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2016年6月 2日 (木)

自転車のスプリング

乗り心地を良くするのに、最近はサスペンションが採用されているモデルが多い。
MTB等では必須だけど、街乗り自転車にもバネ式のサスペンションが装備されているものがある。

サスペンションというと、前輪にテレスコピックフォーク、リアがスイングアーム式のサスペンションというのがスタンダードで、それ以外は、サスペンション式シートポストということでシートポストが上下にストロークするものもある。最も単純なのはサドルスプリングだ。

ただ、個人的には、どのタイプもロスが多いような気がしているのだが、最近、これは!って思うモノに遭遇した。

それは、BMX用のレイバックポストだ。このレイバックポスト、クロモリパイプをベンド加工してサドルを取り付ける構造となっているが、ベンド部分が乗車すると僅かにしなるのだ。しなる量は大した量ではないのだけど、非常に心地よい乗り心地である。しなる量が大したこと無いのでペダリングの際のロスを実感する事もない。

まぁ、ゴツゴツした小さな衝撃には無力だけど、全体的に路面からのショックがマイルドになるので思いの外快適なのだ。フレーム全体のしなりで乗り心地を維持しているかの様子である。今、レイバックポストは西DAHONからBMXに写しているけど、BMXが街乗りにも使えるイイ感じになっているのが不思議な感覚だ。

このような大断面のベンディングポストのようなサスペンション、案外、良いかも知れない。

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