一番力が入る状態
脚力最大となる姿勢、どんな姿勢?というと、踏ん張る位置、つまり力点が何処か?によって変わってくる。
拇指球位置を力点として脚の力を楽に大きく発生させようとすれば、ウンコ座りで拇指球で地面に付いて中腰姿勢から立ち上がる時だろう。脚がしっかり畳まれた状態からのスタートだと、この中腰姿勢+拇指球力点がベストだ。
他には踵を力点として脚の力を楽に大きく発生させる場合は、椅子に座った状態から立ち上がる時だ。膝の角度は90°、大腿骨は骨盤と90°、その状態がスタートならば、椅子に座った姿勢+踵力点がベストだ。
自転車ではどっちが良いか?というと、拇指球漕ぎの場合は、中腰ポジションでクランクは上死点よりの位置、踵漕ぎの場合は、着座ポジションでクランク水平位置ということ。
身体の前傾度を較べると、中腰姿勢の時が前傾姿勢、着座姿勢の場合はアップライトポジションということになる。
なお、踵で漕ぐ場合、拇指球で漕ぐ場合の違いは、股関節からの経路長が違う。踵で漕ぐ場合は、足首~拇指球迄の距離分ほど短くなるので、その分、クランク長は短い方が理想的だ。
自転車でポジションを最適化するならば、どこで漕ぐか?でポジションが全く変わってきそうだ。
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