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2016年6月 3日 (金)

楽々ジオメトリー試験中

人間の脚、一番大きな力が生まれる時の角度というと、骨盤に対して大腿骨が水平付近の状態。そして、その状態から脚に力を入れるということは、大腿骨が垂直方向に伸ばされる。さらに、力点を何処に置くのが楽に大きな力を伝えられるか?というと、椅子からの立ち上がりにおいて試してみれば一目瞭然であり、拇指球部分ではなく、土踏まず~踵近辺で力を加えるのがベストだ。
この時の膝小僧の軌跡というのは、股関節を中心とした円で前方から後方に移動するのである。この時が一番大きな力が発生する。そして、その力が発生する脚の角度は極限られた時だけである。膝関節が前方に付きだした位置の前後で±20°程度の範囲だろう。

基本は骨盤の角度が基準となるが、骨盤が垂直状態ならば、力を入れる毎に、膝小僧は前方から後方に移動するために、その移動に併せて力を加える力点も移動するのが理想。膝小僧は後方に移動するのであれば、駆動中において力点である足裏も後方に移動するのが大事だ。
骨盤が垂直状態において股関節を基準位置とした場合、力点迄の水平距離は、大腿骨の長さに等しい。この長さがクランク長+BB~サドルセンター迄の水平距離と等しくなる。
これまで、クランクフォワードバイクの可能性も検討してきたが、骨盤を後傾させない限りは、膝小僧の軌跡と力点となるペダルスピンドルの軌跡を揃える事が困難で、大腿の力を最大限活かすことは難しい。
骨盤が垂直な状態で力を効率良く伝えるには、大腿骨長=クランク長+BB~サドルセンター迄の水平距離を守る事の方が重要と言える。その場合、大腿骨長が350mm程度とするとクランク長次第だけど、BB~サドルセンター迄の水平距離は180~200mm程度となる。このような位置関係のシート角は?というと、実は思いの外シート角が立つことになる。クランクフォワードというよりも、ポジションフォワードで前乗り気味の方が良いということになる。

この状態で大きな力を出すために、土踏まず~踵においてペダルスピンドルを漕ぐのであれば、サドルに座った状態でペダルに脚を載せた時、一番力が生まれる膝関節の角度が90°の時にクランクの踏み始めの角度に一致していなければならない。拇指球で踏む時に比較したら、BBからサドルトップまでの距離は30mm程度は近い状態となる。股関節から力点を繋ぐ距離は、通常の漕ぎ方より若干短くなるのである。

今はポジションフォワード、ショート気味なクランク、低いサドルポジションという構成で、踵近辺でペダルを踏むという乗り方を平地部分で試行錯誤中だ。

なお、ポジションフォワード+ショートクランクという構成は、自転車では避けて通れない上り坂において、所謂立ち漕ぎスタイルを簡単に摂る事が出来るのも大きなメリットだ。クランクフォワードののけぞり姿勢だと、ポジションチェンジで立ち漕ぎ移行も困難だけど、ポジションフォワードなら立ち漕ぎも楽々である。

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