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2016年5月22日 (日)

ラグドフレームはホリゾンタルだけ?

最近の自転車は、高級車はカーボン、それ以外はアルミ、スチールの大径パイプ、異径パイプってのが多い。
結果、昔ながらのラグドフレームはかなり少数派だ。今やラグドフレームが選べるのは、パナソニックのPOSオーダー車、それからビルダーでのオーダー車ばっかりである。

今時の大径クロモリチューブを使ったスローピングフレーム、これはこれで良いけど、全てが溶接ビードが残った溶接組フレームである。ラグレスでも昔風なロウ付け後にスムージングしたようなフレームを見る事は殆ど無いのが実状だ。勿論、組み合わせるパイプ径、フレーム組角度が一定でないのでラグフレームなんてものも有り得ない。

結局、今の段階でラグドフレームを選ぼうとすれば、昔ながらのホリゾンタルフレームで、昔ながらの径のパイプで組んだモノとなる。

まぁ、今時の大径フレームを使ったラグドフレーム車なんて要望が無いのかも知れないが、逆に、今時のスローピングフレームでラグを使って部分的にメッキ仕上げした温故知新的なフレームがあれば目を惹くのでは?という風に思う事がある。

造作はビンテージながら、コンセプトはバリバリ現代風、、、、そういうので新世代のスポルティーフなんて作れば結構楽しそうと思ったりする。

個人的にはスポルティーフって車型が好きだけど、スポルティーフを作るとなると、どうしても1980年代チックとなる。そうではなく、今の自転車の便利さ、頑丈さ、デザインを使って現代的なスポルティーフにワンポイントで趣向を凝らすといったモノを作ろうと思えば、大径メガチューブフレームをラグ組出来たりしたら、そんなのが出来そうと考えてしまう。

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