大腸憩室炎?
これ、大腸の壁の弱い部分に出来るコブだそうだ。外に飛び出して出来るから、内壁側には窪みのような構造。大腸検査を受けた10人に1人に出来ているそうだ。
この憩室で憩室炎が出来るのは1~2割だそうで、この窪みに細菌が入り込んで炎症を起こす病気だという。憩室は加齢に従って多発傾向にあるそうだ。原因は、腸の内圧が高くなったり、腸が弱くなったりして出来るとも考えられている。
症状は、発熱、腹痛、吐き気、治療は絶食、点滴で対応する。悪化すると腹膜炎に来す場合があるそうだ。腹膜炎となると手術が必要となる。因みに、この憩室炎の確認はCT撮影等で調べる事が可能だという。年代は40代の男性、70代の女性から多発傾向。60代になると5人に1人。腸の圧力が高まる便秘傾向の人にも起こりやすい病だそうだ。
便秘とは、3日以上の便通無し。おなかが張っている人。残便感・腹痛・吐き気をもよおす人だという。毎日便が出ていても、その可能性があるという。便の溜まり具合は、お腹を触るだけで判るそうだ。
便秘は、他にも、心筋梗塞、肝臓癌、乳癌、痔、大腸ポリープ、腸閉塞、肌荒れ、ニキビを起こすという。興味深いのは乳癌リスクで5倍違うという統計結果も発表されているという。
便秘傾向というのは、健康には非常に悪影響を与えるそうだ。便秘解消には、ウォーキング、筋トレ、食物繊維の摂取が効果的だ。
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