     11,351台
3.ヤマハSRX400       8,296台
4.カワサキGPZ400R     7,436台
5.スズキGSX-R        5,500台
6.ホンダCBR400R      5,342台
7.ヤマハXV400ビラーゴ    5,151台
8.カワサキGPX400R     4,100台
9.ホンダVFR400RG     2,361台
10.ヤマハFZ400R       2,334台
この年は、遂にGPZ400Rがトップから陥落。変わりにトップに立ったのは片持ちプロアームを装備した後期型のVFR400Rだ。片持ちサスペンションのインパクトは強烈で、トリコロールカラーに加え、限定のロスマンズカラーも大人気となる。ヤマハからは、EXUP+クロスミッションにシングルシートというSPベースモデルのFZR400Rが登場し人気を二分している。モダンシングルのSRXも根強い人気となっている。レプリカの先鋭度ではTZRに続きヤマハのFZR-Rが抜きん出た感があったが、プロアームは更にインパクトが強かったのだろう。当時、走り屋はVFRよりもFZR-Rを支持していたが、市場としては万能性に優れるVFRが上回るのは当然だとも言える。

250ccクラスのランキングは、
1.ヤマハFZR250     28,159台
2.ホンダCBR250R    18,933台
3.ホンダVT250F     15,789台
4.ホンダNSR250R    15,204台
5.カワサキGPX250R   12,000台
6.スズキGSX-R250   10,604台
7.ヤマハTZR250      8,835台
8.ホンダXLR250R     7,799台
9.ヤマハRZ250R      7,173台
10.ヤマハセロー         6,333台

TZRが時代を暗示したように、オシャレなレプリカデザインに熟成のDOHC16バルブ4気筒エンジンが、速さの実用性を両立する一つの解として提案したように、それに気付いたヤマハの登場させたFZR250は時の女性ライダーの支持を一身に集め堂々のベストセラーである。FZR250はレプリカの格好良さを、オシャレな印象に昇華したデザインで多くの支持を集めたのである。ホンダの4気筒モデルは、未だ男臭さがあり、女性ライダーからの支持は差程集まっていなかった。
なお、TZRの切り開いたレプリカの先鋭化がマーケットを制する秘訣ということに気付いたホンダは、NSRを登場させる。NSRはサーキット、峠でTZRをアッという間に駆逐し、一気に制圧した。このクラスを制するには、常に最強というのが絶対条件であり、以後の進化の度合を見れば、レプリカ=NSRという図式は、この年が起点となったと言って良い。
カワサキのGPX250RはGPZ250Rの後継で、地味な印象が強く、オッサンの実用バイク的な需要に支えられていた印象が強い。注目なのはセローの登場で、以後定番化していく。

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子供に球技

自身、あまり球技はやってきていない。野球、サッカー、、、、どちらかというと、乗り物系主体である。他は水泳くらいだ。
しかし、、、、小学生のスポーツの定番は自分の意識の中では野球、サッカーというイメージがある。
で、子供とサッカー、ドッジボールは休みの日に少し遊ぶ程度は付き合ってきた。
上の子は女の子だから、それでOKだったけど、下の子は男の子、、、それで、稀に行うドッジボール、サッカーだと、もしかしたらヤバイ?と考えたりする。
まぁ、今時の小学生は、Wii Uとか3DSとか、ゲーム主体でボール遊びなんて少数派だから、、、という思いもあるけど、そうは言っても、小学校中高学年、中学生となると野球、ソフトボールでキャッチボールくらいは普通に出来ないと不味い、、、、高校、大学のスポーツの授業ではソフトボール、野球が確かあったような、、、

これまで、幼稚園児の頃にキャッチボールを少しやって来たけど、実際は数える程である。それ故に、グローブ等もホームセンターで吊されている安価な子供用だけだ。これ、合皮製品でボールをキャッチするのが結構難儀なモノ。道具がそんな感じだから、結局やらず終いである。

息子は今年から小学三年生、、、、身体は学年で一番大きいくらいで、ドッジボールをさせると結構勢いのあるボールを投げたりするので、やはりキャッチボールくらいはさせたい。しかし、幼稚園さん時代に使わせたホームセンターの合皮グローブではNGである。
ということで、この度、親子で出来るように日本製の本革のグローブを調達することにした。

せめてキャッチボールが出来るようにはさせたいが、無理強いはしない。自身も振り返れば、決して野球が好きという訳ではなかったからだ。まぁ、最低限、キャッチボールが出来て、バットが普通に振れるようになればOKである。

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クランクフォワード、ショートクランクよりも!

いろいろポジションチェックして思った。一時、クランクフォワード+ショートクランクは悪くないと思ったけど、基本、クランクフォワードには致命的な欠点があるような機がする。それは、サスペンションを持たない自転車において体重をサドルのみで支えるという荷重分配構造、、、、これ、車体の安定性にも良くないし、腰、尻、前立腺にも良くないし、衝撃吸収性にも良くない。

基本的には、クランクフォワードではなく前乗り気味でシートアングルを立てる方が乗り易い。但し、状態を大きく寝かせるような、所謂TTとかピストのような前乗りはNGで、ハンドルは近いながらもアップライトというのが理想だ。そう、壁に緩やかに手を添えて身体を支えるポーズである。この上体は、前輪への荷重分配も素早く出来るし、前後輪の荷重分配が調整しやすいのだ。

そして、前乗りで、サドル真下に在るペダルを踏み下ろす時にペダルの前後位置が動かないのが理想ということで、ショートクランクを組み合わせてみた。

すると、どうだろう!目から鱗である。今迄の前乗りというと、前傾デフォルトという概念だったのが、前乗りアップライトで踏み下ろしやすいショートクランクを選ぶと、これが結構乗り易いのだ。勿論、ショートクランク故に駆動トルクとしては小さくなるのでチェーンリング歯数を小さくする必要があるが、この前乗り+アップライト+ショートクランクっていうのは、思いの外乗り易い。西DAHONでは、レイバックポストを改めて、普通のシートポストに交換したけど、遙かに乗り易く改善されました。アップライトな前乗りでは、路面に対して荷重移動も楽でサドルから瞬間的に荷重を抜くのも簡単で、結果的に乗り心地の良いコミューターとしても使えそうです。二輪車では前後荷重の分配が自在に行えるというのが案外大事だと改めて認識したところ。

なお、レイバックポストはBMXのフィナーレに移植する事にしました。なお、西DAHONのハンドルはハンドル位置を手前に保持させたいので、変形ブルホーンには戻さず、日東のマルチポジションバーをそのまま使う事としました。

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2016年5月24日 (火)

回想1986年

レプリカブームは引き続き、軽二輪、自動二輪の販売台数は好調だったけど、二輪トータルの市場は縮小傾向で登録台数は200万台を割り込む1,882,397台となったのが1986年だ。この年は、新車で登場したレプリカモデルが中古市場でも多く流通しており、実際の峠、街中では一気にレプリカモデルが溢れかえった時代だ。
時代はレプリカに非ずはバイクに非ずという傾向が更に強まっていった時代でもある。
この年は、レプリカバイクの作り方の転換点を迎えた時代といってもよいかもしれない。各クラスとも、レプリカバイクのメカニズムの本気度が前年迄とは異なる次元に突入したように思うが、その先鋭化が、後の衰退の起点となったとも言えるのである。
先ずは750ccクラスのベストテンだが、
1.スズキGSX-R750    3,050台
2.ヤマハSRX600      1,985台
3.ホンダVF750F      1,802台
4.ホンダVFR750F     1,293台
5.スズキVS750       1,236台
6.ホンダシャドウ750     1,039台
7.ヤマハXV750ビラーゴ    787台
8.ヤマハFZX750       719台
9.スズキGSX-R750R    441台
10.ヤマハFZ750        357台
このクラスにも、やはりレプリカブームが定着しつつあり、SRXが新しいトレンドとして根付いている事が伺えるが、ここで注目すべきはGSX-R750Rであろう。遂に、、、乾式クラッチ迄装備される事態となっているのだ。限定のホモロゲっぽいモデルではあるが、遂にここまで装備が過激化しているのが時代を象徴していると言える。

次の400ccクラスのベストテンは、
1.カワサキGPZ400R    11,730台
2.ホンダVFR400R     11,217台
3.ヤマハFZR400      10,527台
4.ヤマハFZ400R       8,613台
5.ホンダCBR400F      8,125台
6.ヤマハSRX400       6,473台
7.スズキGSX-R        4,833台
8.ホンダCBR400R      4,218台
9.カワサキエリミネーター400  2,906台
10.ヤマハSR400        1,633台

前年に引き続きGPZ400Rをレプリカが販売台数で追う展開。ただ、レプリカは毎年のように世代交代しており、ホンダはカムギアトレーン+ツインチューブフレームのVFR400R、ヤマハはデルタボックスフレームにクラス初のジェネシス前傾エンジンのFZR400、スズキはAL-BOXフレームというツインチューブっぽいフレームに空水油冷の新エンジン搭載のGSX-Rだ。このクラスはGPZ400Rが牽引しているせいか、多様化への模索中であり、カムギアトレーン+ツインチューブながらフルカバードエアロボディのCBR-R、ドラッグレーサーレプリカのエリミネーター等も登場している。
250ccクラスのベストテンは、
1.ヤマハTZR250     26,739台
2.ホンダVT250FE    13,609台
3.ホンダCBR250F    11,496台
4.ホンダレブル        10,263台
5.ヤマハFZ250       9,340台
6.スズキRG250ガンマ    6,727台
7.ヤマハRZ250R      6,476台
8.ホンダVT250FG     6,513台
9.ホンダXLR250R     4,611台
10.スズキGF250       3,002台

この年のエポックは遂にVT250Fが王座陥落ということ。これはヤマハのRZ後継のTZR250の登場によるものだが、このTZR、これまでのレプリカモデルの概念を完全に過去にするモノのようなインパクトを与えたのが記憶に鮮明に残っている。軽量高剛性のデルタボックスフレーム、そして次元の異なる足周り、ブレーキ、エンジン、、、、何もかもが、それまでとは違う印象だ。それまで、レプリカバイクというと高性能と引き替えに乗りやすさを失う、、、、これを当然としていたけど、このTZRの美点は、高性能でありながら、街乗り、買い物といった実用も難なくこなす事が出来たと言う事。
実用性能と高性能を高い次元で両立しているのが最大の特徴だったといえる。

ただ、それ故に、エポックメーキングでは在ったが、その王座は長く続かなかったのかも知れない。この高性能と実用性能の両立という点では、前後して登場してくる高性能DOHC16バルブエンジンを搭載した4気筒モデル達だ。FZ250を皮切りにCBR250Fも登場しているが、このTZRがレプリカルックでありながら実用目的のユーザーに受け入れられており、次の時代に、4気筒DOHC16バルブエンジンを搭載したモデルが、当時人気のレプリカスタイルで登場するのは確定的になっており、それがベストセラーの座を獲得する決定打となるというのは、誰もが認識していただろう。

そして、TZRのレプリカとしての弱点も露呈しており、この乗りやすさの部分さえもトレードオフした先鋭化したレプリカこそが、2ストレプリカの次の王者としての必須条件としては確定したといえ、TZRの次の一手を何処がだすか?ホンダがだすか?というのが、当時のユーザーの多くの注目点だったことは事実だ。

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癌と筋肉

癌の予防法で確実に有効性が認められているのは、日常的な運動だそうだ。運動不足によって、大腸癌、乳癌の発生リスクは著しく高くなる。デスクワーク従事者と肉体労働従事者を比較すると、大腸癌の発症率は4倍も違うという。乳癌の場合、癌発症率は体脂肪と相関しているそうで、乳癌の癌化促進するホルモンは体脂肪からも生産されるという。

癌と運動の関連では、癌治療を受けた人の生存率調査では、筋トレで死亡率が33%低下したという報告もある。興味深いのは、癌予防に効果的なのは、有酸素運動ではなく筋トレだという。つまり、筋肉を多く身に付ける事が大事なのである。

ただし、何事もやりすぎは厳禁であり、過度な肉食生活や、タンパク質のみというプロテインに偏った摂取では、大腸癌リスクを逆に高めたり、或いは、血中における中性脂肪、LDL過剰となり心疾患による突然死リスクに繋がるので、度の過ぎた偏った生活が良くないのは想像できる。

因みに、筋肉は健康長寿には不可欠な要素でもある。筋肉は運動器として、体温を保つ熱源として、そして内分泌器官(生理活性物質マイオカイン)として作用している。こんな筋肉だが、加齢と共に筋肉が減少し筋力が低下する(サルコペニア)である。太股の前、臀部、腹部、背部の筋肉が落ちやすいが、30代から落ち始め、50代から加速して減少するのだ。筋肉が減少すると、歩行安定性が低下し転倒のリスクが増大し、移動能力が低下する。結果、引きこもり、フレイル、認知症に繋がる。更に、大きな筋肉の喪失は、体温維持機能が低下し、エネルギー代謝機能も低下、肥満・糖尿病に到り様々な合併症(脳血管性疾患、腎疾患、認知症)に到る。内分泌器官としての機能低下は、分泌するマイオカインの効果、動脈硬化の予防、肥満の予防、認知症の予防が失われるという。

しかし、筋肉は一日に為らずであり、無理をして怪我をしたら意味がない。よって、現状の筋量に応じた筋トレを持続的に行う事が大事。衰えた人には、スロースクワットのような方法が有効だという。

筋肉は、ありとあらゆる場面で効果的な機能を果たす。長寿、ガン予防、、、さぁ、みんな、筋トレをしよう!

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キープレフト

自転車の逆走は、何処でも見掛ける光景だけど、車のキープレフトが出来ていないのも多い。特に、センターラインの無い道路でのS字でのショートカット、狭い道での真ん中より右寄りを走行するといった事が非常に多いように思う。

しっかりキープレフトしておけば見通しの悪い道路での衝突は無いだろうけど、左端に寄せず、右寄りにはみ出して運転している連中が多く、それで衝突事故っていうのは、思いの外多いようだ。

最近は、売られている自動車の幅が広くなったせいか、道路が一段と狭く感じられるし、狭い道路に大きな車で、運転者の車両間隔の狂いが増幅されているためか、更に右にはみ出した割合が酷いような気がする。

道路は左端に寄せて走る、、、、これが出来れば事故は相当に減ると思うけど、90%の車ははみ出し気味に走っている。

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2016年5月23日 (月)

チョットこれは、、、、

近所のモンスタークレーマーっぽい家の話。一寸した愚痴だ。
一寸した事で、怒鳴り込んだり、無言電話したり、或いは、夜間に敷地に侵入して無記名の文句を書き込んだメモを投げ込んだり、、、、

その家のモンスターな世帯主、何時も自転車で逆走して、出会い頭で衝突しそうになると、にらみ付けてガン跳ばししている。相手が子供だろうが何だろうが、、、

それも、まぁ容認しよう。

ただ、家に駐車場を一台しか無いのだが、二台所有、、、これは別に問題無いけど、残りの一台を隣家に間借りしているようだ。これも、まぁ問題無いけど、その隣家が隣家の都合で、隣家に出入りする車が定期的に停まっている。その定期的な時に、そこに間借りしていたクレーマーな家の車は、定期的に、地域の集会所の駐車場に停められている。集会所の駐車場は、非常時、不定期に訪れる来客等のためのスペースだけど、そういう所に、定期的に停める神経がよく判らない。

別に利用する気はないから気にしないけど、定期的に駐車場が確保出来ず、その際に、非常用、不定期客用の共用駐車場を定期的に占有するのはルール違反のような気もする。

まぁ、そう言う事で揉め事を起こすのはまっぴら故に放置するけど、一寸した事で、色んな所に怒鳴るくらいに厳密さを求めるなら、その辺の事を考えて行動すべきのような気もする。
先日の隣人殺人事件でも思うけど、こちらで加害者になったのは、迷惑を受けていると感じた側が激高した結果だ。激高するのは、些細な事が許せなくなったのが原因だろうけど、些細な事に気になる奴程、自身の些細な事はスルーするんだろう。自分に優しく、他人に厳しく、、、、、我が国の首都の知事のような感じだろうなぁ、、、

一見、笑顔だけど、直ぐに表情が変化する。神経質で一見正しそうで、他人を論理的に攻撃するのは得意だけど、自身の行動の分別が物凄く甘い、、、、、厳しい競争やストレスを受けた結果での行動だけど、ゆとりを以て俯瞰すれば、自分の行動の御都合解釈も見えてくると思うのだが、そういうのが出来ないのだろうなぁ、、、、『自分は!自分は!』って思うのが、他人から見て、『チョットこれは、、、』って行動を引き起こす原因のように感じる。

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回想1985年

レプリカブーム真っ盛りで大型クラスにもレプリカモデルが登場したのが、この年だ。この年の登録台数は2,096,250台と200万台を維持。
この年から排気量クラスは更に細分化して紹介すると、
750ccクラスでは、
1.スズキGSX-R750   5,778台
2.ヤマハSRX600     3,045台
3.ヤマハXV750ビラーゴ  2,262台
4.ヤマハFZ750      1,902台
5.スズキVS750      1,827台
6.カワサキGPZ750R   1,784台
7.ホンダVF750F     1,119台
8.ヤマハSR500       937台
9.スズキGSX750S     932台
9.カワサキGPZ600R    932台
このクラスの人気と言えば、GSX-R750にトドメを刺す。179kgという超軽量に油例4気筒77馬力エンジンをアルミフレームに抱いてフルカウルを纏った耐久レプリカである。スポーツ性といえば、ジェネシスコンセプトで登場したFZ750も高性能だったけど、ルックスの違いは大きく、この差がGSX-Rの大ヒットを決定付けたと言っても良い。このクラスでの注目はモダンシングルであるSRX600だ。レプリカではないスポーツバイク、優れたデザインと600ccシングルという個性がヒットの要因。

400ccクラスでは
1.カワサキGPZ400R   18,200台
2.ヤマハFZ400R     17,960台
3.ホンダCBR400F    15,461台
4.スズキGSX-R             9,352台
5.ヤマハSRX400      6,115台
6.スズキRG400ガンマ    5,142台
7.カワサキGPZ400F    4,891台
8.ホンダCBX400F     3,971台
9.ホンダNS400R      3,613台
10.ヤマハSR400       1,924台
このクラスの注目点、なんとレプリカではないGPZ400Rである。クラスを越えた車格と優れた動力性能、以後ロングセラーの道を歩むモデルの登場だ。カワサキ初の水冷400マルチはDOHC16バルブエンジンをアルクロスフレームという独特のケージ型アルミフレームに搭載。前後極太の16インチタイヤというのが特徴的なデザインでフラッシュサーフェイスの進んだフルカウル仕様となっている。当時の先端技術は全て取り入れながらレプリカバイクとは一線を画したスタイルが受けていたのかも知れない。
勿論、CBR、FZ、GSX-Rというレプリカが定番であり、それ以外はSRX600のヒットと同様にモダンシングルのSRX400が人気を博していた。注目はGPZ400F、CBX400Fという今となってはベーシックなモデルも人気を有している事だ。
なお、如何にレプリカブームとはいえ、ユーザー参加が見込めるF3クラスではな、GP500のレプリカとなるNS400R、RG400ガンマは、思った程の人気を獲得するには到らず、レプリカとは言っても、或る程度は身近な存在でなければ興味の対象とはならなかったように思える。ただ、そんなGP500レプリカ迄登場させてしまう熱さが時代には存在したのである。
一言で言えば、レプリカ一辺倒ではなく多様化が進んでおり、後のレプリカブーム後が見えているようにも思える。

250ccクラスのベストテンは、
1.ホンダVT250F    28,421台
2.ヤマハRZ250R    14,178台
3.ヤマハFZ250     13,038台
4.スズキGF250     11,927台
5.スズキRG250ガンマ   9,107台
6.ホンダスペーシー250   8,745台
7.ホンダレブル        7,397台
8.ヤマハSRX250     5,236台
9.ホンダGB/CBX-RS  5,294台
10.ホンダNS250R/F   4,598台
上位は固定で、ベストセラーはVT250F、そして2ストスポーツの定番はRZ250Rという組み合わせはこの年も続く。それ以外では、刷新された4スト250ccマルチが売れ行きを伸ばしている。FZ250フェザーは、4スト250初の45PSで、速さで2ストに迫った初の4ストだ。超コンパクトな車体は前後16インチホイールで非常に先進的なモデル。エンジンは16000rpmをオーバーする排気音が刺激的なモデルだ。
ただ、このようなモデルが登場する程にVTの高性能と実用性能の両立が高く評価され、売れ行きが更に安定して増えていったように思える。
2スト250ccでは、価格とカスタムのし易さでRZが不動の人気。注目なのはレプリカの先駆けとなったRG250ガンマだ。実際の走行性能ではNS250R/Fの方が上回っていたが、ウォルターウルフカラーによるオシャレな販売戦略が功を奏してか、売れ行きも好調で、レプリカとしては古株のガンマがNSやKRより多くの売れ行きを示していたのが興味深い。
この時代の2ストレプリカ、実際の装備差ほどは実質性能に大きな差異が無かったのが原因かもしれない。

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歩行者優先と言うけれど、、、

スマホ操作で前見ず歩く、歩道も路地も幅員を目一杯占拠して歩く、信号も守らない、、、こういう人が多いのだが、これで遭遇する自転車を危険呼ばわりするのは如何なモノか?と思う事が多い。

最近は、特にイヤホンして外界の音を遮断して歩く人は非常に質が悪い。

歩行者とは違うかも知れないが、遊歩道等で、ノルディックウォーキングで杖を振り回しながら並進する人もいる。ランニングする人も三列以上で幅員占拠して走る人も居る。

こういう姿を見る度に、歩行者優先でのさばらせて良いモノか?と思う。

勿論、自転車でも一緒だ。並進自転車、逆走自転車、信号無視、、、、、これらは全部アウトだろう。

弱者保護、優先とう原則は撤廃して、ルールを守らず被害に遭えば、それは自業自得という考え方で責任を負うような考え方にすべきのような気がする。車、単車、自転車、歩行者、、、、、被害の程度で責任を負うよりも、過失の割合のみで責任を負う方が合理的なように思う。そういう方が、遵法意識が高まるのでは無いだろうか?

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バックミラー

付けては外し、、、なにか良いのは無いモノか?
自転車のバックミラーの話だ。自転車で後方視界を確保する。振り返って後方確認というのも必要だけど、オートバイと違って、常時ペダリングしている軽量でホイールベースの短い車体故に、後方確認自体で進路がぶれることもある。そういうリスクを考えると、安全に後方確認できる何かが欲しい。

ハンドルバーに装着する樹脂製のミラーを何度か装着したこともあるが、如何せん強度不足、視野不足で視認性が優れるとも思えない。そうは言っても、単車用の大きなミラーを装着するのもナンセンス。

自転車の車体にマッチして、尚かつ、視認性の優れるミラーが在れば言う事無いのだが、、、、そういうミラーはあまりないのが現状。

ミラーが欲しいのは、街中走行用の折り畳み自転車であるDAHONと、早朝の車道走行用のピストだ。何れも車道を走る機会が多いのでミラーが欲しい。

まぁ、車道を走らない自転車についてはミラーの必要性は感じない。ミラーは後ろから迫る車輌対策だからね。

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2016年5月22日 (日)

5/15~5/21の検索ワードピックアップ

★大松しんじ、痩せた
 検索ワードに登場の大松しんじさん、ライザップで減量成功したとの放送がされていたので事実。

★パラツイン
 180°クランク、360°クランクが主流。最近は270°クランクもある。昔は同爆クランクで単気筒と同じようなのもあった。一般に、高回転型というのが180°クランク、フラットトルク型が360°クランク、トラクション有利なのが270°クランクと言われているが、エンジンのボアストローク、カムプロフィールによる特性の方が顕著な違いを表す。

★広島市内の激坂
 二葉山山頂に繋がる道路。途中の勾配は20%越え。

★ダンベルのネジ
 ダンベル動作をするとプレートに作用する回転慣性でどちらか一方には必ず緩み勝手に働く。

★ZIT2020
 FELTの子供用MTBで、アルミフレーム、前3段、後6段の18段変速。軽量で低床フレームでお奨めだったけど、廃盤になった。
 我が家で姉、弟の二代で使ってきたのは室内保管で綺麗だったので、自転車つながりの友人の家族に譲ったところ。

★SV650のキャブ交換
 フレーム形状と取り回しの関係で、長い+ドライバーが必要。これが無いとメンテナンスは相当に厳しい。ドライバー一本あればキャブの脱着は簡単で四気筒より楽。

★アクセラのM/C
 この夏、7/14という情報が最新。Gベクタリングコントロールの設定、それから2.0Gの廃止、1.5Dの登場。後は外観の意匠変更と2.2Dの内装の変更が主なところ。

★Vツインの4バルブエンジン
 一番古いのはGL400/500系のOHVツイン。最近のスポーツモデル用の水冷Vツインは国産車については全て4バルブDOHCだ。ヤマハの近年のXV系も空冷、水冷共に4バルブ化されている。2バルブエンジンを探す方が難しい。

★タルタルーガは遅い?
 ビアンキのフェニイーチェ、パシフィックのリーチ等と同じ車体のモデルは、少なくとも速くはない。基本は小径車。可動部分が多いのでソリッド感も無い。サスペンション搭載だけど、小径故に乗り心地は相変わらず硬い。全体的にガチャガチャした乗り味だろう。ただ、形的にユニークなんで面白いのが最大の取り柄かも、、、

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回想1984年

1984年、この年はスポーツバイク=レプリカバイクということで、商品ラインナップを見てもレプリカブームが到来した事が良く判る、象徴的な年である。
自動二輪クラスのベストテンは、
1.ホンダCBR400F    24,726台
2.スズキGSX-R      13,223台
3.カワサキGPZ400F   11,641台
4.ヤマハFZ400R     11,380台
5.ホンダCBX400F     4,581台
6.ヤマハXJ400ZS/E   4,365台
7.ヤマハSR400       4,288台
8.ホンダVF400F      4,228台
9.カワサキGPZ750R    3,770台
10.ホンダCB750F      3,077台
となっている。人気の主流は完全に400ccクラスある。筆頭はCBXにREVというバルブ休止機構を備えたCBR400Fだが、峠、サーキットシーンでの人気はスズキのGSX-Rだろう。超軽量の152kgにクラス最強の59PSを発揮する水冷DOHC16バルブ4気筒エンジンに、耐久レーサー然としたデュアルヘッドライトのフルカウル。デザインも前年登場のRG250ガンマ以上に洗練されたモノ。当時の記憶では、唯一の4.0kg・mトルクで軽量な車体と相まって戦闘力は最強である。
これに対する対抗馬は、ヤマハのFZ400Rだが、こちらはスチールフレームながら十分軽量な165kg、角形ワイドループのスチールフレームにXJ400Zのエンジンを59PS化して搭載。GSX-R以上にレーシーな佇まいとリーズナブルな価格で人気を博したモデルだ。サーキットシーンではCBRよりもGSX-R、FZ400Rが人気の中心である。
ナナハンクラスでは忍者900のスケールダウンモデルであるGPZ750Rが人気を詰めていた。ダイヤモンドフレームに水冷DOHC16バルブエンジンにフルカウルが好評を博していたが、一方でFC型迄進化したCB750Fも根強い人気を保っている。

軽二輪クラスのベストテンは、
1.ホンダVT250F     36,186台
2.ヤマハRZ250R     18,908台
3.ホンダGB/CBX-RS  14,099台
4.スズキRG250ガンマ   11,250台
5.ホンダNS250R/F    9.712台
6.ホンダTLR200      6,995台
7.ヤマハDT200R      6,846台
8.スズキGS250FW     6,837台
9.カワサキKR250      6,473台
10.ヤマハSRX250/F    6,102台
である。この年もホンダのVTは不動の人気である。この年、FZ型からFE型にM/Cし角パイプフレーム、ハーフカウルを装備して40PS化して更なる実用性と性能の向上を果たしている。注目なのはRZ250Rであり、スチールフレームに前後18インチと走行性能的には、他のレプリカよりも大人しいモノの、人気は先行しているのが興味深い。
前年からRG250ガンマ、MVXといったライバル車よりも売れ行きは好調だが、その理由は、軽二輪を求める客層、二十歳前後の若年層に取ってリーズナブルな価格体系というのが非常に大きな要素である。更に、外見的には一見大人しいけど、レーサーとの直結度から言えば、市販レーサーTZと極めて近い関係であり、カスタムパーツを始め、ユーザーのカスタマイズ嗜好を多く叶えるという面も見逃せない。
実際、自身も、この時代にRZを愛車としており、素人が峠やサーキットで遊ぶ分には、ガンマ等々に大きく見劣りすると言う事は、実際のところは無かったのである。
そういう判断が、売れ行きに表れているといっても良いだろう。

ただ、登場するニューモデルの必要条件は登場する毎にクラス最強が必須であり、ガンマ以降に登場してきたKR250、NS250は、登場段階では間違いなくクラス最強のパフォーマンスを誇っていたのである。ただ、特異すぎるメカニズム、高価すぎる価格というのは必ずしもメーカーの思惑通りに受け入れられるモノでもないのである。ロータリーバルブタンデムツインのKRも装備的にはワークス同等だけど、実際の形や機構は全く異なっており、それがユーザーの嗜好に受け入れられず人気は盛り上がらなかった。このよに、実際に売れるかどうか?というのは、その値付け、さらに、カスタムのし易さというのが大きく影響しており、その部分を含んで言えばRZ250Rが2ストのベストセラーだと言って良いだろう。

それ以外のエンデューロ系では、ジャンルのベストセラーに対して対抗馬が登場するというもので、MTX200Rに対して登場したのがDT200R、CB250RSの後継であるCBX250RS、ライバルで女性ユーザーもターゲットにしたSRX250の登場が目新しい。
なお、全年以降、にわかに注目が高まってきたSR400の人気動向に着目してか、ホンダからGB250というビンテージモデルが登場したのが注目である。

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片山自転車のウォーキングバイシクル

日曜のテレビで見て、久々に感動した。
岡山の片山工業って自動車部品を製造する会社で生まれた電動アシスト自転車であるウォーキングバイシクルって製品だ。
基本、サドル無しの自転車だ。動力としては、ダイエットマシンである『ステッパー』と同じ足踏み動作を動力に変換して電動アシストした上で走行するというもの。
目玉は、足踏み動作で踏み面が水平状態を保った上下往復動運動を特殊な形状のアームを駆使して電動アシストユニットであるクランクを駆動させるように動力変換して電動アシストモーターを駆動して走行するというもの。
この足踏みステップを支えるパラレルリンクの形状が重要で、この形状でクランクを回転させているのだ。足踏み運動で歩行を走行に切り換えているのが秀逸である。

片山工業によると開発期間が5年、できたモノが三輪車で三輪ディスクブレーキ付き、そして3段変速という仕様で価格は29万円~というもの。

これ、実家の高齢の親に与えたくなるような一品である。

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ラグドフレームはホリゾンタルだけ?

最近の自転車は、高級車はカーボン、それ以外はアルミ、スチールの大径パイプ、異径パイプってのが多い。
結果、昔ながらのラグドフレームはかなり少数派だ。今やラグドフレームが選べるのは、パナソニックのPOSオーダー車、それからビルダーでのオーダー車ばっかりである。

今時の大径クロモリチューブを使ったスローピングフレーム、これはこれで良いけど、全てが溶接ビードが残った溶接組フレームである。ラグレスでも昔風なロウ付け後にスムージングしたようなフレームを見る事は殆ど無いのが実状だ。勿論、組み合わせるパイプ径、フレーム組角度が一定でないのでラグフレームなんてものも有り得ない。

結局、今の段階でラグドフレームを選ぼうとすれば、昔ながらのホリゾンタルフレームで、昔ながらの径のパイプで組んだモノとなる。

まぁ、今時の大径フレームを使ったラグドフレーム車なんて要望が無いのかも知れないが、逆に、今時のスローピングフレームでラグを使って部分的にメッキ仕上げした温故知新的なフレームがあれば目を惹くのでは?という風に思う事がある。

造作はビンテージながら、コンセプトはバリバリ現代風、、、、そういうので新世代のスポルティーフなんて作れば結構楽しそうと思ったりする。

個人的にはスポルティーフって車型が好きだけど、スポルティーフを作るとなると、どうしても1980年代チックとなる。そうではなく、今の自転車の便利さ、頑丈さ、デザインを使って現代的なスポルティーフにワンポイントで趣向を凝らすといったモノを作ろうと思えば、大径メガチューブフレームをラグ組出来たりしたら、そんなのが出来そうと考えてしまう。

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2016年5月21日 (土)

回想1983年

HY戦争終結の1983年、スクーターの乱売合戦が終了して登録台数は大きく落ち込む年だ。その台数は、2,418,309台である。しかし、軽二輪+小型二輪の販売は好調で、この微増傾向は後の1988年迄続く事になる。HY戦争が終結するも、スポーツバイクブームはこれからが勝負の本番である。スポーツバイクブーム、レプリカブームの定義は?というと、1983年~1988年といえる。そのブームの初年度を回想する。
自動二輪のベストテンは、
1.ホンダVF400F    14,820台
2.ホンダCBX400F   13,847台
3.カワサキGPZ400   12,295台
4.ヤマハXJ400      7,026台
5.ヤマハXJ400Z     6,463台
6.ホンダVF750F     6,422台
7.ヤマハSR400      5,529台
8.カワサキZ400GP    4,877台
9.スズキGSX400FW   3,903台
10.ホンダNV750C     3,485台
となっている。ホンダはVTを皮切りに水冷V型エンジンのスポーツモデルを矢継ぎ早に登場させる。400ccクラスでは従来の48PSを大きく越える53PSを発揮する水冷DOHC8バルブのV4エンジンを搭載したVF400Fを登場させ、CBXと二枚看板でクラスを完全に制圧。動力性能的にはクラストップで、当時の定地テストでも圧勝だったことが鮮明に思い出される。カワサキは僅か1年でZ400GPをモデルチェンジ。ボアストロークを変更したショートストロークエンジンを搭載。2バルブエンジンながら51PSを発揮。そして、独自のコンセプトのハーフカウルを装備して人気を博す。この状況に対し、ヤマハ、スズキはマルチエンジンの水冷化を計り50PSのGSX400FWを登場させ、ヤマハは更にクラス最強の55PSをひっさげてXJ400Z/Sを登場させる。しかし、スズキ、ヤマハの二車は、スポーツ色を色濃く反映したホンダのモデルには人気の面で及ばなかった。ただ、スポーツ色が濃いとは言えないGPZ400の人気を振り替えると、当時のFW、XJ-Zは、純粋に格好悪いのが売れなかった原因だと言える。単車が売れるには、スペックだけではダメなのである。
なお、ホンダはナナハンクラスにもV型エンジン車と登場させており、パフォーマンス系のV4、クルージング系のV2の二機種を登場させている。なお、VF750Fも当時の定地テストでも明らかなように、動力性能は圧倒的であり、性能ならホンダの水冷Vという印象が確立されたのであった。
それ以外の注目としては、登場以来目立たなかったSR400だけど、この年辺りから注目が高まり、人気車入りしたと言っても良いだろう。

軽二輪クラスのベストテンは、
1.ホンダVT250F     29,893台
2.ヤマハRZ250R     23,434台
3.スズキRG250ガンマ   22,962台
4.ホンダTLR200     14,475台
5.ホンダMVX250F    8,230台
6.スズキGS250FW    8,207台
7.ヤマハXT250T     7,506台
8.スズキGSX250E2   7,127台
9.ホンダCBX250RS   6,308台
10.ホンダMTX200R    5,369台
時代の印象からすれば、RG250ガンマが象徴的ではあるが、実際はVT250F、RZ250Rの方が売れ行き的には上回っている。
これは、まぁ仕方ない事とも言える。
RG250ガンマは、クラス初のフルカウル、アルミフレーム、フロント16インチ、クラス最強の45PSとハイメカニズムてんこ盛りだけど、その分価格も突出しており、価格は実に46万円である。RZ250Rが399,000円だから、その差は5万円以上である。この価格と、あまりにも過激なスタイルが、普通のユーザーが手を出さなかったのも大きな理由だろう。
しかし、時はレプリカブームである。峠やサーキットでのガンマ優位は揺らぐモノではなく、後の2ストロークバイクの方向性が定まったのは事実である。実際、同カテゴリーのRZ250R、MVX250Fは厳しい戦いを強いられていた。
ただ、維持コストの安い軽二輪としての魅力を求める層の需要も手堅くこなすVT250Fは、このクラスで盤石の地位を築いたといっても良い。
このクラスにも乗りやすさと高級感ということで、初の水冷4気筒であるGS250FWも登場したが、実際の実用性能の面でもVTに全く敵わなかったのである。

エンデューロ系では、XT250Tが後のSRXエンジンのベースとなるDOHCエンジンを搭載して登場したり、水冷2サイクルで軽量ハイパワーのMTX、新世代トライアラーのTLRが登場し多様化が進んでいるが、ブームとしてはXL250Sの頃がピークで、既に人気は下降線だったようだ。

時代はレプリカブームが始まっており、各メーカーは峠適性、サーキット適性を更に高める商品開発を加速させ、翌年以降は、スポーツ性が更に過激さを増していくのであった。

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運動時間

最近は、有酸素運動を数分単位の小間切れで合計10分程度でも効果があるとか、筋トレでも1セット5~10回の屈伸を一日3セット程度、恐らく合計で10分程度の筋トレでも筋肉を付けるのに効果があるとか、、、、そういう話を、健康やダイエットを特集した雑誌や番組で良く見掛ける。

でも、一日数分単位のウォーキングっていうと、余程の中高年でなければ普通の生活の中で普通に存在する行動だし、合計で10分程度の軽負荷の屈伸なんて、普通の生活の中で幾らでも遭遇する行動だ。
それがダイエットや筋トレに効果がある、、、、そんな話をにわかに真に受けても良いモノか?
個人的には、僅かな時間のウォーキング、屈伸如きを有酸素運動、筋トレと呼ぶには物凄く抵抗を感じる。これを効果的な運動というならば、普通の人にダイエットや筋トレを敢えてしなければならない人なんて存在しないと思うからだ。

ダイエットで脂肪燃焼なり筋トレで筋肉増量というと、摂取カロリー以上のカロリー消費が必要だし、筋肉増加に見合ったタンパク質の摂取と運動が必要だろう。カロリー消費では、脂肪1kgが7000kcal相当ならば、落としたい脂肪量に相当した運動を実施するしかない筈である。1日で1kgなんて減量は不可能。1週間で1kgならば1日で1000kcalである。であれば、1000kcal分の運動、水泳なら3kmを1時間で泳ぐペース、自転車なら30km/h以上の平均速度で2時間休まず漕ぐペースだ。これを毎日すれば1週間で1kgの脂肪の燃焼が可能。こういう世界である。10分程度のウォーキングで消費できるカロリーはいくらか?というと、年齢、性別、体重にもよるけど、25~30kcal程度である。これで7000kcalに到達させるためには、280日である。休まず毎日歩いたとして9ヶ月を要するのだ。それでダイエットとは言わない。

痩せたければ、一日で消費カロリーで500~1000kcalに相当する運動が必要だろう。ジョギングで1時間半くらいすれば相当するのだ。

どうも、お手軽に何の苦労も無く少しの運動で健康になる!というのが多すぎる事に違和感を感じる。

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最近の健康維持特集

健康特集が雑誌、番組、ネットで多く取り上げられている。
そして、健康の維持は簡単な運動、ストレッチで可能、、、、という話。

健康というのは、ぼけ防止、老化防止、肥満防止のネタだ。

このような特集を見て思う事。そんな簡単な事で果たして望みは敵うのか?という疑問。そして、簡単そうに紹介されていても、実は紹介されていた事を全て行うと、実は一日で30分~1時間要するという事実。そんな手間を毎日続ける精神力がある人がいるか?ということ。

みな、色んな理由を付けて、簡単と紹介されている事さえ行わない、行えないのが現実だ。

大事なのは、如何に緊迫感を持つか?ということ。本人のモチベーションを保つには何が有効か?こそが、実は一番大切だったりする。

健康診断の数値が良好でなくとも、生活に不都合、不具合を感じなければ切迫感は感じないのが多くの人の傾向である。自分の数値はこんなモンである。これで不具合は感じないから、これで正常。数値なんて個人差さ!という考えを持つ人が実は多いのである。

日常の多忙に追われていると、自分の持っていた能力が失われている事に気付かず、体力の低下、体重の増加に気付かない場合が多いのが現実。ぎっくり腰も、老化による人間の摂理さ!なんて考えると、ぎっくり腰に違和感を持たないのである。

そういう鈍感さを如何に改めさせるかが、一番重要なのだ。簡単なストレッチと紹介したとしても、ストレッチの必要性を真に感じなければ実践しないのである。それを持続する必要性を自覚させる事、、、、これを啓蒙する事が、多くの特集に求められているような気がする。大事な事が抜けているのが、今の特集の纏め方のように見える。

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2016年5月20日 (金)

隣人トラブル殺人事件

今朝のニュースでは、二つの隣人トラブル殺人事件が報道されていた。

隣人トラブルというと、最近は騒音おばさん等の話題が多かったけど、実際は、些細な環境騒音に過剰反応して、殺人に至ったようだ。

近所にも、夜間忍び込みで無記名でクレームを敷地に侵入して入れるオジサンとかいるけど、どちらかというと、モンスタークレーマー的な過剰反応な一見まともそうな市民の方が恐ろしい。

普通の人の仮面を被ったモンスタークレーマー、、、、、そういえば、最近は学校等の父兄が過剰に怒鳴りこむそうだけど、そういうのも同類かもしれない。

過剰反応者の多くは、自分の事を棚に上げるパターン、それか、自分に厳しいのは理解するけど、それと同等の神経質な行動を他人にも強要したがるパターン、、、、

色んな人がいるのが社会だけど、大事なのは、人それぞれという考え方、なんでもお互い様という考え方だけど、そういう考え方が出来ないのは、恐らくだが、コミュニケーション能力が欠如しているのだろう。

自身は、近所の9割方と、単車、自転車、車のチョットしたメンテナンス、修理(コンプレッサーによるエア補充、充電、ジャンプスターター~簡単な修理)を通して付きあいを保っているから、そういう所とは問題は無いけど、そういう付き合いを維持するのが大事。

隣人トラブルで、モンスタークレーマーによる過剰反応というのは、クレーマー自体の社会性の欠如、コミュニケーション不足が原因。そういう人っていうのは、他人を寄せ付けない、常に目が三角で、何かと戦っているような人が多い。

思うのは、もっとゆったりと構えて、他人は他人、自分は自分、そして何事もお互い様という考え方が何故に出来ないのか?ということ。

他人との距離感を縮めることが問題の未然防止に有効。距離感を縮めるのは、コミュニケーションが必須、、、、、もっと、普通に話せば良いのに、、、、、色んな人と話せば、色んな考え方、趣味が見えてきて、自身の生活もゆとりが出来ると思うのだが、、、、

それが出来ないのは、競争社会で委縮して過ごしているとか、或いは、相手を打ち負かす事ばかりしてきたのが原因かもしれない。今回の殺人事件でモンスタークレーマー的加害者の人は、年配の男性、、、、これまでずっと、戦って生きてきたためかもしれない。

何時も怒っているような顔しているサラリーマンお父さんなんかは、結構危ない人種かもしれない。

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回想1982年

1982年、この年は日本二輪車史上で最高の年となったといってもよい。HY戦争の激化にホンダが反転構成に打って出た年。前年に300万台を越えた登録台数は更に増加して、3,285,327台と空前絶後の販売台数を記録することになる。まぁ、この販売台数の大幅な増加は、実際はスクーターの乱売合戦の結果ではあるが、これによって販売店の体力が一気に消耗したのも事実だ。
この年の自動二輪のベストテンは、
1.ホンダCBX400F    31,533台
2.カワサキZ400GP    12,112台
3.ヤマハXJ400      12,001台
4.スズキGSX750S     7,531台
5.スズキGSX400F     6,772台
6.CB750F         6,598台
7.GSX400FS       4,798台
8.ホンダVF750C      4,404台
9.ヤマハXZ400       4,391台
10.ヤマハRZ350       4,345台
この年の注目は、何と言ってもCBX400Fだろう。ホンダファンの期待を背負って登場したマルチのCBXである。前後インボードディスク、DOHC16バルブエンジン、クロス配置のエキパイ、ジュラ鍛部品を配置した高級感ある仕上がり。そしてクラス最強の48PSのエンジン、全ての面でライバルを十分研究して登場し、クラス最強の動力性能を引っ提げて登場である。二位以降とは比較にならないブッ千切りの売れ行きである。なお、ツートンカラーが485,000円、モノトーン赤が470,000円で登場。400ccクラスの高額化にも驚かされた一台だ。400ccマルチは48PS、、、これが売れ行きを左右することになる。
そこで、登場したのがZ400FXのモデルチェンジでZ400GPだ。これはユニトラック式サスペンション+48PSエンジンで高い人気を誇ったモデルだが、CBX人気には敵わなかった。しかし、デビュー年度の鈴鹿四耐では見事優勝を飾ったのも記憶に鮮明に残っている。スズキからは今一不完全燃焼に終わったGSX400Fのマイナーチェンジ版としてGSX400FSインパルスを登場させている。48PS化したエンジンは1ccの排気量アップにヨシムラと共同開発したというサイクロン集合マフラー、そして角形スイングアーム、リザーブ別体のリアショック、ジュラ鍛ハンドル、シングル風シートにクラス最軽量の171kgで登場するも、完全新設計のCBX、Z-GPには後塵を拝すこととなる。
興味深いのは水冷70°VツインDOHC4バルブ+シャフト駆動で和製ドカティとも言われたハイメカニズムのXZ400の登場だが、如何せん重量級で走りは大人しく、このクラスでも250ccクラス同様のスポーツ性が最も重要と言う事が決定付けられたのである。
なお、ナナハンクラスでは、CB750Fに変わってハンス・ムートデザインのGSX750Sが登場した事。オリジナルとは、スクリーンレス、スポイラーレス、そして大アップハンドルという点で異なるが、それでも登場のインパクトは大きく、購入後にハンドルをセパハン化するのが流行した。ただ、当時は改造に対する取り締まりが厳しく、改造ハンドルを取り締まる、通称『刀狩り』と言われており、刀ライダーには恐れられていた。

軽二輪クラスのベストテンは、
1.ホンダVT250F           30,957台
2.ヤマハRZ250       17,605台
3.ホンダXL250R      17,160台
4.スズキGSX250T     14,260台
5.ホンダCB250T      7,279台
6.ヤマハXS250(新)    7,202台
7.ホンダCB250RS/Z   6,693台
8.スズキGSX250E2    4,761台
9.ヤマハXT250       2,355台
10.ヤマハXS250       2,319台
となっている。ホンダが打倒RZを4ストロークで果たすと言う事で、登場させたのが、名車VT250Fである。DOHC8バルブの水冷Vツインエンジン、4ストロークながらRZと同じクラス最強の35PSを発揮。メーターバイザーと呼ばれるビキニカウルを装備、フロント16インチホイールによる優れた操縦性、フロントはCBXと同じインボードディスク、、、、革新の塊であり、RZを圧倒的に上回る販売台数を記録したのである。
他には、エンデューロブームの立て役者であるXL250Sがライバルの登場に併せてプロリンク採用のXL250Rに進化し人気を不動のモノとしている。
興味深いのは、動力性能重視と思われた250ccクラスだけど、維持費の安さが再注目であり大人しいモデル、スケールダウンモデルも堅実に売れている事が見て取れる。実はそういう客層からもVTが注目されているのは後に判る事となる。このクラス、スポーツ性能+実用性がキーワードとなるのである。

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老けない身体作り!血管を若く!

人は血管から老いるのだ。若い血管は寿命と如何に関連しているそうだが、如何にすれば血液をサラサラにして、更に血管を若々しく保つのには何が有効か?が紹介されていた。
ネタもとはEテレの団塊スタイルだ。

先ずは、血管に注目した取り組みが紹介されていた。運動で血管を守る方法、血管の老化を防ぐ食事、そんなモノが紹介されているそうだ。取り組みでは有酸素運動の指導方法の紹介、血管年齢の測定等が行われている。血管年齢の測定は基本は脈波検査によって行うそうだ。因みに、血管年齢とは血管の硬さの事。それ故に、脈波検査以外でも血管の状況を推測が可能だという。

因みに、高血圧が持続すると圧力に耐えるために血管壁が厚くなるので血管が硬くなるそうだ。更に、高い圧力故に血管内壁が傷つきやすくなり、コレステロールが蓄積しやすくなると言う。そのために、血圧数値の上の数値、下の数値を把握するのは大事な事だという。柔らかい血管だと、脈圧が小さく、平均血圧も小さくなるので、そこからも判断出来る。平均血圧>90であれば、末端系血管の動脈硬化リスクが高く、脈圧>60であれば大動脈の動脈硬化リスクが高いそうだ。
因みに、血中のHDL、LDL量を見る事も大事。LDLは傷ついた血管内壁を補修するために付着する。血糖が高いと血管内皮が傷つくので、LDLが付着しやすいそうだ。血糖の判断は、HbA1Cからも推定出来るので、判断に使えるという。LDLコレステロールが多いのは血管内壁が傷ついている一つの要因になるという。ということで、LDL/HDL>2.5となっていれば動脈硬化の可能性があるそうだ。
老化と血管の関係は?というと、加齢と共に血管の硬さが高くなる。男性で45歳、女性で35歳から硬化が顕著となる。因みに女性ホルモンが血管を柔らかくするので、閉経が血管を硬くする切っ掛けになるという。
血管は老化と共に動脈が硬化するのだ。硬化した血管が柔らかくなる事は難しいので、予防が大事だそうだ。

因みに、健康な血管を維持する上での合い言葉、それはNO(一酸化窒素)を出す事だという。これが筋肉細胞に働きかけ血管を柔らかくするそうだ。このNO、有酸素運動を行う事でNOが出るという。そこで、お奨めの有酸素運動は何か?
先ずはストレッチではハムストリングス(太股裏側の筋肉)のストレッチ。椅子に座って片足を斜めに伸ばし、その状態で上体を前屈みして、足首を腕で引っ張る。つま先は上向きだそうだ。因みに、反動は不要とのこと。次は、大腿四頭筋のストレッチ。これは直立姿勢で脚を後ろに折り曲げて腕で後ろで引っ張り上げるストレッチだ。これらを片側20秒×3回でOKとの事。最後は、脹ら脛のストレッチ。これをしっかり伸ばすのが有効だという。これも反動はNGとのこと。
これに、有酸素運動であるウォーキング等を行えばOKとの話だ。老化では下肢の筋肉減少故に、下肢を鍛えるのが大事と言う事。

食生活では、減塩生活をするのも大事。男性で8g/day、女性で7g/day。これを守る事も大事だという。塩を減らし、食材の出汁を使った味付け、これが有効だという。

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サドルハイト

サドルの高さ、非常に高い位置にセットするのが流行りのようだけど、サドル高さが高すぎると、膝関節、股関節を傷めるので注意が必要。関節の可動域に併せるのでなく、関節の脱力状態における角度でペダル下死点からサドルトップ迄の距離を決める事が大事。目一杯伸ばした状態というのは、脱力状態ではない。ペダリングにおいて脚が伸びた状態というのは、力を入れて伸ばした状態とは違うのだ。ペダリングにおける下死点通過時というのは、どちらかというと脚の状態は脱力状態に近いのである。脱力状態に近いから、脚のリカバリー動作がスムーズに繋がるのである。

ということで、ペダリングがぎこちない人、長距離を走るのが苦手な人は、15mm程度サドルハイトを下げてみる事をお奨めする。案外、そこが快適ポイントの場合もある。

勿論、サドルが低すぎるとペダリングで脚のトルクがクランクに効率良く伝わりにくくなるかもしれないが、それでも傷めるよりはマシだ。

スポーツサイクルショップを自認するショップオーナーによっては、滅茶苦茶高いサドルハイトを推奨するところもあるようだけど、乗り手がどうか?を自分で考えて微調整するのが大事だ。

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2016年5月19日 (木)

ここ40年のオートバイマーケット分析

ブログに、現在、分割掲載中(5/29で連載は完結予定)ですが、
全文が完成したので、先行してアップします。興味のある方は御一読ください。

ホームページに掲載中です。

表紙のページは、
Another World about My Taste

2015年版の二輪車事情は、

日本国内の二輪市場から見えてくる実状(日本二輪事情、2015年版)

40年の二輪車マーケット分析は、

激動の80年代二輪車市場動向を販売ランキングから振り返る。

となります。
二輪車メーカー、四輪車メーカー、官公庁の関係者の方々から閲覧頂いた声を反映した
記事の構成となっています。

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回想1981年

1981年、HY戦争の真っ直中であり、国内の登録台数は300万台越えの3,061,878台に到達。この年の自動二輪の売り上げベストテンは、
1.ヤマハXJ400     19,738台
2.ホンダCB750F    11,750台
3.スズキGSX400F   10,923台
4.ヤマハRZ350      8,339台
5.カワサキZ400FX    8,171台
6.ホンダGL400      4,943台
7.スズキGSX400E    4,417台
8.ヤマハXV750      3,949台
9.カワサキZ400LTD2  3,236台
10.ホンダCB400D     2,554台
となっている。この年には400ccのマルチ化はホンダを除いて登場済み。人気はマルチながら軽量でクラスナンバーワンの45PSを引っ提げて登場したXJ400Eだ。後のヤマハデザインを決定付けるデザインに優れた動力性能で前年までのZ400FXの人気を奪い取ったモデルだ。ナナハンクラスのCB750Fの人気は相変わらずで、不動の人気となっている。スズキからは初の4バルブDOHCという事で刀風のGSX400Fが登場して人気を博していたが、XJ程の人気を得るには到っていない。ヤマハのRZ350は本家本元でゴロワーズカラーが鮮烈でクラス最強の45PSを発揮し、ナナハンキラーという異名を取っていたもの。但し、このクラスではクラス最強の動力性能よりも、4気筒マルチエンジンというアイコンこそが商品性に大きな影響を及ぼしていたのである。
RZでは350エンジンを250に搭載するというのが、隠れブームとして活発に行われていた。
ホンダは、この頃は400ccならマルチよりツインが高性能とういことで、CB400Nの後継機にCB400DスーパーホークⅢを登場させていた。これは、前後穴あきの2ポットディスクブレーキを装着し、ジュラ鍛のハンドル、ステップ、ホルダーを採用したグレードの高い仕上がり。エンジンも熟成のOHC3バルブツインエンジンで、実際に走らせると、少なくともZ400FXよりは完全に動力性能的には上回っていたのだが、DOHCでもマルチでもないので人気は今一だった。ただ、自身はこのスーパーホークⅢを愛車としており、その動力性能は当時全く不満を覚えなかったのも事実だ。Z400FXも愛車としていたことが在るが、個人的にはZ400FXよりスーパーホークⅢの方が今でも好きだ。
クラスのトレンドとしては、マルチ化、高級化は既定路線だが、250ccクラス程のスポーツ性の高性能化が確定したとは言えない状況である。RZ350が人気だった一方で、GL400カスタムが人気だったのも、そういう判断に働いたと言えよう。

アメリカンブームは収束傾向であり、唯一気を吐いていたのはGL400カスタムだ。それ以外のアメリカンは既に人気を失っており、アメリカン=オッサンバイク=不人気という方向になっていったのだが、そんなときに登場したのが後に長く使われる事になったXV750の空冷Vツインエンジンだ。この頃のアメリカンは、何故か勘違いで鼓動のバーチカルツインから高性能ツインとかマルチエンジン搭載の、用途的に微妙なモデルが多く登場し、迷走傾向となっている。これが不人気に拍車を掛けていたように、今考えれば思うところだ。

軽二輪クラスのベストテンは
1.ヤマハRZ250     18.214台
2.スズキGSX250E   13,349台
3.ホンダCB250RS/Z 11,269台
4.ホンダXL250S     8,628台
5.ヤマハXS250SPL   7,558台
6.ヤマハXT250      6,589台
7.ホンダCB250T/N   4,731台
8.ホンダCM250T     3,437台
9.ホンダCB250D     3,115台
10.KL250         2,750台
前年8月に登場したRZがブッ千切りのナンバーワンだけど、車検付き400ccクラスのXJ400Eの方が販売台数が多いのが興味深い。ただ、250ccクラスでは動力性能が結構重視されており、人気の面ではGSX250Eが競合するZ250FTとの勝負に決着を付けている。ホンダからはキックオンリーのCB250RSの不満点を解消したセル付きのCB250RS-Zをリリースし、人気を博している。これは、後のシングルスポーツの礎的な存在である。こちらのモデルには、その気になれば、FT/XLの400/500のエンジンも搭載可能であり、今考えれば結構楽しいモデルでもある。
ヤマハとホンダの闘いでは、ホンダが相当に苦戦している様子が伺える。ベストテンにランクインしているのは、ホーク系であるCB250T/N/D、CM250T、それから真振るスポーツのCB250RS-Zであり、打倒RZに全てを掛けていた年であることが判る。
ベストテンの傾向から、250ccクラスでは動力性能が全て!という風潮が更に加速していった時期でもある。
各社が打倒RZを掛けて、開発競争が始まった時でもあったのだ。

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サドルトリム

基本、水平近くということで、あまり意識していない。余程座りが悪く滑らない限り、特に問題を感じないのだけど、先日入手した先端部レスの二つ割れのISMサドルを使っていると、サドルのトリムで随分と違う事が良く判る。

サドルの先端部、中央部が存在しないサドルでは、骨盤の出っ張り二箇所で身体を支えるけど、中央部から先端部が無いと、身体の位置を保持するのはサドルだけでなく、脚、腕を含めた全体が重要。その中で接するポイントが少ないサドルを使うと、その接点における荷重の受け方というのは結構シビアな調整が必要のようだ。そして、そのシビアな調整でベストな状態を探すのに、サドルのトリムを細かく調整して乗ってみた。

すると、今迄気にしなかったサドルトリムだけど、トリムを少し換えるだけで、更に快適なシッティング状態が得られる事が判った。

現状、レーパンも、穴あきサドルも、尻のコンディションから必要性を感じた事はないけど、ISMサドルで尻の座りの良い状態というのは、サドルのトリムが大きく影響する事が判り、そのトリムを普通のサドルに応用してみると、今迄以上に快適な座り心地が得られる事が判った。

こういう変化を感じるには、生半可な調整では違いが表れない機材を使うよりも、僅かな調整不足が不快を感じさせるようなシビアな機材を体感する事が極めて効果的なようだ。

このサドルを使って思ったのは、、、、もしかしたら、サドルは馬蹄形状で骨盤のみを支える構造でも、実現出来るのでは?という思い付き。いつか、そういう形状の骨盤ホールドのみのサドルを作ってみたい。

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肩甲骨の内側痛み対策ストレッチ

仰向け運動、直立運動の二種類見付けた。
一つ目の仰向け運動。
仰向けになって両手を下段に構え両手を握る。握った手を腕を伸ばした状態で左右に10回ゆっくり振る。そして、腕を伸ばした状態で握った手を右に10回、左に10回ゆっくり回す。
同じ動きを中段に構えて同じように行う。中断ということは、仰向けの場合に握った手が真上に来るということ。これも左右10回振り、右10回、左10回ゆっくり回す。
更に、同じ動きを上段に構えて行う。上段だから頭の上辺りの位置に握った手が来る。これも左右10回振り、右10回、左10回ゆっくり回す。

次、直立運動では、直立して背中側下段の位置で両手を握る。その状態で握った両手を下段から上に向けて動かそうとする。そうすれば、肩甲骨が内側に寄る。この腕の上下動作に併せて大きく深呼吸を行う。これを5~10回行うと良い案配だという。
更に、直立運動では、首に力を入れた状態での首回しを行うのも有効だそうだ。

最後は耳タブを引っ張ったり、丸めたりといった耳イジリを30秒~1分程度行うのも首コリ、肩コリに有効だそうだ。

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2016年5月18日 (水)

回想80年代、第一弾1980年

最近、登場する単車も80年代モチーフ、雑誌も80年代特集、、、ターゲットが50代のオッサン向けとなっている。
では、そんな1980年代、何が起こったか?体験者が紹介しよう。

第一弾は幕開けの1980年だ。
二輪車の国内総登録台数は2,370,036台とバイクブームに向かう時だ。
1980年の自動二輪登録ベストテンを紹介しよう。
1.カワサキZ400FX  14,378台
2.ホンダCB750F    9,725台
3.スズキGSX400E   7,426台
4.ホンダGL400     7,408台
5.カワサキZ400LTD  6,097台
6.ホンダCB400N    4,400台
7.ホンダCB400T    3,513台
8.スズキGSX750E   2,737台
9.ヤマハXS650SPL  2,506台
10.ホンダCM400T    2,500台
となっている。時代はアメリカンバイクブームが頂点を過ぎて、スポーツバイクブームが主役にとって変わろうとしていた時代だ。1970年代後半はアメリカンブームで時代を牽引していたのがXS650SPL、Z400LTDだが、その後登場したZ400FX、CB750Fによって潮目が変わったのが、この時代だ。

この時代のベストテンを見ると、一位がZ400FXなのは順当として、二位に超難関の限定解除が必要なCB750Fが入っているのが注目である。Z400FXはスポーツバイクとしての人気より、中免でマルチに乗れる。そしてナナハンに見劣りしないというステイタスが受けたモノ。ここでの注目はCB400N、CB750Fだが、低いハンドルにバックステップというポジションのスポーツバイクが上位に入っている事。Z400FXは殿様ポジションであり、当時ストリームラインと言われていたCB750F、CB400Nとはポジション的には全く異なるものだ。Z400FXはスタンダードバイク、CB750F、CB400Nは当時はヨーロピアンスポーツバイクと言われていた。
GSX400Eは、前モデルであるGS400をTSCCツインカム4バルブエンジンで44PSを発揮してクラス最高の動力性能を狙ったモデルだが、マルチのFXには人気の面で敵わなかった。原因は何とも微妙なスタイルの悪さ。GL400はスポーツツアラーとして登場した異色のOHV縦置きシャフト駆動というハイメカニズムのモデルで、ホンダの初水冷車だ。独特の排気音、静粛性が人気を誇っていた。当時、高性能の判断基準であるリッター100PSをOHVで達成したのも人気の秘密。これにはGL400カスタムも含まれており、人気はこちらが主導だ。大柄な車体と高級感のある作りが人気で、見た目はナナハンクラスで、このカスタムモデルでGL人気は不動のモノとなったのだ。

GSX750Eは、GS750Eの後継機で打倒CB750Fで登場した動力性能的にはナンバーワンのモデルだったけど、如何せん、形が悪すぎた。後にベコ(牛)と呼ばれるデザインだが、当時の印象は、何故にこんな形?というのが印象。ただ、このパワーユニットは後の刀の動力性能を支える重要なエンジンだ。

アメリカンではバーチカルツインということでXS650SPL、Z400LTDが定番の機種。Z400LTDは同爆エンジンで鼓動感が素晴らしいモデル。段付きシートも極端で、当時のアメリカンのデザインの定番だ。XS650SPLは360°クランクながらカウンターレス、バランサーレスの強烈な振動のエンジン。ホンダのCM400Tはホーク系エンジンにプルバックハンドル、ティアドロップハンドル、段付きシートでアメリカン化したけど、エンジンはCB400Nと共通で、あまりにもスムーズ過ぎて評価は高くないものだ。

次、軽二輪クラスを回想する。
1.ホンダCB250T/N  11.435台
2.ヤマハXS250SPL   9,878台
3.ホンダXL250S     9,767台
4.ホンダCB250RS    8,819台
5.スズキGSX250E    8,012台
6.カワサキZ250FT    5,467台
7.ヤマハXT250      5,398台
8.ヤマハRZ250      4,514台
9.ヤマハSR250      3,371台
10.カワサキKL250     2.596台
となっている。当時の250ccクラスは維持費の安さでオッサンの通勤車輌としての需要が殆どだったけど、1970年代の後半に専用設計のZ250FT、RG250が登場してスポーツ性が注目され始めた頃。1980年というと、その実用250とスポーツ250の時代の境目に当たる年だ。更に、第一次エンデューロブームとも言える年で、スタイリッシュなデザインと優れた走破性のXL250Sが火を付けてライバルが一気に登場した年だ。

1980年の売れ行きナンバーワンはホークシリーズのT/Nである。これは400のスケールダウンモデルで車重的には170kg(乾燥)オーバーで鈍重なモデルだけど、仕上げが高級で、非常に乗り易く頑丈であり実用的には非常に優れたモデル。という意味で人気を博していたけど、スポーツ性という面では厳しいのがホントのところだった。
ただ、中免でスポーツというと最大の400ccに憧れる若者が多く、少なくともRZ登場前まではスポーツモデルということで軽量な250ccを選ぶのは少数派であった。
アメリカン人気では、ヤマハのXS250SPLが兄貴分の650のイメージを忠実に受け継いでおり人気を博していたが、この当時ではライバル車は不在だったので、アメリカンで250ccというとXSの一択であったのだ。
専用設計のZ250FTは車重が157kg程で軽量差を売りに人気を博していたが、ほぼ同じコンセプトで29PSというクラス最強のGSX250Eが登場して人気が拮抗していた。
このようなスポーツ250ccに対するホンダの回答が、オフ車のXL250Sのエンジンを搭載したCB250RSで125kgという超軽量で玄人好みの一台が登場したのが鮮烈だ。
しかし、このような250ccの争いに決着を付けたのは、350ccのスケールダウンながら、異次元の最高出力35PSとスケールダウンであっても軽量な車体、更に、モノクロスサスペンションを装備したRZの登場である。RZは8月登場で実質4ヶ月販売ながら4,500台オーバーの発売であり、実質的にはブッ千切りの売れ行きを示したのである。これ以降、250ccクラスは急速にスポーツ性を高めていったのだ。

なお、エンデューロブームを牽引したフロント23インチで走破性を高めたXL250Sに対しては、ヤマハから114kgという超軽量コンパクトなXT250と登場させ、カワサキからは117kgという軽量に現代的なデザイン、角形スイングアームのKL250を登場させたが、XL250Sの人気を止めることは出来なかったのである。
メカニズムの洗練度ではXTが凌駕したが、先駆者の強みが発揮された感がある。KLは人気の面では二社には及ばなかったのが現実だ。

1980年というと、こんな年である。中古市場では絶版となったCB400Fourが相変わらず人気だったものの、Z400FX登場以降は各社にマルチエンジンを求める声が高まり、当時の雑誌には各社の400マルチのスクープ記事が賑わせていたのが印象深い。

軽二輪、自動二輪を含む単車全般では、低いハンドル+バックステップ、深いバンク角、軽量な車体、高い出力、、、、ヨーロピアンスポーツ、スーパースポーツが人気で、時代を象徴していたのはCB750F、Z400FX、RZ250だろう。Z400FXは、スポーツバイクであっても、スーパースポーツ的なモデル人気よりも、ナナハンコンプレックスでマルチ人気を決定付けており、スポーツ色といえばCB750F、RZ250には及ばない印象が強い。

この後、250ccクラスはスポーツ色を急速に高め、400ccクラスはマルチ化が進んでいく事になる。

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お奨めロック

実用自転車には馬蹄錠を装着している。これ、手軽で頑丈だから結構お奨めだ。しかし、馬蹄錠は車体で車輪の回転をロックするもので、車体丸ごと持って行かれたらお手上げだ。

そこで、お奨めなのが、両端にリングを結んだワイヤーと併用すること。

馬蹄錠のロックをワイヤーの固定にも併用させることだ。こうすれば、ワイヤーで車体が駐輪場所で固定出来る。鍵は馬蹄錠の鍵一個で済むのだ。

これ、色んな使い方がある。自分は折り畳み自転車だからサドルレールにワイヤーの端部を固定して、駐輪時はサドル端部のワイヤーを馬蹄錠で固定して、サドルの持ち逃げ悪戯に対処している。

馬蹄錠のリングをワイヤーの固定に利用するのは、結構お奨めだ。

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チェーンの寿命

単車の場合、チェーンが減ると思いっ切り伸びる。そして、スプロケの歯がノコギリの歯のようになる、、、、まぁ、そこまで行かずとも、チェーンの引き代が厳しくなれば素直にチェーン交換するのが望ましい。

自転車の場合どうか?

自転車の場合、チェーンは単車ほどは伸びたりしない。どんなタイミングで交換するか?
というと、勿論、錆びや汚れが原因の場合もあるけど、自分の場合、リンクのガタが大きくなってから交換している。チェックの基本はチェーンを横向き水平に伸ばしてみて大きく垂れ下がるかどうか?で判断する。リンクのガタが大きくなったら、横方向の拘束力が弱くなるので大きく垂れ下がるのだ。ガタが大きくなっていたら、駆動力を欠けるとチェーンが伸び気味となりスプロケとの会合ロスが少なく無い。変速の際も、僅かなディレーラーポジションのシフトで変速する際は、リンクプレートの膨らみとスプロケのシフトパターンが効率よくガタ無く会合して変速するのだけど、ガタがあると変速レスポンスが悪くなったり、変速出来なくなったりする。

ということで、チェーンは実はこまめにチェックしてガタが生まれたらサッサと交換するのがお奨めだ。

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2016年5月17日 (火)

80年代のブームの構成

80年代、バイクが最高で320万台も売れてスポーツバイクが大流行、、、そういう意見が多いけど、実は、それは正確ではない。
80年代の二輪ブームは、1970年代後半に登場したロードパル、パッソルを発端とする主婦層相手のミニバイクブーム、それからオートバイがスポーツ性を高めレーサー然としたレーサーレプリカに行き着いたスポーツバイクブームの二つのムーブメントで構成されている。

ミニバイクブームは、当初は主婦層主体のムーブメントだが、その衰退と入れ替わり原付市場を支えたのは、スポーツバイクブームが下方に拡大展開したスポーツスクーターを流行させた若年層世代と言える。主婦層の原付離れを決定付けたのは、1986年の原付のヘルメット義務化であり、翌年にはヘルメットを収納するメットインタクトを初めとするメットインスクーターが発売されるも、主婦層の原付離れを食い止める事が出来なくなっていった。

ロードパルの登場前の1975年の原付登録台数は、778,117台程で現代の三倍程の登録が為されているが、この殆どはカブタイプの原付である。しかし、1976年のロードパルの登場、翌1977年にはHY戦争の口火を切るモデルとして、ヤマハからステップスルー型ミニバイクのパッソル、パッソーラが登場、1980年にはステップスルー型ミニバイクをスクーターと定義したホンダ・タクトが登場し、同年には1,978,426台とマーケットは急拡大し、1982年にはピークの2,750,000台を記録する事となる。これをピークにヘルメット着用が義務化される1985年迄は150万台以上の登録を持続することになる。これが買い物スクーター主導のミニバイクブームである。1986年以降1991年迄は登録台数は減少傾向で100万台前後で推移しているが、ミニバイクブームの収束傾向を食い止める事は出来ず現在に到っている。

これとは別のスポーツバイクブームの隆盛を判断するのは軽二輪、小型二輪の登録台数から調べる事が出来る。このジャンルの登録台数は1970年代初頭のナナハンブームを除けば、概ね5万台前後の登録で推移しているのだが、1979年に10万台を突破してオートバイブームの到来の兆候が見て取れる。この理由は、維持費の安い軽二輪クラスに専用設計モデルが登場し、維持費の安さと操作性、実用性が大きく向上したことである。モデルとしては、Z250FT、RG250といったモデルの登場によるもので、軽二輪の登録台数は1978年が23,100台から1979年では43,267台と倍増しているのである。この専用設計モデルの登場が250ccブームを引き起こしたといって良いだろう。
これが、レプリカモデルで頂点を極めるスポーツバイクブームの引き金となったブームである。レプリカバイクブームの起点は1980年のRZ250の登場で刺激され、各社から400cc以上のモデルとは異なる独自の魅力を持った高性能バイクが様々な形で提案されることとなってのだ。軽二輪の登録台数は1982年には130,779台と10万台を越え、1987、1988年は20万台越えを記録する。しかし、1989年以降は急速にスポーツバイクブームは収束することとなる。
小型二輪では、免許制度の関係から大型車への憧れが強く、四気筒モデルの開発競争がブームの起点だったといってよいだろう。起点は1979年のZ400FXだが、それにより登録台数は急激に増加し1977年の4万台から1979年には8万台と倍増する程にマーケットは拡大している。その後、4メーカーからマルチエンジン車が揃う1982年には138,235台を記録する。マルチエンジン車が出そろうと、軽二輪のレプリカブームが飛び火して加わる事で、更に販売台数は増加する。その結果、1988年までは12万台前後の販売を記録し続ける事となる。1989年以降はレプリカブームは収束し、マーケットを支えていたのは従来の大きく立派であるというマルチエンジン車、ネイキッドモデル、シングル、アメリカンといった多様化した車種達である。この多様化したモデルから、次のムーブメントを作り出して1990年代以降の小さなブームが生まれていったのである。

スポーツバイクブームを飛躍的なものにしたレプリカブームが隆盛を誇っていたのは1983~1988年で、この間の軽二輪、小型二輪の登録台数は、毎年30万台前後を記録していたのである。1979年に10万台を越えて僅か4年で三倍に膨れあがりブームが急激なモノであった事が判る。ブームの衰退は1989年以降であり、その後は緩やかに減少傾向となっており、2010年以降は10万台前後という状態で、オートバイブーム以前の姿に戻っているのが現状だ。

1980年代を振り返ると、1982年をピークとしたミニバイクブーム、それから1988年をピークとしたレプリカブームの二つの山が在ったのである。

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今時のカスタムはゴミ作り、、、

2000年以降、頻繁に見掛けるようになった二輪旧車のカスタムの傾向、基本、ゴミ作りにしかみえない。
因みに、2000年以降に旧車カスタムが流行った理由、、、、カスタムの99%が流用改だが、それ、貧乏人のゴミカスタムに過ぎないと思える程だが、それは流用もとの車輌、1988年以降の近代的な足周りを持った車輌が、スクラップの部品取りとして安価に流通しはじめたからだ。そんな廃車パーツを調達して組み付ける、、、これが流用改が流行った理由だ。何と言っても、安い、、、安く、見た目が近代的になる、、、、それが流用改の流行った最大の理由。

勿論、時代が新しいモノの製品品質は向上している部分も少なくないけど、それと同時に、用途特化させる事によってコストダウンも為されているのを忘れてはならない。
品質は向上しても、特化させる事で無駄を省いている。言ってみれば、本来の用途以外に対しての余裕、マージンは限りなく削られているのも事実だ。それ故に、見た目だけの安易な流用というのは、モノの持つグレードではカバーしきれない場合だって考えられるのだ。特に、足周りでは、単なるホイール径だけで考えるのは危険だったりする。
それだけでない。元々のパーツというのは単体ではなくトータルとして負荷を分担して担う事で機能したりする場合もあるのだが、極端なパーツのチョイスは、組み付けた後に、元々の厳しい部分に負荷が集中する事だって考えられるのである。

つまり、安易なパーツ交換は、パーツの機能不足に陥るか、或いは、他の部分への負担増大に陥るリスクが極めて高いと言って良い。
メーカーエンジニアとプロのテストライダーが吟味して作り出した構成、これを崩すというのは、相当な思慮深さが必要なのだが、コスト重視、見た目重視の流用改では、このような部分が相当に疎かにされているのが現状だ。

今時見掛ける多くのカスタム車輌、見た目的にはカスタムされていて派手な印象が見られるが、個人的には本来の良さを失ったゴミにしか見えない。カスタム好きではあるが、安易な流用改、改造のための改造、、、、そういうのは個人的にはNGである。単車の基本はノーマル。これが一番である。

仮にカスタムするならば、機能に影響しない部位のウエイトダウンに繋がるマテリアルチェンジとか、本来、そのモデル用にリリースされたオプショナルパーツに限定するのが一番。流用するならシリーズの上級車、高年式モデルからの流用とか、なお、足周りのジオメトリーの変更は基本的にNGである。この変更でコスト重視の選択が新たなる最適なバランスポイントに到達する可能性は限りなくゼロといえる。
パーツの交換で共用出来るのは、強度計算に従った規格部品が共通なモノに限定するのが良いだろう。ホイール交換なら、流用元の車輌の重量、機関出力が同等以上で、交換前後で使われているベアリングが共通であり、チェーンラインの変更が不要であり、そして、タイヤハイトが不変であるというのが最低限守るべきポイントだろう。そういう制約なくして見た目重視、コスト重視での変更は基本なNGだ。

そういう目で、今時の流用改を見ると、、、、99%がゴミといっても差し支えない。リッタークラス、大型クラスに削ぎ落とされた250/400レプリカの足周りとか、ちょっと考えられないのである。時代、世代を大きく飛び越した流用というのは、個人的には奇形製作にしか見えないのである。幾ら高剛性なスイングアームだからといって、長大なスイングアームを入れた旧車を見るけど、それってドラッグレーサーか?というような状態も少なく無い。ゴリゴリの倒立フォークを華奢なスチールクレードルフレームに組み合わせるのも、良く判らない。強引なタイヤのワイド化のために、かち上げルックス、激オフセットスプロケとか、、、、こうなってくると、何しているのか全く不明だ。

最近はZ1/Z2、初代忍者の流用改カスタムを多く見掛けるが、悲惨な改悪を見るに付け、設計者に気の毒な気がしてならない。

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最近の絡み屋は

最近、定例コースを定例ペースで走っている時に、絡んでくると言うか、挑んでくるのは、高校の自転車部員系が多い。
同一人物かどうかしらないが、ここ三ヶ月で、7回遭遇。走る時間帯から考えると、休日の部活への登校中と思われる。

自身は、歩道部分は踏みません。自歩道部分は他の交通を留意して交錯しない条件下では35km/hを上限とします。車道部分は速度無制限で、大抵は40km/h±5km/hで走行します。

高校生の皆さんは、歩道部分でも30km/h以上で走るようです。

この日曜日は、歩道部分を流していたら、後方から猛烈な勢いで追い付いてきたので、思わず道を譲りました。ただ、車道走行になってからは、向かい風でしたが43km/h程で数キロ走行したところ、アッという間に消えてしまいました。

最近、遭遇した高校生全般に言える事ですが、歩道での暴走が酷いです。他のママチャリ、自転車、歩行者がいて、歩道幅員が1m程ですので、歩道走行は控えめにすべきです。

歩道で追い掛けてくる意味が見えません。

車道区間で追い掛けてこれないのなら、追い掛けない方が良いのでは無いでしょうか?

車道区間でしたら、40km/h程度で走っても危険ではありません。

その前の週では、土手上を45km/hで走行し、前方100m先の信号が赤に変わったので、スピードを落としたら、暫くして猛然と追い掛けてきましたが、それも違うような気がします。車道の車列が停止を始める段階で、大きく膨らんで無理して追い掛けるのも、一種の迷惑行為です。

まぁ、高校生と言えば、子供かもしれませんが、やはり、歩道では歩行者、車道では他の車両への配慮が必要です。界隈の自転車部員が以前、飲酒運転の車に殺されて安全運転啓蒙活動をしてましたが、その自転車部員が、このような運転の様では、話になりません。

学校も部員にキチッと指導すべきでしょう。

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腎臓癌

聞き慣れない癌。先日、若い芸人さんが腎臓癌で腎臓摘出手術を受けたのがニュースになっていた。
この芸人さん、30代前半ということだが、原因は、お酒、タバコ、肥満が大きな原因だという。症状としても痛みが無いのだけど、兆候として血尿が出る場合があるそうだ。

基本、全摘出が一般的だという。

何はともあれ、血尿が出たら要注意ということ。

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2016年5月16日 (月)

単車の賞味期限

自身、単車にも賞味期限と消費期限があると思っている。消費期限は無期限、賞味期限は単車の性格にもよるが、スポーツモデルで概ね20年、ツアラーなら30年、、、そのように考えている。

消費期限というのは、楽しみ方(消費の仕方)は色々であり、保存して眺めるにしても、カスタムするにしても、その方向性は所有者の嗜好次第だから他人がとやかく言うようなモノではない、、、そういう考えに基づいている。
しかし、賞味期限というのは、モノに与えられた機能が本来の機能を根本を入れ換えることなく、もっと言えば、常識的な価値基準に基づく経費を掛けて本来の機能が維持出来る期限という理解だ。

大抵のモデルは、生まれてから10~15年程でモデルラインナップから外れる。そして、生産中止から8年がメーカーからのパーツ供給責任で定められている期間だ。つまり、製品に万が一のトラブルが生じても、適価に現状復帰出来る期限と言って良い。これが18~23年程度ということになる。それ以降となると、運が良ければ本来の状態に復帰可能だが、そうでない場合、似たようなモノの流用、工夫といった処置によって本来の機能に近付けるという方法に頼らざるを得ないが、厳密な意味では、そういう作業者のスキルに依存した修正というのは、製造者責任の観点から考えれば、万が一の事態が生じた場合の責任の所在を含めて、色々な問題を抱えているといって良いだろう。パーツが似たようなモノであっても、製造者が想定しない第三者によって施されたモノというのは、厳密な意味では、それは本来のモノではなく、認証を受けたモノでもないのである。

勿論、それによってモノを使い続ける事は可能だが、それは、あくまでもオーナーの責任の下であり、そういうモノは、いってみれば、オーナー以外に委ねる事は無責任行為と言って良いのであり、そういうモノが製品としての機能をユーザーに問題無く提供できるか?というと、それはかなり厳しいというのが判断だ。

自身、単車に乗るのが好きで複数台所有しているが、消費期限的には使い方次第であり古い愛車を大事に維持しているが、賞味期限的にどうか?というと、生まれ持った本来の性能を満足に安心して楽しめるか?というと、1980年代に調達したガンマ、CXはとっくに賞味期限切れのゴミと言って良いだろう。

ガンマを振り替えると、これは自身が1986年頃通っていた峠の次期戦闘機として購入したもの。当時のRZ-Rからの乗り換えで、峠を走り回るためのモノだ。使い方は、基本は峠、ワインディング専用機であり、転ける事を気にするのでなく、兎に角、走る、、、これが目的のモデル。そして、ガンマがそう言う風に使われてきたのはいつまでか?を振り替えると、、、、2003年頃だろう。それ以降は、劣化したパーツを形状維持で素材交換、メッキ部分の再メッキ、、、、そして、乗り方も本気で峠を攻めるなんて無しだ。峠を流す程度、、、ましてや、片道400kmのワインディングツーリングなんて行う事なんて想定外だ。つまり、賞味期限は2003年に切れたといってよい。それ以降は、盆栽化してレクイエム的な存在でしかないのである。そして、峠を遊ぶモデルとしての後継機がSV650Sなのである。これを入手したのが2003年である。それ以降、ツーリングにはガンマを使う事はなく、SV650Sで出撃しているのが実際だ。

CXも然りだ。これは1977年に初めて見たGL400が忘れられず、その後1985年にCX-EUROを探すものの、レア車故に入手敵わずXZ400Dを購入したのだが、XZ400D購入の際に、当時行き着けのショップにCX-EUROかGL400が出たら買うのでヨロシク!と伝えていたけど、1992年にボロボロながら見付かった!という連絡を受けて、入手したのが出会いの始まりだ。この時点で10年落ちだけど、パーツが出たので外装部品を始めとして殆どのパーツを新品で組み直して再生したのが始まり。
ガンマで峠を攻めるようなツーリングが好きな一方で、淡々と峠を繋ぐツーリングも好きであり、車種のレパートリーの広いマスツーリングではガンマを使わず、CXを運用していたのである。そんなCXだけど、大幅なモディファイを施したのが2007年の頃だ。
その後、マスツーリングのお供に使っていたけど、2015年くらいから、何かと調子を崩し気味、、、、、色々と対応するも、かなり厳しい状況、、、、、ということで、この後継機を今探している段階だ。CXの年式は1982年式、賞味期限はツーリングモデルということで長めを想定しているが、長くてもも30年、つまり2011年頃には賞味期限が切れたと言って良いだろう。今は賞味期限切れで、取り敢えず近場なら乗る事もOK的な盆栽だ。

勿論、用途はCXで行っていたペースが想定できないマスツーリング専用機だ。ガンマではゆっくり走行はNGな感じだったけど、CXでは125ccともハーレーとも走るツーリングで使ってきたので、後継機としても、そんなモデルがターゲットだ。

賞味期限、消費期限を考えると、10年落ち程度が一つの目安。古くても2003年、出来れば2005年以降で、最終年式が2008年辺りが一つの目処だ。一応、賞味期限を20年と定めているので、2005年式あたりだと、2025年、いまから9年が楽しめる、、、、それが想定だ。

賞味期限、消費期限、特に、趣味のモノは、元々の機能に掘れて調達ということ、、、となると賞味期限が切れると、同じ様に味わえる鮮度の高いモデル、、、これが必要なのである。

因みに、賞味期限が切れた愛車だが、これは登録を落とす時は、極論すればプレスして潰して再生不能として処分する、、、そういう気持ちである。勿体ない気持ちが無いではないが、機能の片鱗さえ見えなくなると、それはNGなのだ。勿論、それに莫大なコストを掛ければ流通価値が生み出せるかも知れないが、工業製品としては、先に述べたように賞味期限切れで減価償却切れのゴミである。ゴミを誰かが引き継いで不幸な事態が生まれる事を考えると、それは避けたい。というこで、自身が下りたら、それはスクラップ処分、、、これが基本的な考え方である。

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遺伝性の癌?

癌というと、後天性?、遺伝性?なんて話を聞く事が多い。癌家系だから癌が心配、、、そんな話も結構聞くけど、これって、ホントだろうか?

勿論、遺伝性の癌が無いとは言わないが、少なくとも、加齢後、高齢化してから発症する癌については、遺伝的要因が支配的と考えるのは難しいような気がする。

癌の発症要因で遺伝的要因というのは、少なくとも成長段階、成人前で発症する癌に限られるのではないか?という思いが強い。

癌というのは、細胞の変異に対し、修復機構が機能しなくなる事が原因であり、本来の身体の機能不全によって引き起こされた異常細胞の増殖というもの。本来の癌抑制遺伝子等の機能が加齢によって働かなくなる、、、、これは、身体の機能が長年の使用によって傷つけられたり、失われたりした結果のようにも見える。それ故に、加齢後の高齢で癌を発症しているのではないか?という考えである。

身体の本来持ちうる機能を本来の能力に近い状態で働かせ続けるというのは、基本は、本来備わっている機能をフル活用するような生活スタイルが大事であり、機能を阻害する習慣を排除する事が大事ではないだろうか?
運動するための身体があるのなら、身体の機能を活用しつづけるように、極力運動を続ける習慣を保ったり、消化吸収という器官があるのなら、消化吸収の手抜きをさせない食習慣が大事。加工食材、サプリといったような、身体の吸収手続きを簡略化したような方法での習慣の採用は、長い目で見ると機能不全のリスクを抱えているとも言える。

食事は三食規則正しく、そして、動物性タンパク質、植物性タンパク質、食物繊維・・・・様々な成分を自然食材を調理した料理によって摂取し、そして、極力機能を活用するような運動、思考を繰り返す、、、こうやって歳を重ねるのが重要。そうすれば、加齢してからの癌といった重大疾病に襲われる事が回避されるのでは?と考えている。

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マグネットネックレス

最近、使っていなかったけど、久々に装着して就寝して翌朝を迎えると、、、、首、肩が非常に軽くなっている。なんだか、、、効果があるのかな?という気がする。効果が無いとしても、自身が効果があったと錯覚できるなら、それはそれで良いような気もする。

まぁ、ずっと使うようなモノではないかも知れないが、コリを感じたら使って、コリが気にならなくなれば外す、、、この繰り返しで良いような気もする。

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2016年5月15日 (日)

5/8~5/14の検索ワードピックアップ

★ロードバイク45km/h×1分
 向かい風でなく、出来れば追い風という条件なら可能かと思われる。無風で45km/h×1分も不可能ではないけど、ハードルは高い。

★CN-MW200Dで動画再生
 ワンセグ動画なら可能。それ以外の場合は、外部入力でモニター利用するしか手立てはない。

★Gベクタリングコントロール搭載のアクセラ
 この夏にM/C登場するアクセラから市販開始。市販開始予定は7/14頃の情報。

★AR80LC
 水冷AR80のこと。このフレーム呼称はマグナム80となる。数量限定で国内に流通。
 基本はAR80にKSR80エンジンを搭載して、フレームマウントカウルを装備したのが生い立ち。出力は13PSでクラス最強。甘々メーターながら、メーター読みで140km/h迄出る。

★AV50エンジン乾燥
 カワサキのMAX100なら簡単。頑張ればカブ系も搭載可能。

★360°クランクのメリット
 シングルの倍の周波数でトルク変動が滑らか。フラットトルクでストールしづらいのが最大の利点。但し、振動は残る。W1SA以降、TX、XS、ホーク系が有名。振動を消すにはバランサーが必須だけど、バランサー装備のホークシリーズは高回転迄フラットトルクで良く回って使い易い。360°クランクモデルの名機だと思う。

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異常相場

先日、CBX400Fに乗っていたら襲撃を受けて単車を奪われた、、、そんなニュースがあった。ニュースによると、CBX400F、これは300万円でも取引が成立するとか、、、そんなニュースだ。CBX400Fというと1982年製だから34年前のバイクだ。
確かに、当時は高性能、それは間違いない。自身が高校生の頃、花形だったモデルだ。

でも、80年代以前のモデルの流通価格の高騰はCBXに限った事ではない。750RS、Z2でも300万円以上、下手すれば700万とか800万円の価格が付いている。同系のモデルはZ750Four、Z750FX等々存在するが、やはり200万円以上の値札で販売されている。
それだけでない、、、ゴミと言っても差し支えないようなZ250FTでも50万円、Z400等でも同等以上の価格である。他のメーカーのモデルも然りだ。GX、XS、GS、、、、バカみたいな価格が付いている。

正直、考えられないというのが自身の感想である。自身の友人の営むショップでは、国内物で走行5000kmのZ750FXが、6年前当時で、俺が買うなら45万円でどう?って言われたけど、要らないから断ったけど、当時はそれでも高い印象だ。勿論、1970年代のモデルを、今買うとしても、やはり50万円以上を掛けるつもりは全く無い。

機械として、商品として考えると、流通可能というと、どんなに遡っても2000年辺り。まぁ、製品の成熟度を考えると1990年代のモデルだろう。
そして、健全な価格といえば、新車が100%だとすれば、販売される価格という見方をすれば、一年落ちで80%、二年落ちで70%、三年落ちで60%、四年落ちで50%というのが意識である。勿論、下取り価格はもっと安い。一年落ちで75%、二年落ちで50%、三年落ちで25%、四年落ちでゼロ、、、そんな風に考えている。それを考えると、二十年以上の中古の価格というのは、殆ど、異常相場だろう。プレミア価格というにも程があるように思う。本来、プレミア価格といえば、トヨタ2000GT、コスモスポーツ、旧GT-Rというものに付けられる価格。糞みたいなバイクにプレミア価格というのは理解しがたいのが感想だ。

自身、単車は調達したら、その時点から10年以上付き合う気持ち故に、維持可能かどうか?も判断で選ぶので、自身が今調達するとすれば、やはり2000年代以降、できれば2005年式以降が理想だ。自分も、今の段階から、ホンダのCXとかスズキのガンマの中古を調達して始めよう!なんて、微塵も思わない。

今の段階で異常価格の付いた旧車を何百万も投じて購入して、これから十年以上を付き合う、、、チョット想像出来ないし、それって、物理的に可能か?と考えると、余程、心強いメカニックとなってくれるようなショップが身近にないと、かなり厳しいような、そんな気がする。

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ISMサドル

必要性に迫られてというよりも、将来のトラブル回避のために一つ購入してみた。
装着したのは、長時間乗るローラー台ピストだ。自転車に週9時間以上乗る人は前立腺癌リスクが高くなるという話しなので、ピストにはこれを使うという判断。個人的には、ハードなピストサドルの方が好みだけど、どうやら歳を取ると良くないらしい。ただ、できれば、こういうサドルは人目に触れない場所での使用に留めたい。

第一印象、確かに股への刺激は緩和されそうだが、見た目が格好悪い感じが拭えない。

取り敢えず、ローラー台で使ってみて、実際に快適だとすれば、まあ、週末ピストにも利用するなど、他への展開も考えてみたい。

ローラー台での使用感だけど、サドルトリムは相当に前傾にしなければ効果は感じづらい。ピストとかTTバイクのような過激な前傾ポジションにはイイ感じのような気もする。

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スポーツ用自転車の思わぬ事故

政府のインターネットテレビで紹介されていた。
そこでは、高人気のスポーツ用自転車の事故による怪我が紹介されていた。事故では、前輪脱落による転倒事故、サドル脱落による転倒事故で重傷を負う話だ。

事故のパターンが報告されており、興味深いのは整備状態のチェック不足が原因という纏めだ。ヘッドパーツのガタがコラム折損に繋がるとか、サドルクランプの緩みがサドル脱落に繋がるとか、リアメカのブラケットが折れてチェーンのRメカ巻き込みが繋がるとか、、、

それ故に、その辺りの整備がとても大事という話だ。

個人的には重量軽減、走行抵抗低減を目的としたスポーツサイクルを日常の実用に供する事自体が間違いのような気がする。整備頻度を相当に上げないと、ガタツキ、緩みが出やすいのは、想定走行環境よりも過酷な状況で運用されるからであり、想定環境以上の負荷というのは、機械的にも厳しい事が容易に想像出来る。

過酷な使用頻度に併せて頻繁なメンテナンスが出来るという前提がなければ、スポーツサイクルを日常の実用に使う事自体が間違いだろう。

スポーツサイクルを使うなら、それなりの使用環境で使う、、、これが大前提のような気がする。

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2016年5月14日 (土)

アクセス元を解析

今、ブログ、HPは三つ運営している。
HPが一つ、ブログが二つだ。HPは単車ネタで流したくない記事をメインに記載。更新間隔は不定期で割とノンビリ。ブログは健康ネタ、自転車ネタ、単車ネタで毎日午前零時更新の趣味ブログと、自身のライフワークと言っても良い技術関連のブログ。こちらの更新間隔は不定期だけど、割と頻繁。技術関連ブログは、粉末冶金関連、セラミックス関連、無注水軸受関連、それから地元で贔屓にしているマツダに期待をよせる投稿だ。

アクセス元は何処?が一番の関心事だが、興味深いのは技術関連ブログである『壱玄亭』である。
このブログ、生い立ちというか運営目的は、無注水軸受に関する情報、実験結果を公開するためのもので、不定期で技術情報、実験結果をアップするためのモノ。それ故に、アクセス元は、無注水軸受の採用を頂くユーザー様が多い。大手の下水ポンプメーカー、インフラ機器メーカーが多い。今でも、こちらのユーザー様のアクセスが最も多い。勿論、記事的には、そういう情報を提供しているので予想通りだ。なお、採用を検討されている企業様にむけて提供できる技術の範囲、その根拠を、開発の経緯を含めて伝える記事も公開している状況である。
ということで、本来の目的は十分に果たしており喜ばしい限り。

他に興味深いのは、個人的に独創性の部分で共感出来るマツダに関する投稿をアップしているためか、多くの自動車メーカー、バイクメーカーからのアクセスも少なく無い。四輪ではマツダは勿論、トヨタ、日産、スズキ、ホンダ、富士重工からのアクセス、二輪ではホンダ、ヤマハ、川崎重工からのアクセスも定期的に見る事が出来る。
メーカー内部から見たら、チャンチャラ可笑しい内容だろうけど、定期的なアクセスがあるというのは嬉しい限りだ。
因みに、我々の製品ラインナップの複合素材スリーブの表面処理には、マツダ関連の企業に仕事を依頼しており、マツダ本社内にある事業所には、何度か尋ねた事があるが、我々の無理なリクエストに応えて頂いており、大変感謝しているところである。

因みに、現在各ポンプメーカーの採用検討となっている第三世代無注水軸受システムの基幹部分の構造は、実はロータリーエンジンの構造からヒントを得た部分が少なくないのである。ロータリーエンジンの構造、従来レシプロエンジンのシリンダーデザインの構造から独自の設計法を編み出して、ベアリングシステムのデザインに昇華させたものだったりする。

昔、ロータリーエンジンがチャターマークに悩まされたという話が有名だが、違う現象だが、同じように解決に常識的な発想では望めない事が数多くあり、そこからの解決のプロセスという部分で、ロータリーエンジンのエンジニアの手記等は多いに励みになってきたもの。一方通行の思いではあるが、個人的にはロータリーエンジンの開発に成功したマツダというのは非常に思い入れのある企業だったりする。

将来的に、既存の軸受システムの高性能化を計画する際に、もしかしたら、なんらかの力を借りる事があるかも知れない。

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最近の単車

デザイン的には、エッジの効いた外装デザインが多い。そして、基本はワイドリム、ワイドタイヤ、頑丈そうなフォークという構成。灯火類はコンパクトで、やはりエッジの効いたデザイン。これはコンパクトながら高輝度が実現出来るLED普及の賜物だろう。ヘッドライト、テールランプはLED化、マルチリフレクター化によって異形デザインのライトが多いようだ。
そして、更に注目なのはメーター周りのデザインだ。多くが液晶表示のマルチファンクションディスプレーを装備している。針式のアナログメーターは少数派である。バーグラフ式のタコメーター表示に、デジタル表示の速度計だ。

しかし、昭和な自分はアナログ式のメーターの方がなんかしっくり来る。一つのメーターに異なる動きのメーターを組み合わせた昔の刀のようなメーターも見付ける事が出来るが、個人的にはアナログの二連、三連のメーターの方が好みではある。

この辺りだけ見ると、最近の単車は物凄く洗練されて新しく感じるけど、細かいところを見ると、なんだか昔の方が良いような、そんな印象である。

例えば、リンク式サスペンションを見ると、プルロッドは、昔はアルミのダイキャスト品が奢られていた箇所に、鉄板の打ち抜き品が用いられていたり、スイングアーム自体も昔は角パイプの引き抜き材だった箇所が、単なるスチール品だったりする。フォークのアンダーブラケットもアルミダイキャスト品だった箇所が、鉄製になっていたり、、、そんな感じである。比較的、走行性能を重視するようなモデルのフレームなんかも、昔ならアルミのツインチューブ品がデフォルトだったけど、スチールを否定する訳ではないが、普通のスチール材に、ピポット周りの強化も程々な構造だったりする。

確かに、デザイン上は未来的で洗練されている印象だけど、マテリアル的には相当なグレードダウン感がハンパ無く感じる。

こうしてみると、単車が大量に売れて十分な開発費が投じられて、相応に値付けでも回収の見込みが立っていた時代のモデルというのは、やはりモノが違うような気がしてならない。

実際はどうかしらないが、この世界の製品を見続けてきて思うのは、そういうコストダウン感が目に見えて表れてきたのは2005年以降のように思う。それ以前は、それなりのクオリティを確保してきたように思うけど、最近十年の製品は?というと、涙ぐましい程のコストダウンという印象が強い。まぁ、気のせいかも知れないが、、、。

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アテンザ、CX-3のマイナーの目玉は?

春の業績発表では、アクセラ、アテンザ、CX-3の年度内マイナーチェンジの予定が報道されていた。モデル的に古いCX-5のマイナーチェンジはアナウンスされていないので、恐らく、年度替わり早々にモデルチェンジを受けるのだろう。
マイナーチェンジが計画されている三車の中ではアテンザが最も登場から時間が経過しているが、ここで大幅な商品改良を施すとなると、モデルチェンジは早くても2年先だろうから2019年辺りか?となると、相当な商品力強化を果たさなければ競争力は維持し辛いだろう。

そんなアテンザのビッグM/C、何が登場するか?は、結構興味深い。夏に計画されているアクセラのM/Cでは報道発表が為されたGベクタリングコントロールシステムが採用されるが、これも当然アテンザのM/Cには採用される。報道発表の際の試乗車には、アクセラ、アテンザが用いられていたので、当然と言えば当然だ。しかし、それだけでは、この先、2年の間に商品力を維持するには厳しい。

マツダが開発を進めていると言われているHCCIはどうか?というと、Gベクタリングコントロールシステムや、スカイアクティブのCX-5の登場直前に継ぎ接ぎのプロトタイプの試乗がなされたように、革新的な技術の際には技術開示が為される筈だが、それも今の段階で聞こえてこないというと、登場は未だ先と考える方が自然だ。
となると、年度内に計画されているCX-3、アテンザは、どんな隠し球が仕込まれているのだろうか?実に興味深い。HCCI以外で登場しそうな技術、それも車体の骨格を変更せずに可能なモノ、、、、となると、やはりハイブリッドシステムということなのだろうか?

2014年のニュースには、マツダがディーゼルハイブリッドを登場させるという記事が掲載された事があるが、このディーゼルハイブリッドが今年度のトピックなのだろうか?
ディーゼルの印象というと、負荷が大きくなった時に黒煙を吐くというのが従来のイメージ。当然、最新のディーゼルでもアクセル開度が大きい時に大量の排ガスが出るだろう。となると、プリウス流のハイブリッドではなく、初動の加速度最大となるような発進時アシストのようなハイブリッドで環境性能を大幅に改善するというのがストーリーとして思い浮かぶところ。そもそも、重量級のディーゼルモデルに大量の電池とモーターを搭載して更に重量増を招くような、ストロングハイブリッドというのは考えづらい。そう考えると、過負荷時の排ガスをもクリーンに保つようなマイルドハイブリッドシステムが投入されるというのが思い浮かぶところ。アテンザが、その搭載の初号機なら合点もいく。更に、CX-3でも、そのシステムが適応されるという可能性も大いに有りうる話だ。マツダの2014年のニュース記事では、ディーゼルハイブリッドで40km/Lを目指すとの事だが、流石にアテンザでは厳しい。となると、同じ試走のシステムを1.5DのCX-3に採用すれば、案外狙えるのかもしれない。

しかし、個人的にはトルクの強いディーゼルにハイブリッドというのは今一釈然としない。
案外、スカイG+マイルドハイブリッドというのが登場したりして、、、そして、スカイGっていうのが、HCCI化一歩手前で燃費スペシャル的なエンジンでマイルドハイブリッドによるエンジン補助が必須的なエンジンだというのなら、そっちの方が道理には合いそう。

 

ただ、個人的にはCX-3には、先代のデミオREレンジエクステンダーが技術開示されて試乗会が催されたが、そのユニットを搭載したCX-3のREレンジエクステンダーが登場するのが夢だったりする。CX-3の先進的なイメージには、寧ろREレンジエクステンダーの方がピッタリ来るだろう。先代デミオにすんなり搭載可能なユニットである。

CX-3という未来的でアクティブなモデルには、イメージ的にピッタリだと思うのだが、、、REが消えて久しいが、こういう形でも良いから復活させる方が、マツダらしいといえばマツダらしい。

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復活?

燃料、オイル、バッテリー等を抜いた保管状態のAR125S、マグナム80、何となく、復活させてみようかな?的な気持ちが芽生えている。
タンクは燃料を抜いてコーティングした状態である。

最近、AV50をメンテして乗ると、それなりに楽しいのである。恐らく、原付二種の2ストロークも相変わらず楽しい筈、、、、久々に小排気量2サイクル+チャンバーで走り回ってみたいような気がしたり、、、

ガンマの200は結局処分したけど、AR系は健在なのだ。

ガンマ200は1992年以降のモデル、AR系は1980年代のモデルだ。個人的には、2ストレプリカが好きだけど、特に1980年代のレプリカモデルが好みなのだ。やはり、自身が過ごした時代のモデルが好きな訳で、未だに手元に置いてあるのだ。

そんなAR125、マグナム80、、、今年は復活させても面白いかも、、、そんな気がしている。

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2016年5月13日 (金)

ディーゼルハイブリッドは登場するのか?

マツダの今年度の商品計画と、昨年から一昨年頃のニュースが気になる。
マツダというとHCCIエンジンの登場が噂されているが、年度内登場となるとプロトタイプの試乗情報等が在っても良いけど、それは未だ無し、、、、やはり、HCCIが年度内登場というのは考えづらい。
となると、2~3年前にマツダが積極的に開発していると報じられていたマイルドハイブリッド技術の展開だ。
死語かも知れないが、所謂ストロングハイブリッドでは、重量級のディーゼルモデルと組み合わせると、更なる重量増となり、それは考えづらいが、マイルドハイブリッドで重量増を最低限に抑える事が出来るなら、ありうる話か?という気もする。

マツダの電動化技術というと、i-eloopというキャパシターを用いた補機駆動が存在したが、これはスズキのエネチャージの初期のモノと同等の機能。スズキは、このエネチャージが進化してマイルドハイブリッド迄展開しているが、こういう展開ならば重量増は最低限でマイルドハイブリッド化は可能だろう。

ディーゼルエンジンは過負荷状態でアクセル開度が大きい状態で多くの黒煙を吐く印象が強いが、実際に負荷域では排ガス物質も大量に発生するし、燃費も悪化傾向となる。定常状態となると強いトルクで非常に安定しているが、その定常状態に移行する迄が問題と言えば問題だ。そこを、短期的な電動化によってエンジンの負担を軽減することで、排ガスのクリーン化と燃費の向上というのが実現できるなら、メリットは少なく無いように思える。

マツダの最近のi-AWD、Gベクタリングコントロールシステムというのは、非常に短時間で制御を行っており、短時間での制御は、制御の高度化のみで補機を追加することなく機能を磨き上げている実績があるが、ハイブリッドもアクセル開度に連動した範囲での動力補助に特化する構造にすれば、重たい電池を搭載することなく、キャパシターか少ない電池で必要な動力補助のエネルギー源を賄えるだろう。発進のタイヤの最初の一転がり、或いは、加速体制に入る瞬間のみ電動補助するという考え方が、燃費を飛躍的に向上させてディーゼルの運転変動の開始時の緩慢さを解消するのに有効という判断が為されれば、可能性がある。
仮に、このようなシステムだとすれば、既存のディーゼル+i-eloop搭載車の制御プログラムの変更とジェネレーター部の僅かな変更のみで対応可能であり、i-AWDのように一気に多車種への展開も可能だろう。マツダの場合、ディーゼルは2.2Dと1.5Dの二系統であり、同時展開も可能と考えられる。

年度内のM/Cは、アクセラ、アテンザ、CX-3で、直近のアクセラを除けば、アテンザとCX-3である。何れも2.2D、1.5Dを搭載するモデルではプレミアムサイドのモデルである。ここにディーゼルハイブリッドを搭載するというのは大いに考えられる戦略である。ディーゼル+マイルドハイブリッドならば、トヨタから提携を受けているTHS2搭載のアクセラハイブリッドとも競合しないように、アクセラに搭載しなかったのも合点がいく話だ。

ただ、ディーゼルってトルクが太いし、最近のディーゼルは吹け上がりも悪くない。そんな最新のディーゼルにハイブリッドの力が必用か?というと、やはり疑念は残る。

今のスカイアクティブDは所有したことないけど、乗った事はある。昔のディーゼルターボエンジンは所有した事がある。
で、ディーゼルエンジンに対する印象。
それは、やっぱり一発目の吹け上がりの初動動作は緩慢。但し、それ以降はトルクの太さが実感出来る。更に、定速運転中において上り坂に差し掛かった時等の失速は最小限で、速度の復元は非常に速い。負荷に対する安定性は優れている。そんな印象。

ただ、最新の直噴ディーゼルは、そんなもんではなく圧倒的なトルクで十分以上の加速性能を有しているようにも見える。そう考えると、如何にニュースで報道されてきたとは言え、ディーゼルにハイブリッドシステムが加わるか?というと、懐疑の念は消えない。
個人的には、ただでなくともヘビーなディーゼル搭載車に、更に重くなるようなハイブリッドシステムを組み合わせるなんて有り得ない、、、、

しかし、欧州車ではディーゼル+ハイブリッドというラインナップは存在するのも事実だし、マツダがそういう方向で進んでいる的なニュース報道も耳にしたのも事実だ。
ディーゼルでハイブリッドのメリットというと、アイドリングストップからの復帰の素早さ、更に、完全停止時から瞬間の動力補助用という印象だが、その部分のハイブリッド化が、果たして、どれだけの燃費改善、排ガス清浄化の効果があるのか?が見えてこない。

色んなニュース、スクープ報道から聞けば、ディーゼル+マイルドハイブリッドというのは期待したくなるけど、個人的には、、、、やっぱりコスト効果から考えれば否定的な印象が強いなぁ、、、、

CX-3のM/Cでは、ディーゼルハイブリッドよりもREレンジエクステンダーの方がマツダらしいような気がするが、これも冷静に考えると時期尚早な感が強い。

年度内に、アテンザ、CX-3でディーゼルハイブリッドが登場すれば興味深いところだが微妙な感じ。ディーゼルハイブリッドが登場しないとなれば、案外、、、スカイG+マイルドハイブリッド、、、、その可能性の方が高かったりして、、、。

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準備態勢

単車で山道を心地よく走る。コーナーに入る際のアプローチの速度はストレートの速度と殆ど変わらない。通過速度は、それより間違いなく加速体制にある。立ち上がって暫くするとアクセルを絞り速度が出過ぎないようにコントロールする。この繰り返しだ。

これで心地よく走れる。何の怖さも無いのだが、山間部ではない道路を普通に走っていて、稀に、ドキッとする事がある。速度は山道を駆け抜ける時よりも低い速度だ。それでも、ライディングに集中していない時に多いけど、そういう時に意識としては、突然曲がりに差し掛かるという時、単車は思った以上に思い通りに走らない。ギクシャクして、各部の動きが硬直したような状態。そういう状態から無事を保つには、意識をリセットして車体を扱う体制を整える時間、ラグが必要。それによってクリアするというパターンだ。

速度が低いのに、スムーズさを失う、、、、それは、次にどういう走りをするか?というイメージ、組み立てに対して準備が整っているかどうかの違い。イメージに対する準備が整っている状態では、次の瞬間にスムーズに以降できるような体制、姿勢が整っているけど、その準備が為されていない状態では、結構厳しい状態でギクシャクすることになる。

単車において、次のイメージ、組み立てに対する準備というと、その次の瞬間に入った時、必要な状況を即座に作り出せる準備状態に入るという意味であり、アクセルコントロール、前後ブレーキによる荷重状態が準備態勢に入った状態。次の瞬間に必要なレスポンスとトルクが取り出せるようなギアポジション、回転数を整えた状態という意味。そういう状態をスタンバイするのには、コンマ何秒かが必要だが、ボーッとした状態、集中していない状態、不意な状態に遭遇すると、そういう状態を作るのに、最短でコンマ何秒かが必要。特に、そのコンマ何秒が確保出来ないような切迫した状態となっていると、思わず、汗が噴き出したり、ヒヤッとしたりする。集中が第一である。

単車で一般道を心地よく走るには、常用域で良く動く足周り、常用域でレスポンスが優れ姿勢を作りやすいトルク特性、これが重要。

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ジーンズのサイズ

デニムというかジーパンのサイズ、ずっと一定である。今のサイズは27~28インチである。このサイズのパンツ、学生時代に調達したもの、古いモノから新しいモノ迄たくさんある。基本、黒のストレートタイプだから時代が変わっても全く一緒で、どれもずっと使っている。

ここ最近は、ズボンはジャスコ等での購入で済ませる事が少なく無い。ジーパンを穿く習慣があまりないから、傷まないのも大きな理由。冬はレザーパンツ、夏は短パン、バイクに乗る時はライディングパンツ、、、、普通のズボンは週に一度も穿かないからだ。

ただ、最近、ズボンの生地が突然裂けてきた、、、、、これ、ジャスコで購入したモノ。完全に生地の劣化が原因のようだ。

ただ、ズボンのサイズがずっと変わらないというのは、大事な事。生地が劣化していなくても、サイズが合わなくなって穿けなくなるのは悲しいけど、生地が劣化して傷むというのであれば、まぁ納得である。

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前立腺を守るサドル

基本、サドルで股や尻に違和感も負担も無いのだけど、将来の前立腺トラブルへの対策を考えると、早めに手を打つのもありか?という気がする今日この頃。

前立腺保護というと、真ん中に穴の空いたサドルが多いけど、更に究極的なのがISM ADAMO ROADサドルというタイプ。上から見るとU字形で前方が分岐している。サドルの先端が存在しないのだ。サドルレールの真上にサドルベースが存在し、先端部で繋がっていないというのが最大の特徴。

調べると、価格は1万6000円~2万円程、、、正直、こんなサドル、使いたくないのだが、、、、前立腺を守るなら使うのもあり?という気がしないでもない。でも、こんなサドル、外では使いたくない。使うとすると、、、、室内のローラー台専用だな。

一応、サドルの刺激が悪影響というと、週に9時間のサドル刺激ということだから、週末ピストでは3時間程度だから、その3時間程度はカシマ・ファイブゴールドを従来通り使うので良いだろう。昼ポタの30~40分×週5日の1.5時間は、今の革サドルの真ん中をくり抜くなりの対応で対処。そして、平日夜間のローラー台で、このADAMO ROADサドルを使う事にしたい。

ただ、本意としては、こういう馬鹿げたサドルは使いたくないのが本音。

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2016年5月12日 (木)

買収?シナリオ?

三菱自動車の燃費不正、考えてみれば身内からのリークでも無ければ露呈されない問題。この発覚が、身内とも言える日産からの問題提起だった訳だが、そこにドロドロした何かを感じざるを得ない。
以前から日産自動車は自前で軽自動車を作りたいと報道されており、その意志にMNKVの共同出資社の三菱が猛烈に反発していたというのも報道されてきたこと。
これが、今回のリークの伏線になっているのでは?と疑う人も少なく無さそうだ。

燃費データ不正、今回の話では、さも三菱自動車のモラルの無さが槍玉に挙がっているが、正直、データ不正、偽装、改竄っていうのは、自動車業界でも三菱だけの問題ではないように思う人は少なくないだろう。実際、他業種の実態を見渡せば、食品関連企業の産地偽装、消費期限偽装、建築業界のくい打ちの偽装、強度計算書偽装、自動車業界のリコール問題、タカタのエアバック問題、、、、、様々である。自身も知っている企業を見渡せば、製造製品の公称性能の偽装、改竄、ミルシート改竄なんて、倫理観が麻痺するような状態で常識的に罷り通っているのを目の当たりにしてきている。
ただ、このような問題が内部告発される事は、基本、有り得ないし、同業者が暴露する事も、火の粉が逆に降り掛かるリスクを考えれば、やはり暴露は有り得ない。このような暴露が有り得ないのが、同業が共存するための談合等が成立する社会ということからも簡単に理解出来るものである。

今回の燃費データの不正処置というのは、もしかしたら業界的には常識だけど、だれも、それを暴露し合うことは有り得ない、業界維持の暗黙のルールだとすれば、そのルールを犯しても暴露されたということは、業界の中で弱肉強食による淘汰が始まる合図なのかもしれない。このような話が出たというのは、リスクを侵してでも手に入れたいものがあるか、或いは、余程の逆鱗に触れたということかもしれない、、、と想像してしまうのである。手に入れようとした側には、業界を分断してでも業界を牛耳る事を目的とした強い意志が働いたのかもしれないし、数多くのメーカーが共存し外資参入が難しい日本の業界に対する外資系の挑戦が始まったかのようにも見えるのである。

もしかしたら、国内メーカーの雄であるトヨタが、スバルを傘下に治め、マツダとの関係を強固にすることで国内資本側の勢力の拡大に危惧した反動とも想像出来る。その予兆は、VWとスズキの提携決裂から既に始まっていたのかも知れない。国内資本の結束ということで、トヨタを核として、ダイハツ、スバルのグループに、スズキ、マツダが加わる事で大きな連合に対する、他の動きが始まっていくのでは?と想像出来たりする。

今回の買収で思う事、三菱自動車の強みというと、軽自動車製造に関する蓄積してきたノウハウ、それから、電気自動車、PHEVでの技術的先進性である。これを欲しがる企業は?というと、、、、自前で軽自動車を製造しようとする参入意欲のある企業、そして、同じく電動化を推進しようとする企業ということだが、買収との報道の挙がった日産は、正に合致することに、少々驚きを隠し得ない。

仮に、買収が成立し、MNKVの完全な獲得と、EV関連の事業統合を行い、それ以外の事業の精算ということになれば、これって、仕組まれたシナリオ?と想像する人は少なくないように思える。日産以外のメーカーからの支援とか部分買収という事なら、そういう事も考えなかっただろうけど、リーク元が買収するというのは、何だか非常に気持ち悪い何かを連想させるものである。

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綺麗感

古い単車でも綺麗に見えるかどうか?のポイント。これ、エキパイ、マフラーが光っているかどうか?が結構影響度が大きい。
先日、CXのエキパイをストックの新品部品に交換し、エンジンガードも再メッキしていたストックに交換した。
結果、その辺りが輝きを取り戻している。
その結果、非常に美しい印象である。他の部分も大事だけど、大物の輝く部品が、しっかり輝くと印象は随分変わるようだ。

古い単車のオーナーには、マフラーのリフレッシュをお奨めしたい。印象はガラリと変わる。

まぁ、どんなパーツも地の色がハッキリ見えるようにすれば、少々の傷、錆は関係無いかもしれない。

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Vブレーキにキャリパーブレーキ用シュー

街乗りDAHON、Vブレーキはデオーレに交換済みだ。その後、シューの摩耗を繰り返し、今ではサギサカの安物シューを装着しているけど、今一。

実用自転車の場合、メンテも程々だったから、シューが摩耗して内部金属がリムと接触して異音を発して初めて摩耗に気付くという酷い扱い、、、、

で、今度は、以前スポルティーフ用シューということで購入していたBBBのロード用ブレーキシューを装着してみた。当初はグランコンペセンタープルに装着してみたけど、どうも今一で外したままにしてあったのだ。これ、デオーレのVブレーキに組み合わせてみると、効き具合を含めて良好である。装着できれば、Vブレーキ用だろうがキャリパーブレーキ用だろうが問題無い。

ただ、このBBBのシュー、シマノのキャリパーには今一相性が良くなく、ずっとストック状態で保管していたけど、漸く使い道が決まった。めでたしめでたし。

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サドルポジション

現状、全く問題も無いし、不満も無い。股間が痛くなる事もないし、ペダリングするのに不満も無いのだが、、、、チョット見直そうか?と試行錯誤を始める事にした。

因みに、今の乗車時装備にレーパン等は未使用。サドルも穴あきサドルは使っていない。どちらかというと頑丈系のカシマ・ファイブゴールドを愛用している。
スポルティーフには、ブルックスB17スプリントだ。

どっちも硬く細いサドルだけど、お気に入り、、、、

しかし、年齢も50代に突入すると、サドルの刺激で前立腺癌のリスクが気になる今日この頃である。因みに、前立腺癌のリスク検査では、『国際前立腺症状スコア(IPSS)』等でのスクリーニング問診、PSA検査等があるそうだ。現時点では自覚症状は無いけど、PSA検査迄は行っていない。ただ、年齢的、生活習慣的(自転車にたくさん乗って、乳製品を結構摂取している)に気になるのは確かだ。
自転車に乗って痛みとか圧迫感を感じる事は皆無だけど、そういった部位への刺激を緩和するようなポジションを探してみようか考え中だ。

歳を取ると、色んな事に留意しないといけないというのは、少々面倒臭いけど、、、、まぁ、仕方ない。

因みに、自転車に乗る時間数と前立腺癌の関連では、週に9時間以上のるとリスクが二倍になるとか、、、、逆に週4時間以下だと考慮不要だとも言われる。

週9時間というと、今の乗車時間からみると治まりきらない。平均すると1.5~2時間/日である。つまり10.5~14時間/週である。もしかしたら、、、、月~金を昼ポタオンリーにして、ピスト実走は週末限定とかにした方が良いかも知れない。そうすれば、平日が3時間、週末が2.5時間程度だから5.5時間/週まで落とす事が可能といえば可能。もしくは、チョットハードだけど、夜のローラー台では、固定ローラーを利用して高負荷でダンシングで1時間なんて漕ぎ方に変えるとかした方がよいか?と考えたり、、、

なかなか難しい選択だ。

取り敢えずは、シッティングポジションの見直しから行ってみたい。

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2016年5月11日 (水)

三菱自工関連、気の毒

平成三年以降の全車種でも燃費測定の方法が正規方法と異なるそうだ。問題となっている軽自動車での数値偽装とは方法は異なるが、結果的に、数値が良い方向に表示されるようなトリックが為されていたと言う事。

他のメーカーの車種に限らず、他業種の他の製品の成績表等でも、そういう改竄はホントのところは日常茶飯事だとは思う。自身の知っている限り、他の業種の製品、素材品質等々でも、実態を巧妙に改竄する方法が摂られているのを目の当たりにしてきたので、こんな問題は三菱自動車だけの問題では無いだろう。

これは、機械製品の性能に限らず、食品の賞味期限、建築関連の計算書偽装等の多岐に渡る問題であろう。

しかし、このような不正が罷り通っているとは経営者を含め完全に認識しているとは限らないし、これとは無関係の部門の人が知っている事ではない。
これは、一部の関連部署と、それを統括する責任者、そして部門の長に留まるのが一般的。
多くの場合、企業の長である経営者も知っているだろうが、それは間違っても口外される事はないのが実態だ。

このような問題が露呈されて気の毒なのは、エンドユーザーたる消費者なのは当然だが、補償される事無く、責められる側にある人で、知らず知らずの内に、消費者を騙す製品を、そうとは知らずに一生懸命作ってきた他の部門の作業者と、その家族だろう。

知らない人は自分達は良いものを一生懸命作ってきたと信じているのだ。しかし、作らされていたモノが、実はとんでも無いものだったという事。

性能を改竄するシステム、成績数値をよくするシステムというのは、外からの監査如くで見破られるようなものではないのだ。非常に巧妙に作っているのである。巧妙に隠す、、、これを大前提に企業の一部の組織、個人によって特殊な才能の元に仕組まれているのである。この問題は、一生企業外に露呈される事はないのである。告発するにしても、告発したときのメリットなんて無いのである。それ故に、当事者さえも口に出す事は出来ないのだ。これが現実だろう。

最近、このような不正が露呈されるのは、企業の中が相当に軋んだ状態となり、多くの不満を抱えている人が増えてきたのが理由だろう。その限界が爆発して、告発という事になるのである。まぁ、三菱の場合は、日産からの露呈という事だが、そこには企業間のドロドロした何かがあったのでは?という風に個人的には考えてしまうのだ。

こんな改竄、偽装っていうのは、自動車業界に限らない。電機、食品、化学、造船、建築、、、、あらゆる業界で日常茶飯事と言える。勿論、このような大企業に限らず、中小、零細から消費者相手の末端小売り業を含み、多くの所で見られるものである。

三菱自工の現状をネットで批判する人が勤めている会社だって、実は相当に怪しい部分が含まれている可能性は否定出来ないのだ。

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簡易疾病チェック

GW中に朝のワイドショーで見た内容。記憶に残っているので、書き留めておく。
一つ目。
認知症チェック。これは、8時50分の状態がアナログ時計では、どんなになっているか?を絵に描くチェック。空間認識力、記憶力、理解力をチェックするそうで、街中チェックでは、20人中5人しか正解が居なかったという。これが不正解だと、MCIとか認知症の兆候が見られるかも知れないという。

動脈硬化チェック。これ、血管中のコレステロールに付着状況をチェックするモノらしい。
アキレス腱を摘んだ幅が1.5cmを越えていると血管にコレステロールが付着しているかも、、、さらに、耳たぶにシワがあれば、耳たぶに到る血管が詰まって血行不良となっている。そして、詰まりの原因はコレステロールだとか、、、

脳梗塞チェックでは、目隠しして両手を前方に出して20秒キープした後、一方の片手が下がっていたりすると、脳に詰まりがあるかも、、、つまり脳梗塞の可能性があるという。

取り敢えず、今は大丈夫。でも、意識しておくのは大事な事だ。

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マスター交換してみると

ガンマのブレーキ、キャリパーにGSX750F用のキャリパーに交換して久しいけど、タッチが不愉快なので、マスターシリンダーをΦ14mmの物に交換してみた。

ストロークが大きくなって、しっかり握らないと効かないけど、タッチと握力に対する制動力は当然ながら大幅に向上。

実際乗ってみた印象は、これはこれで悪くない。

十数年前は見た目で現代的なパーツに拘っていたけど、今は極力ノーマルルックに拘る。

今回のGSX-Fのキャリパーはノーマルキャリパーと見た目は色の違い程度しかないけど、パッド等の互換性は無し。取り付けピンのピッチも違うし、パッドのサイズも違うもの。この違いの理由は判らないけど、車重の大きなモデル用のキャリパーだ。

峠を走る範囲では、これで制動力は十分。コントロール性も良好。しばらく、これで行ってみよう。

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フロントインナー進角調整式チェーンリング

基本、ハイケイデンスな高速走行というとチェーンリングはアウターリングを使う事が多い。インナーリングというのは、どちらかというと登坂時のような状況で、登坂時というのは自分の場合は平地走行よりもケイデンスは低下する。

ケイデンスの高低で駆動系の状況は大きく変動する。ハイケイデンスの場合、チェーンは高速で運動しているので、チェーンのバタツキ等は駆動系の抵抗や、チェーン外れのリスクを負うのは適切でない。そのため、チェーンはスムーズに動くのが大事。
一方で、低ケイデンスの場合は、チェーンの動きは差程速くないので、そのリスクは相対的に低下する。

ケイデンスの高い場合、低い場合で脚に感じる負荷も大きく異なる。ペダリングでは踏み込みの位置は結構重要であるが、ハイケイデンスの場合、その踏み込みの位置の意識は比較的希薄になるし、ねらい所を変えてもハイケイデンス故に狙ったタイミングで踏み込めるとは限らない。しかし、ケイデンスが低い場合は、踏み込みの位置を狙ってペダリングする事は比較的容易だ。

ローケイデンスの場合、ペダルの踏む力の加減から考えると、必ずしもクランク水平で最大の力を掛けるのが有効とも限らない。ペダリングを行うと、一番大きな力で踏んでいるのは、実はクランクがほぼ真上に近いところの場合がある。その状態から踏み切り初めて慣性によってペダルを踏み抜いている場合が多い。これは、ピスト等でヒルクライムすると良く判る感覚である。加速度最大の時は、過度に大きな負荷を与えるよりも、軽いギア比で踏み抜いた方がクランクを動かしやすいものである。一方で、クランク水平の時が最も力を伝えやすいので、その時こそ、ギア比を大きく保ち駆動力を大きく伝える事ができるのが理想だったりする。
こういう現実を効率的に駆動力に変換するかもしれない仮説を確認するには、ギア比がクランク角で可変で取り付ける事が出来るモノがあれば可能だ。踏み方(進角位置)によって、楕円チェーンリングの位相を設定してみて、実際に如何に変わるか?チョット興味がある。

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何故に意識?

自転車に毎朝乗っていると、、、、意識されて追っ掛けられる事が少なく無い。

最近だと、高校生二人組がそうだ。自身は、基本的に40±3km/h程度で巡航しているので、追い掛ける事も無いし、逃げる事もない。基本、淡々と走っているのだが、お喋り子ながら併走している高校生を追い抜いたら、物凄く一生懸命に追いすがってくる。
まぁ、振り向く事無しに意識していないけど、この子達は、相当に一生懸命のようだ。

信号待ちに備えて減速に入ったりすると、突然、追い抜きを仕掛けたりしているけど、基本スルーである。信号で停止してリスタートしたら、やはり自身はイーブンペースで走るので、交錯する事は稀だ。

更に、最近は40代と思しきフラバーロード+レーパンオジサンもガンガンに意識されている。勿論、こちらはイーブンペースだから、オジサンが頑張って追い付いてきて抜いていっても、基本は追い掛けない。ただ、イーブンペースだから、オジサンが失速すると自然と追い抜く事になる。ただ、抜く時に、特別一生懸命ペースアップする事は無しだ。自身はイーブンペースを守るのである。

イーブンペースで走っているのだけど、イーブンでないペースの人達が、時折現れて、追っ掛けてきて、追い抜いて、そして失速して消えるという事に多く遭遇する。

ホントは、人と交錯しないから、寒かった冬場でも明るくなれば朝6時台に走っているのだが、、、、最近は暖かくなってきたので、朝6時台に遭遇する率が高くなっているのが今一である。

ずっと一人でイーブンペースで走りたいので、これから秋までの暖かいシーズンは朝5時台走行に切り換えるかも知れない。そうすれば、人と絡まないで済む。

自転車っていうのは、老化防止のエアロバイクみたいなもの。一人で乱されず走りたい。しかし、世間のサイクリストは一人で淡々と走りたい人は少ないのかもしれない。ロードに乗れば、オラ最速だ!的な人が多いのかもしれない。

面倒臭いなぁ、、、、。

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2016年5月10日 (火)

Gベクタリングコントロール、初搭載はアクセラ

マツダの本社周辺で見掛ける擬装アクセラ、間もなく登場するM/C版だ。内外装の意匠変更とパワートレインの変更、装備の充実化が予定されている模様。登場は当初より少し遅れて7/14との事。

外装に関しては、ヘッドライトのLED化、グリルモールの意匠変更が主なところ。装備の類は、アテンザ、CX-5のM/Cでも採用された電動パーキングブレーキが2.2Dモデルに搭載されるそうだ。この電動パーキングブレーキの採用に併せて骨格を共用するアテンザ同様にインパネデザインも大幅にリフレッシュされるとの事。
但し、電動パーキングブレーキの採用を見送る中間グレード以下は、インパネデザインは従来モデルと基本的に変更無しの模様。
他には、ヘッドアップディスプレーの視認性がカラー表示となり大幅にアップするとの事。

パワートレインの変更で注目なのは、2.0Gが廃止となること。そして、その置換に噂されていた1.5Dモデルが投入されるということ。この1.5Dは、最近M/CされたCX-3、デミオに投入された改良版で、ナチュラルサウンドスムーザー、精密過給制御が施されたユニットが搭載される。なお、2.0GがHBモデルのみの設定だったように、1.5DモデルもHBモデルのみの設定だそうだ。

そして、アクセラで一番注目なのは、先頃技術発表と試乗会が開催されて絶賛されたGベクタリングコントロールシステムを搭載するそうだ。

なお、従来型の2.0HEVモデルはM/C後も継続して設定されるという。こちらは基本的に変更は殆ど無い状態で、本家のプリウスが大幅に進化している事を考えれば、チョット競争力的には厳しいかもしれない。

まぁ、これまでは売れ筋グレードが1.5Gだったようだけど、もしかしたら1.5Dモデルがそれに置き換わる売れ行きを示す可能性もありそう。ただ、ボディがHBのスポーツの一択ということで、1.5Gモデルと棲み分ける設定が如何に販売に表れるか?が興味深い。

今年度は三車種の商品改良が予定されているマツダ。アクセラが夏に登場する。残すはアテンザ、CX-3の商品改良だが、来年早々のアテンザでは、前回のM/C以上に注目度の高まる技術がお披露目されそう。もしかしたらHCCIも?、、、不気味なのは、CX-3の商品改良計画だ。登場から間もないのに、デミオを差し置いてM/C計画に挙がっている。恐らく、販売実績的に今一という判断なのだろう。ガソリンエンジン搭載でお求めしやすい価格のグレードでも追加するのだろうか?でも、エンジンバリエーションの拡大ではM/Cのアナウンスをしないのが最近のマツダである。昨年末、2.2Dをセダンに投入したアクセラでも然りだ。となると、何か別の隠し球があるのかもしれない。

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探索条件緩和

先日のエキパイの記事にも軽く記載したけど、次期愛車候補の探索条件を緩和した。
そもそもの条件が厳しすぎたのがNGだったのだけど、そんな条件にしたのは、昨年秋にネット通販で登場した車輌に起因している。
因みに、対象車種の生産年度は2002~2008年である。2005年にM/Cが施されているモデル。
当初は全年式で走行距離が特に少ないモノという事で探して貰っていた。
ダメもとで、遠方で販売されている車輌の業販狙いということで待っていたのだけど、どうやら、遠方のショップは業販に対応していないとの事。業販に対応していないのなら仕方ないのである。お願いしているショップから購入したいという意志があるので、通販購入は基本的に考えていないのだ。

因みに、その車輌は2003年式4700km走行というモノ。これが基準だったから、走行キロ数は10000km未満に拘っていたのだけど、半年待っても出物は出ず。それでは多分見付からない。

で、条件を緩和することにした。
走行キロ数も重要だけど、年式も大事ということで、、、、、

2005年以降のM/C後の後期モデルなら15000kmを基準に、各部の程度次第では20000km未満もOKという判断に変更。

2005年以前の前期モデルでもツートーンカラーのモデルなら15000km迄OKとしたい。

なお、前期モデルでモノトーンのモデル、恐らく車体色はシルバー、ブラック、ブルーだろうけど、その場合は10000km迄としたい。

なお、カスタムで走行距離条件を緩和するアップ査定は、エンジンガード、センタースタンド、社外スクリーン辺り。逆にNGポイントは、ノーマルマフラー欠品、ノーマルエアクリ欠品の車輌。それだと、価格的に魅力が無いと厳しい。

個人的な第一希望は、全年式通して低走行車輌だけど、現実的なところでは、後期モデルで20000km未満車輌が嬉しい。これにエンジンガード、センタースタンドが付いていれば23000kmでもOKとしたい。

ということで、店長さん、お願いします。

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サイコン

最近、自転車にサイコンなんて不要、、、、敢えて言うなら、時計と距離計くらいで良いか?とも思う。表示された速度を目指して走るのも変な話である。

初期の頃は、ケイデンスメーターの付いたサイコンを選んでいたけど、最近は、一番安い距離と速度のモノしか新たには調達していない。更に、最近は、サイコンなんて要らないか?と思う事が多い。

数字に捕らわれて漕ぐよりも、自然に走る方が心地よいような、そんな気がする。

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グリップ感

昨年、ガンマの前後輪、CXの後輪、今年、AV50の前輪のタイヤ交換を行った。
で、最近は単車に乗って調子良く入っているけど、ブレークする事がある。
それは、CXのフロントのドリフトアウト、SVのアクセルオフで簡単にブレークするリア、、、、CXのフロントもSVもタイヤのセンターの溝は十分ある。再度は3部山程度、、、、でも、全開交換から振り替えると、随分と交換していない。ゴムは死んでいると言っても良い。

この死んだゴム、、、、明らかにグリップレベルが低下しているようだ。グリップを失うと、結構ドキッとするものである。まぁ、気付かず、跳んで転ける迄はいかないけど、やはり、怖い。

今年は、ニューマシンが見付かるまで、タイヤ交換をどうするか?が悩みどころ。基本、CXを引退させるつもりだけど、大逆転でSVを引退させる場合も有り得る。

となると、、、、タイヤ交換、非常に迷うところ。早くニューマシンが決まって、引退車輌を決めて、そしてタイヤ交換して気持ちよく峠を走り回りたいところ。

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2016年5月 9日 (月)

取り敢えず、エキパイ交換

我が家のCX、エキパイを交換した。これまで、GL用のエキパイを再メッキしたものを使っていたけど、今回は、CX-C用のエキパイだ。

 このエキパイの入手経緯は当時の記憶を遡っての事。大昔の記憶を遡る。1983年の事だから、うろ覚え。GLとCXカスタムの大きな違いは、エンジンの冷却ファン。これが直結から電動に代わり、GL400系の40PSの出力がCXカスタムでは42PSにアップ。アップした理由は、吸排気効率の向上というのが当時の話。
 当時は気付かなかったけど、十数年前に気付いたのは、二つのモデルでエキパイの内径が違うのだ。断面積で2割アップしている。チャンバー部以降の違いは不明。吸気系では、エアクリボックスのエアインテークダクトの長さも違う。この二点で、出力表記で2PSの違いを生んでいると言える。

それにしても、、、、モデル末期の1983年頃に、こんな手の込んだ改良を施していた事に驚き。

で、エキパイの新旧を比較すると、取り合い寸法は同じ、はめ込み部寸法も同じ。しかし、エキパイ自体の内径は4mm程広くなっている。もともとの口径が39mm程度だから1割アップ、断面積からいうと20%アップである。まぁ、集合チャンバー以降は変えないので、たいして違いはないかもしれないけど、出口近辺での断面20%アップは結構なもの。

併せて、エアクリの内部ダクトもCX-C用のショートダクトに交換、エアエレメントはCX650C用のアメリカホンダの純正品、メインジェットはCX-C用の番手に変更してみた。

結果、エンジンの始動性は少し向上。冷間時の始動直後でも500rpm程度でアイドリング可能。抜けが良くなった分、失火を免れているのか?暖機終了後、3500rpm迄はトルク低下、7000rpm以上は明確に吹け上がりが速くなった印象。ざっくり言うと、中低速域は若干トルクが落ちたような感じだけど、7000rpm以上の詰まり感は解消。

大きくは変わらないけど、体感的に少し上よりに変化したような感じ。まぁ、抜けが良くなって、排圧が低下した効果だろう。

まぁ、一番のメリットはエンジンの始動性でセルモーターの苦しい感が軽減したことかも、、、、

それから、このエキパイ、新品でメッキもキラキラである。ついでに、保管していたエンジンガードも再メッキしたキラキラ品に交換。随分、印象が変わった。

ところで、行き着けのショップで問い合わせを御願いしていたのだけど、乗り換え対象の候補車両は、現在在庫している遠方のショップさんの方針で業販がNGとのこと。そこで、探索条件を少し緩和することにした。
2005年後期モデル以降なら15000km程度もOK、前期モデルなら10000km前後という事にしたい。そういう事をお願い先に連絡。まぁ、程度、オプションパーツの装着状態によっては、走行距離条件を+10%くらいならOKとしたいところ。

個人的な希望としては、最終年式が2008年式だから年式が新しければ新しい程、走行距離の条件は緩和しても良いと思うところ。

まぁ、見つかるまで、この度、手を入れたCXでしばらく運用する予定だ。まぁ、CXも、この度のエキパイ、エンジンガードのメッキが新品同様の輝きを取り戻した事で、暫く良いかも知れない。CXの寿命は、次期車両の調達の目処が立つところまでだ。

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ICONIA W510D

新小学三年生の息子には、入学時に表題のタブレットPCを与えていたけど、この度、Windows10にアップデートされたようだ。

基本的に8.1のまま運用させようと思っていたけど、いつの間にやら10のアップデートが始まったようで、取り敢えずアップデートさせてみると、無事終了。

まぁ、普通に運用できるようだ。

最新のPCになったけど、オヤジは相変わらずWindows2Kである。まぁ、OSなんてどれでも一緒。

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漸く、腹囲

最近、漸く肥満や糖尿病リスクの危険判断指標がBMIより腹囲の方が有効という議論が表に出始めたようだ。

BMIというと、身長と体重だけの指標であり、体組成が考慮されていないのが問題。特に、BMIの肥満基準の25という数値前後では、判定が非常に難しい。

腹囲では、胴回りのサイズを表したもので、これは内臓脂肪量に直結する数値であり、こちらの方がBMIよりも適切という意見だ。

しかし、腹囲で男性なら85cmという絶対数値だけで判断するのは少し違うような気もする。

最も正確と思われるのは、やはり体脂肪率だけど、測定が簡単で無いので、簡単な測定で判定するには何がよいか?と考えると、

個人的には、腹囲を身長で除したようは腹囲率が一番ではないかと思う。
腹囲/身長で0.5を越えるかどうか?というのが良いような気がする。身長170cmなら腹囲85cmが基準値、身長180cmなら腹囲90cmという方が立体の太さを表すのに適切なように思う。
仮にBMIでいうならば、体組成の影響で境界値を跨ぐ可能性があるBMI=25で判断するよりも、判定BMIの数値としては30辺りの数値で肥満判断をすべきのように思う。

最近の傾向では、健康=体組成、もっと言えば、筋肉量の多さが鍵であり、筋量の多さ、つまり基礎代謝の活発さが健康に直結している訳であり、それを反映した指標を設定するのが一番だろう。筋肉が多いと、密度が高まるので、重量は増加する。つまり、BMIでは不利となるのだ。そういう意味では、腹囲という容積判定の方が脂肪判定には適切であり、そういう意味では、腹囲を重視するという取り組みは正しいように思う。

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2016年5月 8日 (日)

5/1~5/7の検索ワードピックアップ

★ドラレコノイズ対策
 ノイズ吸収シートをドラレコケース内側に隙間なく貼ると少しは効果がある。なお、電源ケーブルにフェライトコア磁石を使っても効果なし。アンテナから離すのが一番効果的

★初代SV650
 キャブ車。国内向けも輸出車もスペック上の差異は無いけど、輸出車のキャブ口径は3mm大きく39mm。国内仕様でも70PSと十分。車重は乾燥で165kgと軽量。

★NF11ガンマ
 初代の125ガンマ、何といっても軽量95kgは魅力。完成度はNF13だけど、重量で33kgの差は大きい。

★ツーリングにDHバー
 川沿いサイクリングで遭遇する向かい風対策には、相当有効。市街地ではNGだけど、郊外なら最高の武器。

★クランクトリプル
 チェーンリング1枚あたりで快適に使えるCS側枚数は減るけど、ギアチェンジさえ丁寧に行うなら、広いレンジが確保できる。ただ、トリプルにするならコンパクトクランクにしてアウター端数は46T程度に抑えるのがお勧め。

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セサミン、、、、

セサミンEXのCM、頻繁に見掛ける。前田典子さんとかの超若々しい50代の人を前面に出してセサミンEXで若さ維持の効能をアピール、、、、

で、セサミンって何時から?調べてみた。サントリーの場合、市販は平成5年からだ。セサミンEとなったのが平成8年、セサミンE+が平成15年、、、、割と新しいのだ。

因みに、今のCMで出ている50代、60代の人が、セサミンを摂っていたか?というと、これはかなり怪しい。今摂っていたとしても、CMで出ている人は、そんなモノを飲まなくても普通に若々しいだろう。

さらに、CMで出るモデルの男女、あれが60代なら納得だけど、実は20代、30代という話も、、、、60代で若々しいなら、出てくる裸体のモデルも60代でないと、、、それも、セサミン飲み続けてきた60代でないと、、、と思ったりする。

最近のCM、かなり怪しい。CMで出ている人のコメント画面の隅に、効果を補償しているものではありません。感想です!的な字幕が何時も出ているけど、こういう因果関係の無いCMっていうのはJAROに訴えるべきのような気がする。

少なくとも、こういうものは因果関係の或るモノ以外、因果関係があるかのように見せかけるCMはアウトだと思う。

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胃癌

江渡家猫八さんが胃癌で亡くなった。発見時には末期で二ヶ月で亡くなられたという。そんな胃癌、早期発見が困難だそうだが、この胃癌に如何に備えるか?
癌というのは基本的に症状が無い。症状が現れたら末期状態の事が多いという。

猫八さんの場合、昨年末から咳が続くという。その際の肺のCT検査を行うと、胃の上部に異変が発見され、胃カメラで胃癌が発見されたという。時既に、進行胃癌の診断だったという。猫八さんは定期検診、人間ドックの受診は為されていなかったという。胃癌の場合、食欲、体力が衰えるとは限らないそうだ。

咳が出ていたといことで、既に肝臓、肺への転移が疑われるそうだ。

胃癌の場合、胃の下の方に出来やすいそうだ。そうすると、食べ物が溜まりやすく膨満感等が表れやすいそうだ。逆に胃の上部に出来るとお腹に食べ物が行きにくくなるという。

胃は4層構造だが、早期胃癌では粘膜~粘膜下層に留まる胃癌、進行胃癌では筋層、奬膜層に到った胃癌だそうだ。奬膜層に到ると転移も進んでいる。癌のタイプは4系統。一つは粘膜から盛り上がっているもので比較的大人しい。二つ目は明確な潰瘍を作るタイプで転移しやすいタイプ。三つ目は境界のハッキリしない潰瘍癌というタイプ。最後が粘膜下で木の根のように広がるタイプでスキルス癌というタイプだ。一つ目のタイプなら内視鏡手術で対応できるが、それ以外の場合は結構大変な治療が必要だという。

胃癌の早期発見は定期検診で内視鏡検査をするのが一番だという。そして、胃癌の原因の一つがピロリ菌。ピロリ菌が居る人の8%が胃癌になるという。そして、胃癌になる人の全てがピロリ菌を持っているという。なお、ピロリ菌は抗生物質で95%は対処できるという。

胃癌のリスクを減らすには、禁煙、塩分の取りすぎ注意、野菜・果物を多く摂取するのが有効だそうだ。

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2016年5月 7日 (土)

80年代峠生活で得たモノ

80年代半ばに峠に通っていた時代。当時の付き合いで、今に至る一番の収穫をもたらせてくれた人というと、素行の悪さで多くの常連から距離を置かれて(嫌われて?村八分?)いたTという人物。噂的には、素行の悪さ、手癖の悪さ等々を耳にしたけど、自身は直接的な影響は受けなかったので、特に何かを感じる事はなかった。

でも、実際に色んな連中と走って思ったのは、TのRZ、FZには、どうやっても敵わなかったと言う事。他の人と走って、そう思ったのは、他にはK先生と呼ばれていた一人だけだ。それ以外は?というと、実のところ、殆ど意識として残っていないのである。走る場合は、単独で走るか、自分より速い人間と走る事が殆どであり、相手というとTとK先生しか記憶にない。

で、評判の良くないTだけど、何と言っても速いだけでなく、セットアップ能力の高さについては流石と思う程であり、未だに鮮明に覚えている。

自身、見様見真似、或いは、勝手な妄想で無茶なカスタムを数多く手掛けてきたけど、その奇形的な車輌の癖を見抜き、セットアップの方向性を示し、その方向でセットアップした結果、操縦性というか走りやすさが格段に向上したのが未だに鮮明な記憶として残っている。その時の体験を、自分なりに消化した結果、峠から離れて、穏やかな?趣味生活の中で施すカスタムでも、乗りやすさを損なうことなく仕上げる事が出来るようなったと考えている。

何をどうしたら、どうなる?っていうのは、当時は何も判らなかったけど、何が何処に関連するというのを、実体験と理屈をセットで理解出来るようになった事というのは、今考えれば最大の収穫だったように思う。

そんな、T、十年程前には、自身でショップを経営していたようだけど、長続きしなかったようだ。そういう噂を聞いただけで、ショップ自体も知らないし、今どこで何しているか不明だが、気になるのは確かだ。

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今時のお父さん

一家に一台以上の自転車が在るのは普通だ。四人家族なら、普通は三台程度の自転車がある。お父さんが乗る以外の自転車、子供用、奥さん用の自転車がある。

となると、自転車の最低限のメンテナンスであるタイヤの空気入れは、どこのお父さんでも普通に出来る、、、これが当然だと思っていた。

しかし、、、、最近は、自転車に空気を入れる事が出来るお父さんもいる。更に、空気入れを持たない家庭もあるという、、、、、チョット、ビックリである。

まぁ、サイクリングに出掛けてパンク修理が出来ないサイクリストも少なく無いので、まぁ、仕方ないのかも、、、、そんな気もする。

実際、街行く自転車の多くは、ガタガタで壊れ掛けの状態のモノも少なくないので、自分の考えというか、それが間違っていただけなのかも知れない。

自転車整備というと、空気入れ、チェーン調整、チューブ交換、パッチによるパンク修理、ワイヤー交換、変速調整、クランク交換、ペダル交換、チェーン交換、リム組み換え、、、と色んな修理があるけど、空気入れ、チェーン調整程度は普通のお父さんでも出来るものだと思っていたけど、どうやら大きな勘違いのようだ。

まぁ、バイク好きの人全てがバイクのメンテナンスを何処までやるか?というと、かなり怪しいのが現実、、、、

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内装変速

街乗りDAHONのリアハブは組み換えており、内装3段×外装9段仕様となっている。昔は外装側を主に使っていたけど、ここ最近は内装の変速も頻繁に利用している。信号待ち等で停止直前にLポジションに落とし、発進後にSポジションに復帰するという使い方だ。変速比で3割強変わるので、外装の段数で言えば3段飛びに相当する段数を一回の変速操作で実現出来る。
このインテゴハブのような内装三段では、段数毎のギア比が離れすぎているので、こまめな変速には不適だけど、今時の内装変速では、8段、11段といった多段化も実現しているので、内装変速であっても、こまめな変速が可能となっている。

内装変速の弱点というと、その重量だろうけど、メリットとしてはチェーン脱落のリスクが殆ど無いということ。更に、基本的にチェーンラインは正常位置が保たれるので走行時に嫌な異音は聞こえないので心地よいペダリングが出来るのもメリットだ。変速操作のパターンとしては、トルクを掛けての漕ぎながらの変速が出来ない一方で、停止時にも変速可能というもの。

以前は、内装変速=ママチャリという印象で、否定的に捉えていたけど、インテゴ内装ハブを使って以来、内装変速も悪くないという印象である。内装変速の場合、基本的にチェーンテンショナー不要でも成立する。となると、完全にフルカバードして泥、雨といった汚れから駆動系を守るように構成すれば、非常にスマートでクリーンな自転車が出来る可能性もある。街乗り自転車には、内装変速+フルチェーンカバーというのも良さそうだ。

因みに、アルフィーネ11速ではオイル潤滑、8速迄はグリス潤滑だけど、メンテナンスコストから言えば8速でも十分な気もする。

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2016年5月 6日 (金)

2バルブエンジンとか

今時、こういうのは少数派だろう。特に、大排気量になるほどに少数派かもしれないが、最近は、こういう極々ベーシックなのが好み。プラグも一本で十分だし、カムシャフトも一本で十分。冷却方式も空冷で十分、、、、

飾りっ気は全く不要、、、、、シンプルイズベスト、、、そういう気分だ。

メカニズム的に高度な構成にして、複雑な制御のデバイスを組み付ける、、、勿論、それで得られる性能の次元は非常に高いと思われるが、日常運用において、そのような次元の制御がもたらす機能の恩恵に肖る事が、どれ程あるか?と考えると、そんな事は皆無に近いのでは?と思う。

それよりも、必要な仕様を最小限の機能で提供し、機能の稼働率、貢献率を高い状態にする方が良いのでは?というのが個人的な考えだ。

デバイスが複雑化する程に、後々のメンテ、手間に想定外の苦労を伴う事がある、、、となると、起源が大昔のエンジン、メカニズムから為るようなモデルが良い。スペック的には見劣りしても、必要十分ならそれで良い。

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独ブランド

四輪、二輪の双方に言える事。四輪ならBMW、メルセデス、二輪ならBMWを見て思う。このブランドの商品展開、最近はモロ日本車路線にみえる。商品ラインナップがフルライン展開という印象である。

四輪ならBMW、メルセデス、両社ともFFモデルが普通に存在している。この両社、基本のラインナップはセダン、クーペという印象が強いけど、ライトSUV、クーペルックのセダンと手広く展開している。BMWでは、初期の1シリーズでコンパクトHBながらFRに拘っていた辺りは違和感も感じなかったけど、2シリーズの登場、各クラスでのSUVの展開、セダンとクーペを別ブランド展開する状況を見ると、既に、何が何だか判らない状況だ。メルセデスでもAクラスがモデルチェンジを重ね、Bクラスが登場し、今ではSUV風味のGLAとか、いろんなのが登場し、やはり訳判らない状況。ポルシェも最近はRRフラット6以外の方が多いし、VWのラインナップも国産車の如く手広くなっている。なんか違うような気がする。

二輪のBMWも強烈。大昔の単気筒シャフト駆動から始まり、フラットツインシャフト駆動のRシリーズ、縦置き直4、直3シャフト駆動のKシリーズ迄はブランドイメージが保たれていたけど、パラツインベルト駆動のFシリーズ、最近の直4モデル、単気筒モデルとフルライン展開が始まってからは、BMWブランドを敢えて選ぶ理由が希薄に為りつつあるように思う。

独ブランドの製品、何だか折角持っていたブランドイメージを希薄化して、フルラインて大量生産大量販売で利益を上げるという80年代の日本製品の販売戦略を追っ掛けているように見える。これに比較すると、同じ欧州ブランドでもドゥカティ、モトグッツィのようなアイデンティティを大事にするブランドの方がブランド維持には有利で他社を寄せ付けない強さを持っているように見える。アメリカのハーレーも同様だ。

最近の独製品は、ブランドイメージを決定づけるアイデンティティが相当に希薄になりつつあるように思う。このブランドイメージを確立するアイデンティティを身に付けるために悪戦苦闘している日本のメーカーとは真逆の方向に進んでいるのが興味深い。

今や、日本車よりも独車の方がブランド展開が広く、一目で見て、それが何か?というのがイメージ出来にくくなっている。今こそ、日本車にとってはアイデンティティを確立してブランドイメージを確固とするチャンスのようにも見える。

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内蔵むくみチェック

直立姿勢で手を下ろした状態で、手の甲に浮く血管がある。腕を水平に持ち上げて手の甲に浮いた血管が5秒以内に消えるか否かで判断可能だという。

血管が膨らんだままの人は、心臓の異常によって内蔵のむくみが進行している危険性があるそうだ。内蔵のむくみというのは、心臓のポンプ機能が衰えて、静脈の流れが渋滞し、血管への圧力が高まっている状態だそうだ。腕が心臓より上に来ても、血管が膨らんだままというのは、かなり圧力が高い状態。この場合、心臓の機能が低下した心不全状態が強く疑われるという。

心不全、高血圧、心臓病で大きな効果を得られるのは塩分を減らす事。これで病気の進行を抑えたり遅らせたりする事が可能。食品成分ではナトリウム量が記載されているので、これに2.54を掛けたグラム数が食塩相当量となるそうだ。これで食事に留意するのが大事。

他には、運動が効果的。心臓の効果を補助するのは第二の心臓である脹ら脛の筋肉の運動。これで血液の流れをサポートする事が可能。これで心臓の負担を下げる事もできるのだ。基本は、無酸素運動ではなく、有酸素運動であること。無酸素運動では心臓に大きな負担を掛けるので逆効果だ。

ということで、有酸素運動+肥満予防、、、、これは弱った心臓を助ける事の他にも、血圧コントロールにも有効。お奨めである。

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2016年5月 5日 (木)

なんだかんだ言って、物足りない

市場性が無いから期待出来ないのかも知れない。
しかし、今時の中型クラス、物足りない。コストダウン感、ハンパ無い。

今のモデル構成、1970年代的である。
当時、唯一の中型マルチであったCB400Fourが生産中止されて、登場したのがHAWKシリーズである。ヤカンタンクのCB400TであるHAWKⅡ、そして、アルミコムスター+6速+ストリームラインというCB750Fに通ずるデザインで登場したCB400NことHAWKⅢが登場していたころ、ホンダの意見は、『400ccならマルチよりもツインの方が高性能』という話。
事実、以前のCB400Fourより全ての面でHAWKシリーズは性能的に上回っていたのだ。当然、他メーカーのライバル車も然りで、Z400、GS400、GX400とライバルはツイン、GSだけツインでDOHCというのが当時のラインナップだ。

しかし、Z400FXが登場して、一躍人気を独り占め。その後、XJ400、GSX400Fが登場してCBX400Fが登場した段階では、誰もツインがマルチより高性能なんて言わなかったし、性能的には、少なくともXJ400以降はツインよりマルチが上回っていたのも事実。

まぁ、ツインでもCB400D、GSX400Eあたりは、マルチと遜色ない性能を示していたが、完全に脇役に追いやられていた。

その後、レプリカブームでGSX-R、FZ400Rが登場した頃、250ccでは2ストが性能面では圧倒していたが、そこで2ストに挑んだ4ストとしてVT250Fが登場し、性能は一気に向上したが、当時の2ストと肩を並べたのは、250ccでさえも四気筒であるFZ250フェザーだ。このフェザーが登場したのは1986年頃だが、中型の250ccクラスであっても性能を追求するのは、マルチエンジンが主流となっていった。

勿論、ツイン、シングルも性能的に面白いモデルが数多く登場していたが、マルチエンジンのモデルはコストの掛けようも段違いで、性能的には一段ランク上の世界を形成していたのである。

で、今のラインナップを見ると、、、、、、当時のモデルを知っている身からすれば、あまりにも寂しい、、、、そりゃぁ、完成度、乗りやすさ、安全性等々については時代分進歩しているだろうが、ワクワク感、期待感、メカとしての精密度、緻密性、そしてマテリアルの質感といった部分は比べるべくもない。勿論、モデルの尖り具合もだ。

今のリッターSSの先進メカの投入度合いこそが、当時の中型クラスのイメージだ。

当時の中型が好きか?欲しいか?というと、そうではないが、間口の広い中型クラスに夢となる存在が無いのが寂しい。欲しくはないけど、そういう夢が身近なところに無いのが悲しいのである。やはり、身近な世界にワクワクするようなヒーローのような存在が無いのは、マーケットが盛り上がらない大きな理由だと思う。

個人的には、当時も今も、主流の高性能車には全く興味が亡く、個人的には実用的な亜流が好きだが、それが好きな理由は、そういう亜流で、主流をひっくり返す事に楽しみを覚えていたからだ。亜流が好きなのは、主流があったからである。
今、当時でいう亜流しか存在しないのであれば、今の亜流には、個人的には全く興味が持てない。今の時代なら、さらに少数派のシングルモデルくらいしか興味が持てないが、今の主流の盛り上がりの無さの中では、やはり亜流に対する気分も盛り上がらないのが現状だ。

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ワイヤーロック、チェーンロック

自転車、単車の防犯に使うモノ。そいういうことで調達してきたけど、現実問題、殆ど使っていない。一言で言って、煩わしいのが最大の理由。

単車の防犯には頑丈な大きなサイズのチェーンロックとABUSの南京錠、クリプトナイトのロックなんかもある。色んな種類の鍵があるけど、使っていたのは随分昔である。自転車には実用自転車には馬蹄錠が装着してあるけど、フルサイズ700Cの自転車には鍵なんて無い。

自転車で出掛ける時、駐輪という状況が無いからであり、それ故に鍵は不要なのだ。駐輪する可能性が有る場合のみ、細いワイヤー錠でナンバー併せタイプのモノを一つ携帯する程度である。

単車で出掛ける場合、駐輪という状況は基本無い。飲食店の駐車場に停める程度だから、通常のハンドルロックのみである。

因みに、自宅に保管する際は、自転車の場合は、室内保管なので鍵は不要。単車の場合は、門扉付きのガレージで、単車の保管エリアの前方に乗用車で蓋をする。つまり、四輪を動かさない限りは二輪を出せないので、奥の単車に施錠する事は無い状況。

まぁ、単車に乗って連泊ツーリングするような状況となれば錠前を一つ持って出掛けるかもしれないが、日常では鍵を敢えて使う事は無さそう。

スポーツバイク、スポーツサイクルで市街地、繁華街に長時間駐輪前提で出掛ける事が無いので、鍵はたくさん買ったけど、無用の長物状態である。

ただ、マンション、アパート等で、共用駐車場を利用する人の場合、盗難対策は結構深刻な問題なんだろう。そういえば、自宅町内では、バス通りの道路脇にハーレーが路駐で保管されているけど、そういう状況だと頑丈なロックは必須だと思う。

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終日眠い原因は、、、、

夜の睡眠時間は6時間熟睡。しかし、、、、、平日、休日関係無しに、午前中は9時~12時迄常に眠たいし、午後も1時から5時迄常に眠たい。

とにかく、眠たい。仕事の有無、季節の変化、、、関係無しに眠たいのである。

目が覚めているのは、運動している時くらいである。それ以外は、ずっと眠たい。驚く程睡魔と隣り合わせ状態である。

その睡魔は、身体が欲しているからだろう。こんな睡魔、十年前以前は全く感じなかったモノだが、ここ十年はずっと眠たい。

最近の十年とそれ以前の違いは何か?

それは、、、、日々の運動習慣である。毎日行っているのは、有酸素運動が1.5時間以上、無酸素運動筋トレも1.5時間以上、合計で3時間以上の運動を行っているが、この活動に見合った休息時間というのが不足しているとしか考えられない。

人間の運動量と必要睡眠時間の関係では、興味深い説がある。動物は基本的に体重あたりの酸素消費量が多い程、睡眠時間が長い傾向があるそうだ。身体の単純な大きさではなく、体重あたりの消費量が鍵だという。象や馬は大型動物だが、体重あたりのエネルギー消費量は少ないので睡眠時間は2~3時間でOKだという。一方で、ネズミ、コウモリは12時間以上眠る必要があるそうだ。
更に、人の場合、基礎代謝量が大きい人、アスリートは睡眠時間が長い傾向があるという。アスリートは現役を引退すると睡眠時間が減る傾向だという。カロリーを消費する習慣が身に付く程、睡眠時間が長く必要だという。

自身を振り返ると、10年前の基礎代謝は1550kcal程、今は1750kcal程である。1割以上増加している。筋肉量も1割以上アップしているのである。ならば、睡眠時間も単純にいっても1割以上は増やす必要があるかもしれない。今の6~6.5時間睡眠を7~8時間睡眠にシフトさせる工夫をスケジュールの見直しで実践してみたい。まぁ、睡眠時間を増やすのに効果的なのは、居眠りだけど、これが睡眠時間の足しになるのなら、居眠りを効率的に取り入れるような生活が出来れば一番だが、、、、

因みに、アスリートの平均睡眠時間は8時間4分だという。8時間睡眠を実践するには、どう考えても帰宅時間を早めにシフトするしか方法はないけど、その辺の両立は結構難しそう。

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2016年5月 4日 (水)

スーパースポーツ進化論

レーサーレプリカの完成度、1KTの登場が新たな時代の始まりである。それ以前のレプリカ、GJ21A型RG250ガンマ~NS250R/F迄の時代と、それ以降では大きく時代が変わっている。
NS250R/Fも登場段階ではクラス随一のパフォーマンスであったのは確かだが、他のライバルモデルと拮抗していたのは確かだ。RG250ガンマ、RZ250R、KR250の中では優秀だったかもしれないが、TZRの登場は、それ以前のモデルを一気に過去のものとした。
TZR以降、NSR、VJガンマとレーシー度は過激さを増してゆき、その到達点がMC21/28型NSR、VJ23ガンマだろう。
250ccクラスでのレプリカクラスの分岐点はTZRである。

では400ccクラスはどうかを考えると、GSX-R、FZ400R、VFR400R(NC24)辺り迄は、新しい程の優れてはいたが、初代GSX-Rが登場した時ほどの飛躍は感じられないもの。TZRと同時代のFZRも然りだ。400ccクラスでは、異論があるかもしれないが、VFR400R(NC30)型だろう。750ccクラスでは、初代GSX-R750登場以降、大きく飛躍したのはホモロゲーションマシンであるRC30型で誰も異論は無い。

これらのモデルがレプリカ時代においてレプリカの進化の方向性を決定付けて、次に大きく時代を飛躍させたモデルだと思う。これ以降、レプリカの純度を高めていくといった進化は、250/400/750ccのクラスでは見る事が出来なくなり、1000/600ccクラスに引き継がれていく。それでも、それ以前のレプリカモデルの進化で見せた飛躍の鍵となるようなモデルは何か?というと、なかなかこれだ!といえるモデルは見当たらない。今のリッターSSの礎となったCBR900RRの評価も高いが、純度という尺度でみると過去のRC30等には及ばない。初代のYZF-R1にしても然りだ。2005年辺りのFI化にしても時代の要請に基づくものであり、走り進化に飛躍と迄は言えない。

そういう状態が長く続いてきたが、2014年登場のYZF-R1/MのIMU搭載による電脳化というのは、スポーツバイクの方向性を決める大きな分岐点になりそうだ。R1の登場以降、ZX-10Rが追随し、後に登場するCBR1000RR、GSX-R1000においても電脳化はマストアイテムとなりそうだ。RC30以降、実に30年経過したが、遂に次のステップにスーパースポーツが進化の歩みを始めたようである。

飛躍という意味では過給器が注目されているが、これが傍流とならず定着するかどうかは、今暫く見守って見なければ判断は出来ない。

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最近、チョイ億劫

休日早朝に自転車に乗ったり、平日昼休みに自転車に乗ったりするスケジュール、取り敢えず継続中だけど、最近、チョット面倒臭いというか、怠いというか、そういう気分である。雨降らないかな?なんて思う事もある。
実はプールに通う予定も、当日の直前は、結構面倒臭いという意識が強い。

それでも、取り敢えずは予定通り行っているけど、こういう気分は数年前には思いもしなかった意識である。

理由は何か?

恐らく、乗り続けたり、泳ぎ続けたりすることで体感できる変化が実感しにくくなってきたのが大きいと考えている。数年前迄は、自転車の場合は、不満点を刻々と変更したり、気になる乗り方を常に試行錯誤で変えてきたりして、その変更毎に、変化を実感できてきたけど、ここ数年は、機材は殆ど変更無しで安定しているし、乗り方自体も完全に固定化している。泳ぎも一緒だ。

結果、得られる体感、計測しての所要時間は、ここ数年間で全く変化がない状況、、、変化が生まれないと、目新しさ、好奇心が芽生えづらい、、、、これが、やっても変わらないので面倒臭いという意識の根源なのだろう。

まぁ、それでも続けているのは、変わらず出来る事を確認して安心するため、、、と言っても良い。

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ステンレスワイヤー

自転車の変速ワイヤー、ブレーキワイヤー、普通のロードバイク、MTB向けなら普通にステンレスワイヤーが簡単に調達可能だけど、小径車用のリアブレーキ、シフターに使う時に必要な長いワイヤーでは、ステンレス製のワイヤーは、案外調達に苦労したりする。
馴染みの自転車屋さんには、在庫してないので、結局は普通のスチールワイヤーで済ませたりする。

新品の内は、ステンレスワイヤーもスチールワイヤーも然したる違いは無いけど、使い込んでいくとステンレスワイヤーの方が錆び等の影響を受けないので良いコンディションを保つ事が出来る。
特に、変速ワイヤーでは、その差は顕著だ。今時の変速システムはインデックスシフトであり、スムーズなワイヤーの動きとメカの動きが必須である。ガタや引っ掛かりがあると変速が気持ちよく行えない。

メカ側では稼働部近辺にまとわりついた油汚れの除去と潤滑油注油が必須だし、ワイヤーについても抵抗が大きい状態だた変速に必要な変位が正確に伝えられなくなるので、ワイヤーのスムーズな動きは非常に重要だ。

まぁ、ニーズが少ないから無理かも知れないが、長いステンレスワイヤーも簡単に調達出来るようになると有り難い。

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2016年5月 3日 (火)

インテリ化は凄いけど、、、

マツダのi-ACTIV AWD、Gベクタリングコントロール、凄いですね。この辺は、追加のセンサーデバイス無しで機能を付加している点が素晴らしい。既存のデバイスの状況から行うべき制御を殆どリアルタイムで行う、、、、これで実現出来ているのである。

まぁ、こういう車の統合化、制御の緻密化は今始まった事ではない。センサーてんこ盛りかもしれないが、所謂トルクベクタリングシステム、四駆のアクティブトルクスプリット、一寸前なら、ABS、EBD、、、、何でもかんでも、機械制御の介入だらけである。
基本的な変速動作もAT制御の緻密化がドンドン進んでいる。

しかし、、、、個人的には、そんな制御は凄いかも知れないが不要だ。

オートバイの記事でもIMUなんて要らない的な記事を掲載したけど、基本、人間が習熟して到達出来る動作というのは、人間が到達出来るまで気付かない状態として存在する方が楽しい。上手い運転、、、確かに素晴らしいけど、上手い運転は、上手い熟練度の高いドライバーが行えれば良いような気もする。

何でもかんでも機械任せにするというのは、個人が身に付ける事が不要になるということでもある。そういうのは、なんだか少し寂しい気がする。

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ライバルは電動アシスト、、、、

毎週末、二葉山、牛田山をピストでヒルクライムしている。山頂で休憩するのが恒例となっているけど、山頂で休憩していると、その山頂越えにママチャリに乗った中高年の婦人~中高生がスイスイ上ってくる。何れも電動アシスト自転車だ。

電動アシスト自転車のアシストの速度上限は25km/hだけど、15km/h辺りだとフルアシスト可能である。因みに、ピストでヒルクライム中の速度表示は10~15km/hである。この速度域では電動アシスト自転車には逆立ちしても敵いそうにない。

特に、土手を30~60km程の周回走行、それも結構な全力走行して帰ってからのヒルクライムだから疲労感一杯で力は全開には出来ないので、電動アシスト自転車と遭遇したとしたら、間違いなく置いていかれる。

特に、登坂の怠さ、しんどさは、コグを17Tから16Tに変えてから顕著。一昨年迄の16T時代は、それ程でもなかったような気がする。ただ、平地を走行するときは16Tの方が遙かに快適だから、、、このギアのチョイスは結構悩ましい。

理想は、16Tコグで電動アシストなみにスイスイヒルクライム出来る事だな。

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XV750SPって

1980年にデビューした国産発の横置き空冷Vツインエンジンである。挟み角は75°と、この手のエンジンにしては開き気味なバンク角が特徴だが、前後シリンダーの熱の影響、バンクにキャブレターを納めるスペースの確保等々が理由だそうだ。
このエンジン、当初デビューがXV750SPというアメリカンバイクの心臓部が最初だったためか、ハーレーのライバル?的な捉え方が為されていたが、実は、同時開発のTR-1等とのエンジン共用が前提であり、ハーレーのようなロングストロークエンジンとは異質な構造である。今時のVツインというと、鼓動感演出のためか激しい程のロングストロークエンジンだけど、XVのエンジンは相当なショートストロークエンジンであり、回転上昇させてもスムーズさが失われないものだったりする。
これは、同時期のホンダVツインであるGL系にも言えることかもしれない。

更に、XV750SPのエンジンはシリンダー自体がSR400/500と非常に似通っているのも特徴である。SRもルーツがXT500のエンジンであり、基本はスポーツエンジンである。単気筒、ツインというと鼓動重視の大人しいエンジンという印象が強いが、1970年代から1980年代に掛けては、シングル、ツインでもショートストロークで活発なスポーツエンジンというのは普通の存在であり、XV750SPのエンジンも、ルーツにはスポーツエンジンの血筋が見え隠れする、そういう存在なのである。

過激でない範囲で、下から上迄しっかり使えるツインエンジンというと、多くはショートストロークエンジンとなっている場合が多い。W1とW650は同じ様な存在として語られる事もあるけど、W1は74mm×72.6mmの624cc、W650は72mm×83mmの675ccであり、乗ってみると全く異質だったりする。W1はエネルギッシュ、W650は超マイルドである。

ショートストロークエンジンでも、2000年頃のレーシングツインは過激すぎて下が全く使えないようなのが多いけど、その手前のショートストロークツインは、活発な吹け上がりを全域で使えて遊べるツインが多い。ショートストロークツインならHAWK系、GS400系、Z400B/RS系とあるけど、何れも結構楽しいエンジンである。

更に、敢えて言えば、爆発が鼓動として捉えられる同爆ツイン~90°Vツイン、270°クランクツインあたりが聴覚的にも楽しい。180°クランクとなると、断続的とはいえ連続爆発に近い感覚だし、360°クランクとなると、少し感覚が違う。HAWK系は360°クランク、GS400は180°クランク、Z400は同爆エンジン、、、、ドコドコ感はZ400が一番だ。ただ、Z400は如何にショートストロークエンジンとは言え、上の回り具合はチョット厳しい単気筒的な印象が強い。上を回そうと思えば、180°クランクだろうけど、パルスの抑揚が少し掛ける。そういう意味で90°に近い挟み角のVツインとか、270°位相クランクのショートストロークツインというのは、上の回りやすさとパルスの抑揚を併せ持つエンジンといえる。

自身の狙い目は、この辺りのエンジンを搭載したスタンダードモデルだ。

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2016年5月 2日 (月)

一般道ベスト

一般道で走る時、ストレート速度は法定速度を過激に逸脱するのはNG。ストレートで出るだけ出す的なのは、閉ざされたコース限定の使い方。ストレートでの速度をセーブする、、、そういう走り方では、実はブレーキ性能は程々で良い。過激な制動性能は不要だ。それよりも、速度差が大きくないストレート部分、コーナー区間でメリハリを付けてアプローチ出来るように、姿勢を制御する事が大事。姿勢の制御は、軽く当てるリアブレーキ、或いは、僅かなスロットル操作で行うが、その僅かなアクションでメリハリ良くコーナーが通過出来るような体制を整えるのが大事。

その為に必要なのは、なによりも、しなやかに路面に追随する柔らかい足周りだ。ソフトであって大きくストロークさせながら、底付きさせない、、、、それが大事だ。これが一番重要。そして、次は、想定される速度域で僅かなアクセルコントロールで車体の加速度(加速ではない)をコントロールしてトラクションを与える事が出来るレスポンスだ。言ってみれば、ギア比、トルクバンド、トルクの絶対値が重要だ。走る速度におけるギアポジション、エンジン回転数、、、、その条件におけるアクセル操作が単車の姿勢を積極的に支配する事ができるかどうか?である。
これには、レスポンスのよいエンジン、そして、抜けた領域でも反応のネガになり得ない無用な慣性が無い事が大事。横に長大なマルチエンジン等は高い速度域以外ではメリットが見出しづらい。理想は単気筒、二気筒辺り。理想はVツインだ。ただ、使う回転域が低速限定でなく、アクセルを開けている間に持続的にパワーが取り出せるのが理想なので、Vツインでも相対的にショートストロークエンジン、ロングコンロッドタイプというのが理想だ。もしくは、軽量さが最大の取り柄である2ストロークユニットというところ。

柔らかい、しなやかな足周りに、想定する範囲でレスポンスが優れ、回転慣性が運動性能を阻害しないエンジン、、、、これが理想である。

まぁ、峠で常に全開の人の選択肢とは成り得ない。そのような、直線で出るだけ出す人のチョイスは、サーキットベストのようなSSのリッターマルチとかの方が良いだろう。あくまでも、法定速度近辺でアベレージを保った運転、、、、街乗りの延長でのチョイスだ。

なお、それ以外で重要視するのは、操作性だ。どんなところで使うか?だけど、基本は峠道。よって、前後の荷重制御が積極的に行えるようなポジションであることが重要。一般のSSやレプリカポジションは基本的にOK。中庸なスポーツモデルのポジションもOK。前傾気味ながらハンドルと胸が近いアップライトなポジションでもステップで体重が抜けるならOK。しかし、ステップ荷重が掛からないステップフォワードなポジションとか、腕が伸びきるような姿勢はNGだ。下半身はコンパクト、上半身は腕が伸びきらなければ、前傾、直立のどっちでもOKって感じだ。

我が家の愛車は全て、この条件を満たしているのは当然だ。

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高解像度降水ナウキャスト

これ、結構正確だ。先日、不安定な大気という情報で、気象庁のサイトを確認すると、丁度ピストで走行する時間帯の中で15分程、区北部で降雨に遭遇するとの予報だったのだが、その確認した情報通りに、そのエリアに到達すると15分程の降雨に晒された。
驚く程正確。15分後には回復するという予報を信じて走っていたけど、現実にも15分の降雨後は日が差して路面は一気にドライになる、、、、

この予報を信じて活動するのが一番良さそうである。

まぁ、路面がヘビーウェットな状態ならば、雨が上がっても走る事はないけど、晴れの状態からの通り雨があるかどうか?ならば、これで判断する事が出来る。便利な時代になったものである。

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AV50の電装

AV50、1982年デビューのカワサキ最小の4ストロークマシンである。男カワサキ党を自認する自分が所有を許した?唯一の4ストロークマシンである。4ストロークアメリカンの系譜であるZ-LTD系とZL(エリミネーター)系の過渡期のマシンだ。
このモデル、難点は6V電装ということ、、、、6Vのモデルはバッテリーの内部抵抗で電圧を6Vに規制している。基本はジェネレーターで発電し、点火系はそのまま、それ以外はレクチュファイヤー経由でバッテリーに送られて、バッテリーから灯火系統に供給される。電圧の規制はバッテリーの内部抵抗に依存しており、バッテリーが完全に死んで内部抵抗を失うと、発生電圧がダイレクトに灯火系統に向かい灯火機器類が切れるという症状に到る。
まぁ、バッテリーが完全に死ぬ事は無いけど、6Vバッテリーは直ぐに放電して上がるし、燈火類の同時点灯は非常に厳しいのが現実である。
この度、大昔にホンダC200用に調達していた6N6-2の6VバッテリーをAV50に搭載した。搭載に際してはバッテリーケースの部分加工が必要だけど、取り敢えず問題無く搭載可能だ。しかし、新品のバッテリーでも状況的には大きな改善が見られないのが問題。やはり、放電気味だし、電装系は貧弱なのである。

この6V電装を改善するには12V化が手っ取り早い。これら6Vマシンはマグネトー点火でありバッテリーは灯火専用といえる。これの12V化は、過電圧をカットするレギュレートレクチュファイヤーに交換し、12Vバッテリーを装着、その上で、灯火系を12V仕様に変更する事で対応可能だ。12V化して変更すべきは、リレー、バルブ類程度だろう。ただ、AV50というモデルに、新品の12Vバッテリー、12V用のレギュレーター、12Vのリレー、バルブ類を調達する価値が見出せるかどうか?というところ。

取り敢えず、6Vのバッテリーを交換した今の時点では、これを12V化する必要があるか?というと、微妙な判断だ。以前、試験的にバッテリーレス化を試みてコンデンサーとは違うキャパシターを使ってみたけど、その際の灯火系統は今一な動作状況だったので、この辺りの判断は迷うところである。

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2016年5月 1日 (日)

アプローチ

大事なのは視線と姿勢だ。視線は乗り手の姿勢で決まってくる。乗り手の姿勢は、単車の姿勢に密接に対応している。単車の姿勢作りのために、視線を配り自身の姿勢を整える。これが大事。そんな単車の姿勢を生み出すのに最も重要なのは、しなやかに、そして穏やかに動く足周り。これが大事。

一般的に足周り強化というと、バネレートの高いスプリングセットが組み合わされている事が多いけど、個人的には、バネレートは極力柔らかく、そして挙動が穏やかかつ判りやすいようにダンピングを固めに、、、、これが基本だ。
サスペンションストロークを制限し、少ないストロークで底付きさせないように硬いバネを用いるというのは、高い負荷に対応しての話であり、高い負荷、即ち、高い速度域からの大きな速度変動が無ければ、逆に言えば姿勢変化の情報が得られない事となるのだ。

走行環境に応じて変化の情報を大きな範囲で乗り手に伝えるという意味では、路面の状態を正確に伝えるためには、走行帯域で最大のストロークを与えるのが正解だ。二輪車の場合は、外的な要因でストロークさせるだけでなく、視線から得た情報で作り出した姿勢を保つという意味で、ストロークさせて作り出した姿勢を保持するという考え方も重要だったりする。

この点を留意すれば、バネレートは走行領域での負荷の変動幅に応じてセットアップするのが正解であり、速度域の低い公道ワインディングであるならば、バネレートは下げる事はあっても高める事は殆ど考えづらい。勿論、バネレートを下げて変位が収束しなかったりするのも御法度であり、変位させても、その変化の速度を穏やかに保つのは極めて重要だ。そういう意味でダンピングレートはバネレートと相反して高める方向は十分有り得る話なのである。
このようなモディファイは、アプローチにおいて単車の姿勢を積極的に作り出す事に寄与する。ブレーキングだけでなく、乗り手の姿勢での荷重配分、アクセルコントロールでの荷重配分によっても積極的に単車の姿勢を作り出す事が出来る。コーナーを気持ちよく走れるかどうか?というのは、アプローチ段階から滑らかに通過できるような姿勢を積極的に先行して作り出せるかどうか?である。積極的に作り出した姿勢というのは、常に先読みした動きを滑らかにトレースするためのものであり、視線で読み込んだ情報をリアルタイムで理解して姿勢にフィードバックする事で実現出来るのである。

自身の単車のセットアップは、バネレートはダウンさせて、ダンピングレートはアップさせる事が多い。但し、その標準状態から振り幅は大きくない。足周りを交換して全く異なる足周りで組み上げるという事は、自身の能力上避けている。足周りの交換等を行うと、基準となる状態が見えなくなるので、何をどうすれば乗り易くなるか?が探しにくくなるからだ。

最近知り合ったショップの店長とは、少し考え方が違うかもしれないが、自身の速度域に関して言えば、やはりセットアップはバネレートダウン+ダンピングレートアップが好みだ。なお、リア側では特に伸び側の追随性を重視している。縮み側は特に大きく変える事はない。

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4/24~4/30の検索ワードピックアップ

★φ25.4mmのレイバックポスト
 一輪車用のポストシム(25.4→22.2)を使うか、himajime自転車さんのクランクフォワードキットのポスト(φ25.4mm)を使えばOK

★SV650かSV1000か
 市街地を3速、4速で走れるSV650の方が股下の温度も楽だし、OH気味にならない。SV1000等は市街地はロー限定でかなり熱くなる。

★SV400Sのレギュレーター
 殆どのスズキ車で共通。高年式のSV用か、無ければ社外品でもOK

★急激な体重減少
 日常生活の変化に対して大きすぎる体重減少の事。何もしていないのに、月10kg減とかは異常。しかし、毎日2km泳いだら、、、月10kg減は普通。

★ライザップ大松しんじ
 以前、ローカル番組で大松しんじさんの取り組みは放送されたが、それっきり。CMも一度しか見てない。今流れているか?は不明。でも、確かに減量していた。

★GPIラジエター
 価格の割りに作りはしっかりしている。コアが熱くなった分、冷却効果は向上。

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お奨めコンパクトクランク

コンパクトクランクというと、定番は50-34Tだろう。稀に48-34Tがある。なお、PCD=110mmのクランクセットならシクロクロス用の組み合わせがあるけど、この場合は48-36T辺りが多く見掛ける。

コンパクトクランクの魅力はインナーに34Tが使える事だ。これで、非常に軽いギア比が得られるのが受けているのだ。

でも、インナーに34Tを望む人が、アウターにスタンダードクランク仕様と同じ様な50Tが必要か?というと、その時点で違和感を感じる。

インナーに34Tが欲しい人にとって丁度良いアウターは?っていうと、44~46T程度で十分だろう。カセットトップ歯数が14Tあたりだと44Tでは物足りないかもしれないが、トップ歯数が13T以下なら全く問題無い。

インナーに34Tを使うならアウター歯数が小さい程、歯数差が小さくなるので変速性能も低下し辛いのでお奨めだ。
よって、お奨めはインナー34Tに見合った歯数差のアウターを選ぶ事。それでもアウタートップは結構な負荷になるので、実質的なデメリットは無いし、使える段数が増える分、メリットばかりだろう。

自身、46-34T、48-34Tという構成で使う自転車もある。勿論、50-34Tの自転車もあるけど、乗り易いのはアウター歯数の小さいクランクセットだ。未だ組み換えていないけど、ステンレスロードの歯数も46-36Tに交換する予定だ。

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ダイエッター向けロードは?

ロードバイクの走行パターン、それは一定の速度に到達したら基本は巡航だ。巡航を阻害する要因というと、信号による停止、向かい風による負荷、山道というパターン。ロードバイクを走る場所というと、基本、街中は無い。向かい風は不可避である。ダイエッターという減量目的の中年のオッサンは何処走る?というと、市内近郊の川沿いとかだ。峠越え、山道、坂道というのは、敢えて向かわない限り遭遇する事は稀。

となると、主に抗うべき負荷は、向かい風である。

そういう条件でどんなロードバイクが有効か?というと、余程な山道を望まない限りは、カーボンロード+高級コンポという軽量バイクは不要だろう。寧ろ、平地で速度が乗った時に突進力とも言える慣性が備わるというと、重量を気にしないクロモリ系の頑丈な自転車で十分である。寧ろ、走行抵抗による失速とか、向かい風による失速等に対しては重量が大きい程速度を失う量が少ないのである。

敢えて留意するならば、走行抵抗の少ない高圧の低抵抗タイヤを摺動性の優れたハブくらいで十分だろう。

平地における加速では空気抵抗が一番の敵であり、重量よりも姿勢が重要である。ポジションが同じであれば重量の差を気にする程は無いだろう。停止頻度が多ければ、その限りではないが、ロードバイクという特質上、それは無視しても良い。

重量が効くのは、連続する登坂路だ。長い山道、勾配の大きな坂道をメインで考えるならば重量に拘るのは大いに有りだが、そういう状況が少ない時に重量に拘りすぎるのも考え物である。平地の向かい風に関しては、間違いなく重量が大きい方が有利であり、何処を走るか?と言う事をよく考える事が大事だ。

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