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2016年5月30日 (月)

漕ぎ方

自転車のペダルの漕ぎ方、色々考えられる。普通にクランク水平時に下向きに拇指球付近で踏む、、、これが一般的だけど、あくまでも機械が動力を受ける上での考え方。
逆に、踏む側から考えると、負担無く一番力が入れられるポーズというと足を曲げた状態で力を入れるよりは、膝を伸ばした状態で踵で踏ん張るポーズがベスト。これは、人間の身体で力を楽に発揮出来るという考え方。

他にも、身体の負担という意味では体重を如何に支えるか?という観点から見ると、前傾姿勢では、腕、尻、足の三点指示で一点毎の負担は少ないけど、後傾姿勢だと尻一点指示で尻の負担は大きい。

漕ぎ方もそうだ。ずっと座った状態が良いのか、立ち上がり姿勢を維持した方が良いのか?で考えると評価は湧かれる。大きなトルクを生み出そうとすれば体重も積極的に利用するのがベストで、立ち漕ぎというのは本能的に採る姿勢だろう。

そんな事を考えると、楽に漕ぐには何がベストか?というのが判りづらくなる。
結局は試行錯誤で体感して決めるしかないのだろう。

最近は自転車が怠い瞬間=上り坂といことで、立ち漕ぎがしやすい自転車ということで、ハンドルが近くアップライトで前乗り、そしてステップ幅が低く重心移動を小さくしたショートクランクが良いような考えに傾いているけど、平地だと体位を預けるようなポジションが楽という意識も捨てがたく、そうなると踵踏みで身体が楽に支えられるクランクフォワードポジションも悪くないという考えも捨てきれない。

結局、上り坂、平地では理想のポジションは変えた方が良いような気もする。クランクフォワードが楽なのは間違いないけど、上りはダメダメである。上りだとアップライトな踏み台昇降的なのがベストだけど、それだと平地は効率が悪い。ならば、両方のポジションを同時に採れるジオメトリーがあればベストということ。更に言えるのは、足の回し方を考えると、基本はショートクランクが良さそうということ。

状況に応じて乗り方が自在に変えられるのは?というと、、、もしかしたら、昔風のバナナシートが良いのかも知れない。バナナシートにマルチポジションバーを使えば、そんな自転車が作れるかも知れない。

そういう自転車を一台作ってみたい今日この頃である。

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