Gベクタリングコントロール、初搭載はアクセラ
マツダの本社周辺で見掛ける擬装アクセラ、間もなく登場するM/C版だ。内外装の意匠変更とパワートレインの変更、装備の充実化が予定されている模様。登場は当初より少し遅れて7/14との事。
外装に関しては、ヘッドライトのLED化、グリルモールの意匠変更が主なところ。装備の類は、アテンザ、CX-5のM/Cでも採用された電動パーキングブレーキが2.2Dモデルに搭載されるそうだ。この電動パーキングブレーキの採用に併せて骨格を共用するアテンザ同様にインパネデザインも大幅にリフレッシュされるとの事。
但し、電動パーキングブレーキの採用を見送る中間グレード以下は、インパネデザインは従来モデルと基本的に変更無しの模様。
他には、ヘッドアップディスプレーの視認性がカラー表示となり大幅にアップするとの事。
パワートレインの変更で注目なのは、2.0Gが廃止となること。そして、その置換に噂されていた1.5Dモデルが投入されるということ。この1.5Dは、最近M/CされたCX-3、デミオに投入された改良版で、ナチュラルサウンドスムーザー、精密過給制御が施されたユニットが搭載される。なお、2.0GがHBモデルのみの設定だったように、1.5DモデルもHBモデルのみの設定だそうだ。
そして、アクセラで一番注目なのは、先頃技術発表と試乗会が開催されて絶賛されたGベクタリングコントロールシステムを搭載するそうだ。
なお、従来型の2.0HEVモデルはM/C後も継続して設定されるという。こちらは基本的に変更は殆ど無い状態で、本家のプリウスが大幅に進化している事を考えれば、チョット競争力的には厳しいかもしれない。
まぁ、これまでは売れ筋グレードが1.5Gだったようだけど、もしかしたら1.5Dモデルがそれに置き換わる売れ行きを示す可能性もありそう。ただ、ボディがHBのスポーツの一択ということで、1.5Gモデルと棲み分ける設定が如何に販売に表れるか?が興味深い。
今年度は三車種の商品改良が予定されているマツダ。アクセラが夏に登場する。残すはアテンザ、CX-3の商品改良だが、来年早々のアテンザでは、前回のM/C以上に注目度の高まる技術がお披露目されそう。もしかしたらHCCIも?、、、不気味なのは、CX-3の商品改良計画だ。登場から間もないのに、デミオを差し置いてM/C計画に挙がっている。恐らく、販売実績的に今一という判断なのだろう。ガソリンエンジン搭載でお求めしやすい価格のグレードでも追加するのだろうか?でも、エンジンバリエーションの拡大ではM/Cのアナウンスをしないのが最近のマツダである。昨年末、2.2Dをセダンに投入したアクセラでも然りだ。となると、何か別の隠し球があるのかもしれない。
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