Vツインは軽いけど
SV400、650辺りのVツイン、確かに軽量で、寝かしこみの軽さは天下一品である。
非常に軽快に走るのはたしかだけど、この走りの質、2ストロークとは全く違う。
最近は、Vツインモデルを2ストローク的な走り云々という人が居るけど、自身の感想は全く異なる。
軽い車体とは言っても、バックトルクリミッターを持たないエンジンである。そして、思いのほかホイールベースは長い。走り方のスタイルは、Vツインと2ストロークは対局にあるように思う。
Vツインでは、やはり、そのエンジンでの減速は得意でない。寝かしこみは軽いのは確か。しかし、長めのホイールベースで安定志向の車体。深いバンク角を持っている、、、そんな特徴を活かした走り方というと、減速の幅を少なくし、高い旋回速度でコーナーを削り取る、、、そんな走り方である。
2ストロークは、減速は一気に終える事が出来る。そして、軽量かつコンパクトな車体で、スパッと向きを変える、、、これがスタイルだる。一気に向きを変えて一気に加速、、、そういうスタイルである。2ストロークで旋回速度を稼いで走るという走り方は、個人的にはピンとこないというのが正直なところである。
どっちも峠やコーナーが楽しいモデルだけど、走りの組み立て方は全くことなるような気がする。
CXとかSVで峠を攻めて走るのは楽しいけど、ガンマで走る時とは走り方は違う。
アベレージを保って淡々と走るならVツインの方が走りやすい。しかし、極力高い速度を保つような走り方では、速度の加減幅が広くなる。そういう時は2ストの方が俄然走りやすい。
自身の意見としては、2ストロークとVツイン、走り方は全く違うように思う。
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