« 5/29~6/4の検索ワードピックアップ | トップページ | 快適自転車 »

2016年6月 6日 (月)

シートアングルよりも

大事なのは、シートアングルでは無さそう、、、、大事なのはペダルの力点とクランク長だ。最近、毎日のように、この部分を換えて試走している。
それで得た結論はこうだ。

スピードを出すことなく、脚や膝を痛めることなく、楽に一番走れるのは、ペダルの力点(スピンドル位置)を土踏まず~踵の間で踏む事。これが重要。

しかし、これだけでは逆に疲れる。疲れないためには、関節が良い動きをしないといけない。窮屈な動きは大腿の疲労を早める。通常の拇指球ペダリングでは、拇指球~足首までの長手方向分のストロークがサドルハイトに含まれている。これが大幅に短絡されるので30mm程度サドルハイトを下げるのが大事。なお、脚の回転で関節可動域を抑えるためには、クランク長を10~15mm程度短くしてスピンドル振幅を20~30mm短くすると良い。

なお、クランクフォワードにして後ろ重心にして得られるメリットよりも、悪路、段差回避、立ち漕ぎへの以降、前輪荷重の脱重のメリットに拘り、寧ろポジションフォワードのの方が良い。ハンドルポジションはアップライトポジションの方が良いだろう。

ロードバイクでも、このポジションを作る事が出来る。以前は、クランクフォワードで行ってきたけど、その場合、上体側で力が逃げ気味になるけど、ポジションフォワードでは上体重量をペダルに載せる事も出来る。

このポジションによるメリットは、中高年で膝に不安がある人には最適。膝の痛みは皆無だ。これは、だれでも判る事で、前記事にも記載したけど、拇指球立ちでのスクワット、踵立ちでのスクワット動作を行った時に、どっちが膝が痛いか?で直ぐ判る筈。

ペダリングポイントとクランク長、そしてサドルハイト、、、、、これが、コンフォートライドの秘訣だろう。

我が家の小径車、基本はこっち方向でセットアップ仕直す予定。 まぁ、西DAHON、スピママ号、そしてビーンズハウス改だけだけど、、、

ただ、前傾姿勢の前乗り姿勢では、普通のポジションの方が高い出力が出せるのは間違いない。

ただ、このポジションでの難点は、もろに尻荷重となるので、尻への負担は小さくない。スポーツサイクルトータルとして考えると、通常のポジションの方が良いかもしれない。まぁ、街乗り、市街地限定なら、このアーチペダリングがお奨め。TPOで選ぶのが良い。

|

« 5/29~6/4の検索ワードピックアップ | トップページ | 快適自転車 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: シートアングルよりも:

« 5/29~6/4の検索ワードピックアップ | トップページ | 快適自転車 »