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2016年5月13日 (金)

ディーゼルハイブリッドは登場するのか?

マツダの今年度の商品計画と、昨年から一昨年頃のニュースが気になる。
マツダというとHCCIエンジンの登場が噂されているが、年度内登場となるとプロトタイプの試乗情報等が在っても良いけど、それは未だ無し、、、、やはり、HCCIが年度内登場というのは考えづらい。
となると、2~3年前にマツダが積極的に開発していると報じられていたマイルドハイブリッド技術の展開だ。
死語かも知れないが、所謂ストロングハイブリッドでは、重量級のディーゼルモデルと組み合わせると、更なる重量増となり、それは考えづらいが、マイルドハイブリッドで重量増を最低限に抑える事が出来るなら、ありうる話か?という気もする。

マツダの電動化技術というと、i-eloopというキャパシターを用いた補機駆動が存在したが、これはスズキのエネチャージの初期のモノと同等の機能。スズキは、このエネチャージが進化してマイルドハイブリッド迄展開しているが、こういう展開ならば重量増は最低限でマイルドハイブリッド化は可能だろう。

ディーゼルエンジンは過負荷状態でアクセル開度が大きい状態で多くの黒煙を吐く印象が強いが、実際に負荷域では排ガス物質も大量に発生するし、燃費も悪化傾向となる。定常状態となると強いトルクで非常に安定しているが、その定常状態に移行する迄が問題と言えば問題だ。そこを、短期的な電動化によってエンジンの負担を軽減することで、排ガスのクリーン化と燃費の向上というのが実現できるなら、メリットは少なく無いように思える。

マツダの最近のi-AWD、Gベクタリングコントロールシステムというのは、非常に短時間で制御を行っており、短時間での制御は、制御の高度化のみで補機を追加することなく機能を磨き上げている実績があるが、ハイブリッドもアクセル開度に連動した範囲での動力補助に特化する構造にすれば、重たい電池を搭載することなく、キャパシターか少ない電池で必要な動力補助のエネルギー源を賄えるだろう。発進のタイヤの最初の一転がり、或いは、加速体制に入る瞬間のみ電動補助するという考え方が、燃費を飛躍的に向上させてディーゼルの運転変動の開始時の緩慢さを解消するのに有効という判断が為されれば、可能性がある。
仮に、このようなシステムだとすれば、既存のディーゼル+i-eloop搭載車の制御プログラムの変更とジェネレーター部の僅かな変更のみで対応可能であり、i-AWDのように一気に多車種への展開も可能だろう。マツダの場合、ディーゼルは2.2Dと1.5Dの二系統であり、同時展開も可能と考えられる。

年度内のM/Cは、アクセラ、アテンザ、CX-3で、直近のアクセラを除けば、アテンザとCX-3である。何れも2.2D、1.5Dを搭載するモデルではプレミアムサイドのモデルである。ここにディーゼルハイブリッドを搭載するというのは大いに考えられる戦略である。ディーゼル+マイルドハイブリッドならば、トヨタから提携を受けているTHS2搭載のアクセラハイブリッドとも競合しないように、アクセラに搭載しなかったのも合点がいく話だ。

ただ、ディーゼルってトルクが太いし、最近のディーゼルは吹け上がりも悪くない。そんな最新のディーゼルにハイブリッドの力が必用か?というと、やはり疑念は残る。

今のスカイアクティブDは所有したことないけど、乗った事はある。昔のディーゼルターボエンジンは所有した事がある。
で、ディーゼルエンジンに対する印象。
それは、やっぱり一発目の吹け上がりの初動動作は緩慢。但し、それ以降はトルクの太さが実感出来る。更に、定速運転中において上り坂に差し掛かった時等の失速は最小限で、速度の復元は非常に速い。負荷に対する安定性は優れている。そんな印象。

ただ、最新の直噴ディーゼルは、そんなもんではなく圧倒的なトルクで十分以上の加速性能を有しているようにも見える。そう考えると、如何にニュースで報道されてきたとは言え、ディーゼルにハイブリッドシステムが加わるか?というと、懐疑の念は消えない。
個人的には、ただでなくともヘビーなディーゼル搭載車に、更に重くなるようなハイブリッドシステムを組み合わせるなんて有り得ない、、、、

しかし、欧州車ではディーゼル+ハイブリッドというラインナップは存在するのも事実だし、マツダがそういう方向で進んでいる的なニュース報道も耳にしたのも事実だ。
ディーゼルでハイブリッドのメリットというと、アイドリングストップからの復帰の素早さ、更に、完全停止時から瞬間の動力補助用という印象だが、その部分のハイブリッド化が、果たして、どれだけの燃費改善、排ガス清浄化の効果があるのか?が見えてこない。

色んなニュース、スクープ報道から聞けば、ディーゼル+マイルドハイブリッドというのは期待したくなるけど、個人的には、、、、やっぱりコスト効果から考えれば否定的な印象が強いなぁ、、、、

CX-3のM/Cでは、ディーゼルハイブリッドよりもREレンジエクステンダーの方がマツダらしいような気がするが、これも冷静に考えると時期尚早な感が強い。

年度内に、アテンザ、CX-3でディーゼルハイブリッドが登場すれば興味深いところだが微妙な感じ。ディーゼルハイブリッドが登場しないとなれば、案外、、、スカイG+マイルドハイブリッド、、、、その可能性の方が高かったりして、、、。

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