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2016年6月 5日 (日)

タイヤ、ブレーキ、減らない

二十歳前後の頃、峠やサーキットのスポーツ走行に通っていた頃、単車のブレーキパッドは凄い勢いで減っていた。三ヶ月毎交換というサイクルである。当時、通学用の単車と、趣味用の単車は分けており、趣味用の単車はブレーキパッドが豪快に減るのである。通学通勤用の単車では、毎日の走行距離が100kmを軽く越えており、月間走行距離は3500kmを超えることもザラであり、年間で40000km走行していた。そのため、タイヤ交換の費用がバカにならず、タイヤ交換は年に3回程度は行っていた。

しかし、最近は通勤は車である。趣味のバイクの走行距離は極僅か、そして、峠やワインディングを走ってばかりいてもブレーキパッドは基本減らない。

走り方が大きく変わったからだ。最近は、ワインディングのコーナーとコーナーの間のストレート部分というのはアクセルを開けない。コーナーを立ち上がったらアクセルを絞り速度を控える。次のコーナーのアプローチなんかは、アクセルクローズだけで事足りるような走り方しかしないからだ。

基本、市街地走行もしない。高速、バイパスといった道路も走らない。アクセルを開けたら機械任せにスピードが出るのは知っているけど、機械任せに加速してスピードを出すことに感心が無いのが最大の理由かもしれない。加速時は、エンジンキャラクターに合わせた開け方で、エンジンのフィールを楽しむ。そして、交通の流れに乗ったら、流れに身を任せる。郊外道路では、制限速度近辺で走ることが多い。停止線から加速は比較的アクセルを開けるけど、後続の車の群れから離れると、それを維持して単独走行し、バックミラーを確認しながら他の車との距離を保つのが基本。そして、前方の集団には近づかないように保って走るのが基本である。前後左右に空間と視界を確保するのが第一である。空間と視界を確保して、停止動作が必要な場合、相当に事前に察知して速度を落とすのである。速度の調節は、アクセルコントロール、シフトダウンのみである。ブレーキなんぞは使わない、、、、これが基本である。

結果的に、ブレーキ操作は極僅かである。結果、、、、γもCXもSVも、、、、パッドは十年以上交換していない。ガンマ、CXは整備レストア以降未交換、SVも購入以来一度も交換していないのである。

ブレーキを掛けずに事足りる走り方、、、他車からの距離、視界を確保して走るのが一番。そして、ワインディングではアクセルワーク、シフト操作のみでクリア出来るような走り方に特化しているのである。

これで十分楽しいのである。

単車で一番危ないのは、、、、ブレーキ操作である。安全なのは、ブレーキを掛けない運転。掛ける必要性の無い運転を心掛けることである。

ただ、それでもツーリングでは、だれも付いてこないけどね。

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