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2016年5月14日 (土)

アクセス元を解析

今、ブログ、HPは三つ運営している。
HPが一つ、ブログが二つだ。HPは単車ネタで流したくない記事をメインに記載。更新間隔は不定期で割とノンビリ。ブログは健康ネタ、自転車ネタ、単車ネタで毎日午前零時更新の趣味ブログと、自身のライフワークと言っても良い技術関連のブログ。こちらの更新間隔は不定期だけど、割と頻繁。技術関連ブログは、粉末冶金関連、セラミックス関連、無注水軸受関連、それから地元で贔屓にしているマツダに期待をよせる投稿だ。

アクセス元は何処?が一番の関心事だが、興味深いのは技術関連ブログである『壱玄亭』である。
このブログ、生い立ちというか運営目的は、無注水軸受に関する情報、実験結果を公開するためのもので、不定期で技術情報、実験結果をアップするためのモノ。それ故に、アクセス元は、無注水軸受の採用を頂くユーザー様が多い。大手の下水ポンプメーカー、インフラ機器メーカーが多い。今でも、こちらのユーザー様のアクセスが最も多い。勿論、記事的には、そういう情報を提供しているので予想通りだ。なお、採用を検討されている企業様にむけて提供できる技術の範囲、その根拠を、開発の経緯を含めて伝える記事も公開している状況である。
ということで、本来の目的は十分に果たしており喜ばしい限り。

他に興味深いのは、個人的に独創性の部分で共感出来るマツダに関する投稿をアップしているためか、多くの自動車メーカー、バイクメーカーからのアクセスも少なく無い。四輪ではマツダは勿論、トヨタ、日産、スズキ、ホンダ、富士重工からのアクセス、二輪ではホンダ、ヤマハ、川崎重工からのアクセスも定期的に見る事が出来る。
メーカー内部から見たら、チャンチャラ可笑しい内容だろうけど、定期的なアクセスがあるというのは嬉しい限りだ。
因みに、我々の製品ラインナップの複合素材スリーブの表面処理には、マツダ関連の企業に仕事を依頼しており、マツダ本社内にある事業所には、何度か尋ねた事があるが、我々の無理なリクエストに応えて頂いており、大変感謝しているところである。

因みに、現在各ポンプメーカーの採用検討となっている第三世代無注水軸受システムの基幹部分の構造は、実はロータリーエンジンの構造からヒントを得た部分が少なくないのである。ロータリーエンジンの構造、従来レシプロエンジンのシリンダーデザインの構造から独自の設計法を編み出して、ベアリングシステムのデザインに昇華させたものだったりする。

昔、ロータリーエンジンがチャターマークに悩まされたという話が有名だが、違う現象だが、同じように解決に常識的な発想では望めない事が数多くあり、そこからの解決のプロセスという部分で、ロータリーエンジンのエンジニアの手記等は多いに励みになってきたもの。一方通行の思いではあるが、個人的にはロータリーエンジンの開発に成功したマツダというのは非常に思い入れのある企業だったりする。

将来的に、既存の軸受システムの高性能化を計画する際に、もしかしたら、なんらかの力を借りる事があるかも知れない。

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