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2016年6月30日 (木)

ライディングポジション

単車のポジション、セパハン+バックステップ仕様と、セミアップハンドル仕様で、随分と違う。
先日のステップコントロールを低速域でジムカーナ的な走りをするために行う時は、セミアップハンドル仕様の方がスムーズに出来る。セパハンでの前傾ポジションでは、セミアップハンドル時程、低速時にステップで単車を振り回している感覚は希薄である。

逆に中高速でのコーナリングでは、セパハン、バックステップという姿勢では、ステップで反動を付けてタックインするよりも、寝かし込んだ車体を半身を使って押さえつけるのに活用している印象である。足裏でステップ、内股でシートの角、肘でタンクをホールドする感覚である。

低速域でのクイックな旋回ではステップコントロールが効果的だけど、寝かし込んだ車体は半身を使って保つというよりは、寝かし込んでも、寝かし込んだ時間は極僅かで、アクセルコントロールで車体のバンクを調整する度合が大きい。
逆に、中高速域でセパハン仕様のバイクでの旋回は、寝かし込んだ状態が持続するために、半身を使って車体をしっかり押さえつける度合が大きい。

考えてみれば、ポジションが異なるバイクで、異なるポジションで乗る時、楽しい状況は全く異なっているのである。街中で走るなら、ジムカーナ的な走りが実践的で、そういう状況ではセミアップハンドルでノーマルステップ位置が最も扱いやすい。しかし、中高速の峠を攻めるなら、車体をしっかりホールドできるセパハン+バックステップが最も扱いやすい。

どっちが良いか?というのは、何処を走るか?で最適解が違うだけだ。街中を走る状況が多い時は、文句なしにアップライトなポジションが面白いし、峠を走るなら前傾ポジションが好都合だ。

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