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2016年5月20日 (金)

サドルハイト

サドルの高さ、非常に高い位置にセットするのが流行りのようだけど、サドル高さが高すぎると、膝関節、股関節を傷めるので注意が必要。関節の可動域に併せるのでなく、関節の脱力状態における角度でペダル下死点からサドルトップ迄の距離を決める事が大事。目一杯伸ばした状態というのは、脱力状態ではない。ペダリングにおいて脚が伸びた状態というのは、力を入れて伸ばした状態とは違うのだ。ペダリングにおける下死点通過時というのは、どちらかというと脚の状態は脱力状態に近いのである。脱力状態に近いから、脚のリカバリー動作がスムーズに繋がるのである。

ということで、ペダリングがぎこちない人、長距離を走るのが苦手な人は、15mm程度サドルハイトを下げてみる事をお奨めする。案外、そこが快適ポイントの場合もある。

勿論、サドルが低すぎるとペダリングで脚のトルクがクランクに効率良く伝わりにくくなるかもしれないが、それでも傷めるよりはマシだ。

スポーツサイクルショップを自認するショップオーナーによっては、滅茶苦茶高いサドルハイトを推奨するところもあるようだけど、乗り手がどうか?を自分で考えて微調整するのが大事だ。

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