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2016年5月 6日 (金)

独ブランド

四輪、二輪の双方に言える事。四輪ならBMW、メルセデス、二輪ならBMWを見て思う。このブランドの商品展開、最近はモロ日本車路線にみえる。商品ラインナップがフルライン展開という印象である。

四輪ならBMW、メルセデス、両社ともFFモデルが普通に存在している。この両社、基本のラインナップはセダン、クーペという印象が強いけど、ライトSUV、クーペルックのセダンと手広く展開している。BMWでは、初期の1シリーズでコンパクトHBながらFRに拘っていた辺りは違和感も感じなかったけど、2シリーズの登場、各クラスでのSUVの展開、セダンとクーペを別ブランド展開する状況を見ると、既に、何が何だか判らない状況だ。メルセデスでもAクラスがモデルチェンジを重ね、Bクラスが登場し、今ではSUV風味のGLAとか、いろんなのが登場し、やはり訳判らない状況。ポルシェも最近はRRフラット6以外の方が多いし、VWのラインナップも国産車の如く手広くなっている。なんか違うような気がする。

二輪のBMWも強烈。大昔の単気筒シャフト駆動から始まり、フラットツインシャフト駆動のRシリーズ、縦置き直4、直3シャフト駆動のKシリーズ迄はブランドイメージが保たれていたけど、パラツインベルト駆動のFシリーズ、最近の直4モデル、単気筒モデルとフルライン展開が始まってからは、BMWブランドを敢えて選ぶ理由が希薄に為りつつあるように思う。

独ブランドの製品、何だか折角持っていたブランドイメージを希薄化して、フルラインて大量生産大量販売で利益を上げるという80年代の日本製品の販売戦略を追っ掛けているように見える。これに比較すると、同じ欧州ブランドでもドゥカティ、モトグッツィのようなアイデンティティを大事にするブランドの方がブランド維持には有利で他社を寄せ付けない強さを持っているように見える。アメリカのハーレーも同様だ。

最近の独製品は、ブランドイメージを決定づけるアイデンティティが相当に希薄になりつつあるように思う。このブランドイメージを確立するアイデンティティを身に付けるために悪戦苦闘している日本のメーカーとは真逆の方向に進んでいるのが興味深い。

今や、日本車よりも独車の方がブランド展開が広く、一目で見て、それが何か?というのがイメージ出来にくくなっている。今こそ、日本車にとってはアイデンティティを確立してブランドイメージを確固とするチャンスのようにも見える。

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